※11月24日(木) 追記 【限定100冊まであと15冊!】
第一目標達成の御礼 及び ここまでの活動のご報告
本プロジェクトページをご覧頂き、誠に有難うございます!
皆様のお陰で、無事に当初の目標を達成することができました!ご参加頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます! また、現地先行販売に関しましてもご盛況頂き、完売となりました!
誤解を生まないよう補足させて頂きますが、本プロジェクトでは、
どれほど発行部数が伸びたとしても、利益は出ない価格設定に調整しております。これはプロジェクト開始時にメンバーで話し合って決めたことです。(現地販売にて、追加料金を払おうとしてくださった方もおりましたが、売価以上のものは戴いておりません。)
通常版1980円の中には紙代(特殊用紙)・印刷代(特殊印刷除く)・製本代・送料+クラファン運営への手数料のみを入れ、原価割れまで価格を下げ、残ったレーザーによる特殊印刷代は他のプランの方から少しずつ補填をさせて頂く予定です。
「誰よりも『新思潮』の復刊を望んでる自分たちが一番の支援者であるべき」
という考えで動いておりますので、多少の持ち出しが発生することも元から織り込み済みです(ご要望がありましたら最後に収益報告もさせて頂きます)。
それよりも2000円以下とすることで手にとってもらいやすい価格とし、
少しでも多くの方に『新思潮』が続いていることを知って頂くことで、後に続く人達に襷を繋げればと考えております。プロジェクト開始時点では想像していなかった程多くの方からのご反響を頂き、現在80冊超のご注文を頂いております!
あと1週間御座いますので、最後キリ良く100冊まで持っていけますと、
【限定100部の内、No.〇〇】という形でお届けできますので、私達としても大変嬉しく存じます!(限定100冊の内1冊でも持っていれば、数年後にプレミア古書になるかもしれません!)
また、ご購入頂いた皆さんへのお礼になるかは分かりませんが、
本プロジェクトをオンライン/オフライン問わずシェア頂けましたら、「書誌の番号指定」を承ります。(「新思潮第二十一次、注文しました」など簡単な短文ツイートやお友達にお話頂く形でも十分です。)先週始まったばかりのプロジェクトのため、まだまだこの活動が知られていないのが現状です。
10・20・30といったキリ番や「第二十一次」を象徴するNo.21などの番号はまだご指定頂けます。100部以上出せるかはまだ未確定ため、二桁の番号でもしご希望の番号御座いましたらお教えください。(先約ある可能性も御座いますので、ご希望番号は2~3お聞かせくださいますと幸いです。)
既に埋まっている番号:No.1~9, 26, 27, 29, 31, 36, 40, 43, 52,(ラストナンバー)
連絡方法:
「支援したプロジェクト」の中から、新思潮プロジェクトを選択し、「メッセージの作成」からお送りください!
もちろん、ご購入頂かなくともプロジェクトのシェアだけでも大変助かります!
最後まで、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!!
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※11月14日13:00 追記 ご反響の御礼・情報訂正に関するお詫び
プロジェクトページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
本日0時に公開しました当プロジェクトですが、半日で既に35%を超えるご反響を頂き、私達一同大変驚いております!
一点、リターン欄における「ページ数」の記載内容に誤りがございました。
深くお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。
【誤】「210ページ」→【正】「120ページ」となります。
改善策を講じ再発防止に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
(上記の訂正以前にご購入頂いた10名の中で、上記の訂正にあたって甚大な問題がある方には真摯に対応させて頂きますので、
「支援したプロジェクトへのメッセージ」から個別にご連絡ください。ご迷惑おかけ致しまして、大変申し訳御座いません!
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はじめに・ご挨拶
数あるプロジェクトの中から、本プロジェクトに興味をお持ち下さり、誠に有難うございます。心より感謝申し上げます。
『新思潮』復刊プロジェクトとは?
