■はじめに、ご挨拶
ご一読いただいている皆様、こんにちは。
私たちは、福岡県福岡市にある『唐人町商店街連合会』という商店街の組合です。
まず、単刀直入に・・
この商店街には、来街者が自由に利用できるトイレがありません。
もう少し詳しくお伝えすると、各店舗・施設内の部分には併設しているトイレがあるのですが、
商店街に足を運ばれた来街者の皆さんが自由に利用できる公共トイレという名目のものはありません。
様々な経緯がありまして、
みんなが気軽に利用できる、みんなのトイレをつくりたい!
いやまて、どうせするならみんなが利用したくなるような、むしろトイレのために商店街に寄ってもらえるような
一癖ある楽しいトイレをつくりたい!・・つくろう!!
(どんどん熱くなってしまい、すみません・・)
とこんな感じで、唐人町商店街連合会として今回のプロジェクトを発足いたしました。
そもそも我々の商店街の説明をしておりませんでしたね。
■私たちの『唐人町商店街』
ここ『唐人町商店街』は、今から約400年前に唐津街道を行き交う人々のために商を行い発展してきた商店街です。
一言で言いましたが、かなりなが~い歴史を持っております。
現在では、商店街周辺にはプロ野球ソフトバンクホークスの拠点であるペイペイドームなどを始めとする様々な商業施設、
マンション、学校が立ち並び、唐人町商店街を取り囲んでおります。商店街の中には、昔から歴史ある店舗はもちろん
イマドキ世代に響く店舗も多くあり『昔ながらを大切にし、新しいものを受け入れる商店街』として地域内外から
多くの方に利用していただいております。
■プロジェクトを立ち上げた経緯
そもそも、事の始まりとして
商店街には、『甘棠館Show劇場』『カルチャーホール』という施設があります。
特に『甘棠館Show劇場』は福岡のエンタメ・カルチャーを発信する拠点として
たくさんの方々に利用されており、
商店街の活性化に大きく貢献する施設となっております。
実は江戸時代に、ここ唐人町には黒田藩の西学問所『甘棠館』がありました。
この甘棠館は昔、天明4年に福岡の偉人『亀井南冥(かめいなんめい)』が館長を務めていた学問所であり、
この亀井南冥さんは志賀島で発見された金印を鑑定した凄い学者さんなのです。
この甘棠館から、金印の歴史が始まったといっても過言ではありません。
そんな歴史を持っているこの唐人町商店街に今から約22年前
唯一、みんながさりげな~く利用できる男女トイレができました。
(※誰でもが使用できる場所にはありますが、本当は施設のトイレです。)
このトイレは『甘棠館Show劇場』『カルチャーホール』と共に作られたトイレでした。
しかしこのトイレは建設後、軽微なメンテナンス以外に修繕補修を行っていませんでした。
今現在では、故障により全体の半数ほどが使用できないという状態に・・。
この施設を利用している方々も多くいるので、このまま故障が続いてしまうのは
今後の運営に大きく響くことになります。
前述したように、『甘棠館Show劇場』『カルチャーホール』は、今や多くの利用者さんに
ご愛顧いただいている施設あり「トイレがない」となると大きな問題になってしまいます。
それなら、この甘棠館を管理・運営している人が直したらいいじゃないか。
放置しすぎたのではないか。
そう思われても仕方ありません。
ただ実際は、この管理・運営の部分に関して少し複雑化している背景がありました。
原因としては、この施設は3階から上は一般のマンションとなっていることから
マンションの管理組合と、施設を運営している側とでの調整がかなり難しく・・
トイレは「共用部」と認識していたため、何か起きても進むにも進めづらい状態に。
そのまま時は経ち、現在の状態となりました。
しかし私たち唐人町商店街連合会は考えました。
この商店街の活性化に大きく貢献している施設が、
トイレの問題で廃れてしまう危険があることは
商店街としても大きな問題なのではないか。
むしろこの機会に商店街が協力し、
未来に向けて「みんなのトイレ、商店街のトイレ」として、
なんなら注目されるトイレにしたら
商店街としても更に盛り上げられる力になるのではないか!
そこで今回のプロジェクトが動きだしたのです。
管理・運営の問題はこの数カ月、何度も協議を重ねやっとのことで整理することができました。
次なる問題はやはり金銭面です。
修繕工事・改修工事を実際に行うとなると、やはり最低でも300万以上。
今回は運良く、福岡市の方から申請できそうな助成金のお話をいただきまして、それが大きな支えとなりました。
しかし、残りの費用工面が難しい部分もあり、このクラウドファンディングを活用して募ってみよう!
