いつもお世話になっております!
本日でクラウドファンディングが最終日になります。
本プロジェクトは12月中旬にスタートして、おかげさまで10日で達成できたので、
それ以降は長く感じましたが、終わってみるとあっという間だったと思います。
毎日バタバタしておりますが、まずはこうして無事クラファンを終わらせていただけることができ大変感謝しております。
昨日、一部郵送が完了したとの報告をいただきましたが、
まだ全てのリターンを発送できていないのでもうしばらくお待ちくださいませ。
さて、タイトルの「クラファンは正義なの?」ということについて。
先日いつもお世話になっている方との事業ミーティングの際に、
クラウドファンディングについてのお話になりました。
最近私はクラウドファンディングで事業をスムーズにスタートできるありがたみを知ってしまったので非常に肯定的なのですが、その方からすると
「クラウドファンディング、流行っているけど本当に良いの?
私はあまり良くは思わない」
といったご意見でした。
今後、事業を展開していくにあたってクラウドファンディングは非常に有効な手段の一つだと思っていた私は「え、なんでですか?」と少しびっくりしてしまいましたが、その方が言うには、
「受け手からすると、自分が覚悟を持ってやっていく事業に対して、リターンはあるにせよ寄付的なお願いの仕方をして展開していくのはどうか?
自分の事業として今後やって行くなら、極論自分で稼いで軍資金を貯めて欲しい。」
という意見をいただき、正直「なるほど‥」と思ってしまいました。
今回は、「本当に美味しいりんごをみんなに広めたい」という思いではじめ、
実際支援金も周りの方々の協力がメインや、快く思いに共感してくれた方で達成できています。
しかしながら、もう少し受け手の気持ちを考えてプロセスを踏んでも良かったかもしれないな‥。と少し反省しております。
もし今回のプロジェクトの宣伝に関して、
押し付けがましいなと感じてしまった方は大変申し訳ございません。
ただし私は、人の善意につけこおもうと思ったわけでも、
楽して軍資金を得てやろうと思ったわけでも申し訳ございません。
私が思う、クラウドファンディングの本当にいいところは
「良いものや、素敵なものをシェアできる」
そういう仕組みを簡単に広められるところだと思います。
その方もおっしゃっていましたが、
元々一般の方が事業を始めようと思うと、自分で稼いで軍資金をなんとかしないと行けなかったり、あとは親族や銀行に融資してもらうぐらいしか方法がありませんでした。
しかしクラウドファンディングに関しては、最初の資金調達ができるだけではなく、
「この商品やサービスが本当に良いものかクラファンで市場調査ができ、良いものだった場合はゼロスタートで広めることができる」
というところが良いなと思います。
元々の考え方もあると思いますが、
正直私はそこまでお金に執着がありません。(経営者として問題かもしれませんが笑)
お金はもちろん必要ですが、それよりも「信用」の方が大事だと思っています。
自分の信用を切り売りしてどうにかビジネスしていくという一元的な考えではなく、
「これめっちゃ良いから応援して!」
という、ついつい広めたくなるような商品やサービスありきでビジネスが回っていく方が面白いと思いませんか?
もちろん他のかたがお勧めしてくれて本当に良いなと思ったら私も買ったり、事業自体の協力をさせていただくこともあります。
これからの時代はそういったシェアの連鎖が必要だと思うのです。
シェアが続けば経済は回るし、もっと多くの方が幸せになる。そう思って活動していきます。
ちなみに、後からその方から返事が来て、
「自分たちの事業はどうしてるの?と考えた時に、自分たちは銀行から融資を受けている。
銀行から融資を受けるためにはいろいろハードルが出てくるから、よりフラットに事業参入できるようになってきたのはいいことかもしれないね」
とメッセージをいただきました。
銀行で融資を受けたり色々なハードルを事業の中で経験するのも必要かもしれませんが、
クラファンもいきなり商品やサービスを世に晒して批評を受けるという覚悟が必要なので、
どっちもある意味「ハードル」なのかもしれませんね‥。
とにかく、クラウドファンディングを通して、
色々な方のご意見を頂戴でき自分の動きを客観的に見ることができたので
非常に勉強になりました。
今後は、引き続きyoutubeやSNSの活用と、
さらにライブ配信もしていきます。
今回の「フルーツブルジョア」の事業をみんなで参加できる仕組みも考えておりますので、mあた引き続き関わっていただけますと幸いです。
寒い日が続きますが、皆様にとって良い一年になりますように!
ご支援、応援本当にありがとうございました!
西澤颯