『新思潮』は、著名な文豪も携わってきた東京大学の学生が発行してきた同人誌です。
新思潮の巻号は「第○次 ○号」と表され、新たに最新巻の1号を刊行する度にその1号を“創刊号”を出すという普通とは少し異なる発行形式をとっております。
『新思潮』の始まりは、1907年に小山内薫の発行した第一次です。以降、第二次に、谷崎潤一郎、第三次〜第四次『新思潮』には、菊池寛、芥川龍之介、第六次には川端康成などが寄稿しておりました。
しかし、そんな歴史ある同人誌『新思潮』は1987年に第二十次を創刊して以来、約35年もの間、新たに刊行されることはありませんでした。それは、決して“後に続く者がいなかった”という寂しい理由ではありません。
1995年から1996年まで、『新思潮』の準備号として『LespenséesNouvelles(第二十一次『新思潮』pre-version)』が計5号刊行されます。しかし、この同人誌を当時の同人メンバーが『新思潮』として世に出す日は来ませんでした。
このプロジェクトで実現したいこと
なぜ、準備号のまま終わってしまったのか。
それは『新思潮』について代々受け継がれてきた「代替わりする際には、必ず前任者の了解を得て刊行する」という“伝統”を、継承することが出来なかったためでした。当時、活動を行っていたメンバーは手を尽くしたものの、前任者へ連絡を取る術は見つからず、やむなく準備号として刊行に至ったとのことでした。
現在は、インターネットの普及により情報を入手する術も、連絡を取る手段も多くあります。ですが、インターネットが普及し始めたばかりの当時、今の様にメールを送ることも、ネット上から情報を収集する術も勿論ありません。27年前、熱意ある学生たちが『新思潮』の創刊を夢に同人作品を書き上げていたにもかかわらず、その名での創刊を断念せざるを得なかったのです。
そんな状況の中で、私たちは活動を始めました。
私たちも前任者の方々に辿り着けない可能性を危惧しながらも、方々に連絡を取りました。
そして、奇跡的にも第十九次、第二十次の各メンバーと連絡を取ることができました!
そこで、今年第二十一次を発刊する了承を得ると同時に、第二十一次準備号が出ていたことのご報告を行い、準備号も含めて第二十一次として認めて頂けるように調整を行いました。もちろん、95年代の活動も私達に受け継がれていると考え、今は某大学の教授になられている当時の活動メンバーにも取材をし、当時の活動などを語って頂いております。
多くの方々のお力をお借りし、この度、伝統ある同人誌『新思潮』を35年の時を経て再び創刊することが叶い大変喜ばしく思っております。
今の私たちには、新思潮を代表する作家と肩を並べるような作品を生み出すことは難しいかもしれません。ですが、この先『新思潮』に寄稿した学生から素晴らしい文豪が出てこないとは限りません。未来の才能に期待し、消えかかっていた『新思潮』の灯をどうにか絶やさないようにしたい。「次の世代に繋げる」その思いこそが私たちの活動の原動力です。
そして、実は、復刊の了解を得る際に、前任者より問われたことがあります。
「なぜ今、同人誌『新思潮』を復刊させるのか、その意義は?」と。
私たちには、その問いに答えられる本にする使命があります。
電子媒体ではなく、紙媒体ならではの良さとは。価値とは。
その鍵の一つは、作品性の拡張にあるのではないかと考えました。
そこで、7,300種類の中から用紙を選定し、作品ごとに変え、装丁・表紙・小口など全体のデザインに拘りました。これらは電子書籍にはない、フィジカルな書籍ならではの情報であり“価値”です。勿論、手間も費用(一部数辺り2,000円以上)も掛かってしまいます。それでも、文字通り”魂を込めた”作品を目指しました。是非とも“第二十一次”を通して私たちが作り上げた“価値”を感じて頂ければと思います。
クラウドファンデイングをする理由
そんな気概で活動し、準備を進めてきた本プロジェクト。
今現在、『新思潮 第二十一次』の準備についてはデータ入稿までの作業は完了しております。
明治から受け継がれてきた創刊のバトンを後世へ繋ぐ一助となるであろう第二十一次を少しでも多くの方に手に取っていただければ…と願い、今季11月に開催される東京大学の学祭「駒場祭」での頒布を目指して日々準備を進めてまいりました。
しかし、本年の学祭については、昨今のコロナ情勢を鑑みた大学の方針により“一般のお客様については上限ありの抽選に当選した方のみ入構を許可し、その他は当日学内に入構不可”との運営からの通達を受け、多くの方にお届けする機会は失われてしまいました。
ですが、本プロジェクトのツイッターアカウントには関心を寄せてくださる方々からの購入希望の声も届いており…。
どうにかして多くの方々にお届けしたい!より喜んでいただけるものを提供したい!という思いばかりが募っておりました。
そこで、本プラットフォームを通じて、全国から関心を寄せてくださる方々が購入頂けるように致しました。
本プロジェクト自体が『新思潮』の現状を知り”行動を起こしたい”と集った有志による活動のため、大学からの補助は一切受けておりません。一部数辺り2,000円以上かかる冊子の在庫を抱え込むのは避けたいため、予約数+見本数が初版で、増刷などの予定は御座いません。『新思潮 第二十一次』が世に出回るのは初版のみとなります。
過去に刊行された『新思潮』は定価の数倍で取引されており、この機会を逃せば第二十一次も手に取ってもらうことが難しくなってしまう可能性が御座います。少しでもご興味をお持ち頂けましたら、是非お手に取ってみてください。
どんな本になるのか?