ということで今回のかたちとなったわけです。
■我々が奮起する理由
外から見れば、
すでに元気そうな商店街に、更にトイレをつくるための予算づくりか・・と思われてもしょうがないと思います。
しかし、やはり我々がここまで奮起する理由にも背景がありました。
『唐人町商店街』は福岡でも元気な商店街としてメディアに出る事も多く、長い歴史もありますが
我々の唐人町商店街連合会が発足したのは実はつい最近のことなのです。
これも話すと長いのですが、過去にも唐人町商店街振興組合というものが存在しました。
しかしながら、運営・経営の問題で振興組合が破産をするという、
新聞にも取り上げられるほどの事態になってしまい
あたかも商店街自体がダメになったという誤解まで生んでしまった過去があります。
【当時の報道動画】アーケード商店街の組合が破産~借入金返済に行き詰まる
このままではいけない!と改めて有志で立ち上がり発足したのが
現在の『唐人町商店街連合会』になります。
そこから商店街を再建させるべく、コロナ禍でやむなく中止せざるをえなかった商店街行事『納涼夜一』や
『ちゃんこまつり』を復活させるなど、できる限り何か商店街として面白いことができないかと
模索を続けながらも前に進んでいます。
そして今回目を付けたのが、人が集まる場所に必ずなくてはならない『トイレ』だったのです。
■実施スケジュール
▽12月
・クラウドファンディングを始めとする呼びかけを開始
▽1月
・改修工事開始1月~2月上旬までに完了予定
▽2月
・クラウドファンディング募集締め切り
・リターン発送順次スタート
■トイレ改修工事にあたっての予算規模】
・福岡市からの助成金申請(上限200万円)
・クラウドファンディング(目標300万円)
・その他、組合・甘棠館施設利用者の方々からの寄付
ここからリターン費用や、手数料なども見込み
全体で400万円前後の予算規模で修繕・改修工事を計画しています。
■リターンのご紹介
★からりんについて
唐人町商店街にはオリジナルキャラクターである『からりん』というキャラクターがいます。
このキャラクターデザインは、東京オリンピック・パラリンピックの公式マスコットキャラクターをデザインした谷口亮さんが手掛けてくださいました!唐(中国)の人々の歴史を掛け合わせたチャイナ風の可愛らしいキャラクターです♪
商店街のトレードマークであるこのキャラクターを、今回のトイレ内装にも所々にデザインする予定です。
■最後に
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。
長々と説明をさせていただきましたが
我々はとにかく、この唐人町商店街を利用して下さっている方々、たまたま通りすがった方々に
もっとより良く、気軽に楽しんでもらいたい。そして、唐人町商店街を元気にしたい!
この一心で動いております。
ぜひ皆様のご協力を賜れましたら幸いです。どうか、よろしくお願いいたします!!!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る〜The Red Monster Cried〜で支援のお願い
2023/02/15 10:57先週2/9(木)〜12(日)、劇団ショーマンシップによる「The Red Monster Cried」が甘棠館show劇場で行われました。全編英語の「ないた赤おに」Let's enjoyEnglish!!という事で、お子様や福岡在住の外国の方々にも多数ご来場頂き,大変盛り上がりました〜ありがとうございました!!また、「金印トイレ」のクラウドファンディングにも皆様のご支援を頂き、心から感謝しております!!ですが…まだまだ金額が足りない(泣)そこで!!甘棠館や唐人町商店街に思い入れのあるタレントや芸人による応援ライブを開催する事となりました!!3/9(木)19:30開演(開場19:00)金印トイレ応援Live「水に流したい話」を甘棠館show劇場で行います。ぜひ!!お越し下さい!! もっと見る
金印トイレ工事 順調です!!
2023/02/14 13:262/9から始まった金印トイレの工事、順調に進んでいます。ただ、男子,女子トイレとも一斉に工事が始まったため、現在使えるトイレが1つしかありません(泣)ご来館の皆様には大変ご迷惑をおかけしております。申しわけございません!!工事は今月下旬までかかる予定です。金印トイレに生まれ変わるまでもう暫くお待ち下さい〜。ただ…お金はまだ足りませ〜ん(泣)トホホ(泣) もっと見る
〜新春スペシャルイベントで支援のお願い〜
2023/01/16 14:37先週の土日、劇団ショーマンシップによる新春スペシャルイベントが甘棠館show劇場で行われました。沢山の皆様にご来場頂き、金印トイレのクラウドファンディングにもご協力,ご支援を頂きました。本当にありがとうございました!!いよいよ来週から改修工事もスタートします。引き続き皆様のご協力をお願い致します。 もっと見る
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