2020年、2021年は、新型コロナウイルスの影響により、コンクールや定期演奏会は何とか開催されたものの、各学校様や団体様からの依頼演奏、地域のイベントが全て中止…。この2年間、私たち吹奏楽部は様々な場面で演奏をさせていただく機会が激減し、部員自身も自分たちの音楽を聴いていただくことができずに苦しんでいるところでした。
4月、恵那市立武並小学校様から依頼演奏のお話をいただきました。
武並小さんは、毎年ファミリーコンサートで地元の高校生の吹奏楽部の演奏を鑑賞されているようです。素晴らしい企画です。小学生の皆さんに吹奏楽を通して音楽の楽しさを知ってもらいたい!と思い演奏させていただきました。
【演奏曲】
・羽ばたきの時
・魔女の宅急便コレクション
・鬼滅の刃メドレー
・ツバメ
・ぼよよん行進曲
・Get it on
・風になりたい
前半は、4~6年生。
最初は緊張している様子でしたが、体を揺らしながら楽しそうな表情で聴いてくれました。知っている曲が多いと自然に体が揺れたり、口ずさんだりしてくれる児童さんが多く見られました。
後半は、1~3年生。
低学年の児童の皆さんは、「あ、この曲知ってる!」と言いながら、歌に乗せて一緒に口ずさんだり、音楽の授業で、3拍子を習ったばかりで魔女の宅急便は、指揮者と一緒に指揮をしてみたり…素直で無邪気な姿に部員も自然と笑顔になれました。
最後は、お礼の言葉と花束贈呈。
素直で一生懸命に私たちの音楽を聴いてくださり、部員一同、心より嬉しく思います。
後日、保護者によるメッセージアルバムもご丁寧にいただきました。
「高校生の演奏はすごいと思いました」「迫力のある曲ばかりでまた聴きたいです」などの心温まるメッセージも本当に多くいただきました。
音楽は人と人との輪を繋げる、素晴らしい力があることを改めて実感しています。
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。