作品に関しては、学内外問わず多くの方に支えられながら作成しており、中には今回取材させて頂いた方々のインタビュー記事等も掲載予定です。
【新思潮 第二十一次 掲載作品】
【インタビュー記事】
- 第二十一次準備号のメンバーが語る、当時の新思潮
- 文學界 編集長丹羽健介 が見つめる、これまでとこれからの文芸誌
資金の使い道
皆様からいただいた大切なお金は、以下の用途で活用させて頂きます。
・冊子印刷発行費用
・リターン発送費用
・CAMPFIRE手数料
リターンについて
リターンにつきましては、以下の3プランをご用意しております。
尚、発送時期は12月中旬予定です。
【ワンコイン応援プラン】
・ご支援を頂いた皆様へ、心から御礼のメッセージをお送りいたします。
・ご支援金額は500円~で価格変更が可能です。
・リターンの粗品がご不要な際はこちらからお願いいたします。
※お送りいたします。メッセージはご指定のメールアドレスにて送付させていただきます。
【スタンダードプラン】1,980円
[リターン内容]
・『新思潮 第二十一次 』1冊 をお届け致します。
※送料も含まれております。(海外の方は別途ご相談ください)
【ノベルティプラン】5,000円
[リターン内容]
・『新思潮 第二十一次 』1冊
・ 新思潮オリジナル レザー栞 1枚 の2点をお届け致します。
※送料も含まれております。(海外の方は別途ご相談ください)
【氏名掲載プラン】10,000円
[リターン内容]
・『新思潮 第二十一次 』1冊 をお届け致します。
・最後のページに支援者様の氏名を掲載させて頂きます。
※送料も含まれております。(海外の方は別途ご相談ください)
【激励掲載プラン】30,000円
[リターン内容]
・『新思潮 第二十一次 』1冊 をお届け致します。
・支援者様の氏名+30文字以内の応援メッセージを掲載させて頂きます。
【書籍創作支援相談】15,000円
[リターン内容]
・《商業出版や同人誌を創りたいと思ってる方向けリターン》
・メンバー調整の上、創作に関するご相談をお受けいたします。
・私たちも未だ勉強中の身ではございますが、単著での商業出版経験者もおりますので、企画書や制作上のお悩み、作品に真摯に向き合うことをお約束いたします。
※ご相談はオンラインミーティングでお受けいたします。
※ご相談時間は60分1回のみとなっております。ご了承ください。
※日時はご指定いただきましたメールアドレスにて調整させていただきます。
※本リターンはクラウドファンディング終了から3カ月以内にご利用をお願い致します。
※商品発送後の返品・返金は承りかねますので、お気をつけくださいませ。
【まとめ買いプラン】19,800円
[リターン内容]
・『新思潮 第二十一次 』10冊 をお届け致します。
実施スケジュール
大まかな実施スケジュールについては以下のように考えております。
尚、冊子内容に関しては【氏名掲載プラン】をお選び頂いたご支援者様の氏名掲載のための入稿以外は完了しております。
●11月上旬 クラウドファンディング開始
●11月末 クラウドファンディング終了
●12月上旬 冊子印刷開始
●12月中旬以降 冊子発行、リターン発送
最後に
お手に取った方に決して後悔させないものを、そして『新思潮』を創刊して来られた多くの先輩方に恥じぬよう。そんな思いで、「一冊に魂を込めて創る」気概を持ち、「作品性の拡張」を感じて頂ける“同人誌”に仕上げるべく準備をしております。
どうか皆さまのお力をお借りしたくお願い申し上げます。
最後になりましたが、ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。
本プロジェクトに賛同してくださる方が僅かでもいらっしゃれば幸いに存じます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、必ずリターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る12月31日 ご支援頂いた皆様への御礼とご報告
2022/12/31 21:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
12月12日 進捗状況のご報告をさせていただきます。
2022/12/12 12:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
販売終了・注文総数のご報告 および 今後のスケジュールにつきまして
2022/12/01 22:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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