今年度も西2朝鮮学校の学生・生徒たち、朝鮮新報社が主催する文学作品コンクール「コッソンイ」で多数の作品が入選しました。文学作品コンクール多数入選に寄せて、クラファン事務局からもクラファンの思いを綴ってみました。
昨年春の子どもの運動会。
コロナ禍にあって整列時はマスクを着用し、
競技に出るときはマスクを外したりして、
子どもたちも大変だな~と、思いながら、
親もマスクしながら観戦したのですが、
sura氏と同級の6年生の中に、
一際「マスク焼け」が激しい男子がいて、
笑っちゃいけないと思いつつも、
見るたびに笑っちゃった、
コロナあるある。
この度、朝鮮新報主催の、文学作品コンクール、
「コッソンイ」の入選作を眺めていると、
6年生の詩部門の全国1位に、
《마스크도장》/우다스레네스(西東京제2)
の文字。お、彼だ。すごい。
そして、마스크도장ってなに?
sura氏に聞いてみると、
適当な訳語がなくて、
マスクのスタンプにしたとのこと。
あー、なるほど、
「マスク焼け」か。
と、同時に、あの時の、
激しいマスク焼けが目に浮かび、
また思い出し、笑いつつ、
題材選びの時点ですでに勝ってると関心。
小さな日常の出来事を「詩」する感性と、
子どもの感性を生かしながら、
完成まで導く先生の感性。
その双方に感銘をうけつつ、
西東京第2生徒の名前を探してみると、
応募作品918編、入選105編のうち、
西2は15作品もあって、驚きを隠せない。
西2学校は、毎年、
このコンクールの入選作品数が多く、
昨年度の総評では名指しで評価されたほど。
子どもの作文や詩を指導するのは簡単な仕事ではない。
子どもの感性を大事にして、
良い作品に仕上げていく作業は、
指導というより、寄り添い。
粘り強く寄り添って、
子どもの良いところを引き出す、
これこそ本当の教育だと思う。
そんな、
子どもに寄り添う
素晴らしい教育をしている学校が、
スクールバスの買い替えに困っていて、
昨年暮れにクラウドファンディングを立ち上げました。
残り、16日。
ラストスパート。
もっとたくさんお方々に知っていただけるよう、
朝鮮学校への支援の輪が広がるように、
しっかりと頑張りたいと思います。
「コッソンイ」懸賞募集入選作一覧はこちら。