この超短期プロジェクトも期限まで残すところあと1週間を切ってしまいました。
キャンプ出来る多目的体験農園のスタートアップですが、ぎりぎりまでご支援募集しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
ところで、このお馬さんたちをご存じでしょうか?
以前このCAMPFIREでプロジェクト支援募集されたNPO法人アサザ基金さんのワッカとルーに久しぶりに会いに行きました。
いま、ある事がキッカケで、天神作農園でも馬を飼えないか調べているところです。
と言うのも、僕らの農園がある牛久市奥野地区はJRAの競走馬トレーニングセンターがすぐ近くにあり、地区内にも競走馬関連の牧場がいくつもあります。
競走馬は毎年5千頭とも6千頭とも言われる引退馬が殺処分されています。
経済動物である競走馬とは言え、やはり悲しい事です。
近年、この事は社会問題にもなりつつあり、競走馬の育成に関わる方々の中から真摯に取り組むことに手を挙げる人たちが増えて来ました。
競走馬や馬と縁があるこの奥野でも彼らを一頭でも二頭でも助けてあげる事を考えるべきではないか、それはまさに今、多目的農園を開こうとしている天神作農園も考えなくてはならないのではないか…
馬を飼うことがとても難しいことは承知しています。
競走馬に使われるサラブレッドは軽量種のため骨格が華奢に出来ていて、山道や斜面は苦手らしく農耕馬には向いていないので、農園の仕事に使うことも難しいと言うことも聞きました。
でも、僕自身、馬と言う優しい生き物が大好きなので、先月行われた三重県多度大社の残酷極まりない上げ馬神事などに「引退馬の救済」だなんて言わせたくないし、そのためには一頭でも多くの引退後の引き受け先にならなければ、この気分の悪いモヤモヤを解消することは出来ないと言う気持ちがいまとても強く感じるのです。
もちろん感情だけで、引き取れるほど簡単ではない事もわかっています。
でも本当に出来ない事かどうかは自分自身で確認したいのです。
今日、突発的にワッカとルーに会いに行ってアサザ基金さんとお話しして、馬を飼うことの実際を伺ってきました。
そこでたくさんの力強いヒントを頂きました。
西洋馬術系の牧場とは馬のお世話の方法は異なりますが、国内でかつて広く行われていた農耕馬の育成方法ならば馬を飼えるのではないか…
奥野地区では40年ほど前くらいまでは農家さんで馬を飼っていました。
個人宅で馬を飼う。
それは条件さえ揃えば思った以上に難しいことではないかもしれません。
これはまたご報告します。