小学校時代で過ごす時間が長い「学校」という場所。しかし、その在り方に疑問を感じるケースや馴染めない場面も数多くあります。映画を通して教育とはどうあるべきかを考える機会を,『学生生活』が最後である私たちならではの等身大でお届けします!
【はじめに】
初めまして!興味を持っていただきありがとうございます。
私たちは「夢みる小学校」を自主上映したい!という共通の目標を持つ学生5人組です!(写真撮影の都合が合わず1人欠席ですが…)
私たちは、ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」を上映することを目指して活動中です!子どもの教育について映画を観て考えてみませんか?
【自主上映会内容】
開催日時:12月27日(火) 13:00〜16:30頃
(受付開始13:00
①映画上映 13:30〜15:20
<休憩10分>
②ディスカッション会 15:30〜16:20頃
イベント終了 16:30頃)
内容①「夢みる小学校」上映会 約110分(映画本編+オオタヴィン監督のトーク映像)
②参加者の皆さんとディスカッション(任意参加) 40〜50分を予定
開催場所:東京都品川区荏原4−5−28 スクエア荏原 大会議室
アクセス方法
電車:東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩10分、東急池上線「戸越銀座駅」「荏原中延駅」徒歩10分、都営浅草線「戸越駅」(A3出口)徒歩12分
(武蔵小山駅を出て、パルム商店街の近くにあります!)
バス:東急バス 反11/反12 五反田駅西口(8番のりば)「世田谷区民会館」行「平塚橋」下車 徒歩5分
なるべく公共交通機関をご利用ください。
拙い文章ではありますが、なぜ私たちが「夢みる小学校」を自主上映したいのか読んでいただけたら嬉しいです。
【このプロジェクトで実現したいこと】
それは、「日本の教育」について考える機会を作ることです!
映画に出てくる「きのくに子どもの村学園」という学校をご存知でしょうか?
この学園に通っている子ども達からは「毎日楽しい!」「ここにいたい!」という声が聞こえます。
時間割に国語・算数・理科・社会などの教科はなく、子ども達は「プロジェクト」と呼ばれる自分が興味のある体験学習を通して自ら考えて学習を進めます。
この学園の子ども達は、まるで今の私たち『大学生』と同じようにして『自らで時間割を組んで学習している』のです。
例えば「プロジェクト」で美味しいうどんを作る際には、
・美味しいうどんを作るのには水が何g必要かな?(算数)
・そもそもうどんはどうやって作られたのかな?(歴史)
など、子ども達は“自分の手で触れて”どのように役立つかを実感しながら計算や知識を身につけていくのです。
ここまで読んでくださった皆さんは、こんな小学校があるのかと驚かれましたよね?
私たちもこの映画を初めてみた時、そのあまりの斬新さにとても驚かされました。この映画に出てくる「きのくに子どもの村学園」の子ども達は、体験学習を通して、座学で学ぶよりもはるかに自主性を持ちながら知的好奇心を満たしています。
その姿に、自分の小学生だった時を重ねて少し恥ずかしくなってしまいました…(笑)
ここで、元子どもの方に思い出してほしいことがあります。
例えば、それは「小学校のプールの授業」。教室で、先生が教科書や黒板を使って泳ぎ方を細かく教えても、泳げるようにはならないことの方が多かったのではないでしょうか。
実際にプールに入って、耳や鼻に水が入ってきて少し怖い思いもしながらも、そこで“失敗を重ねながら自ら学ぶ”ことで自然と泳げるようになっていくものかもしれません。
このようにして子どもたちは日々『体験』しながら成長しています!
さらに、この小学校は文部科学省の認可を受けており、この映画も文部科学省のお墨付きなのです!そのため、この映画には今後の初等教育の行く末が記されていると言っても過言ではないのです。
そして、テストも成績表もないその学園では、みんな「平等」です。
学園にいる人々は「先生」「児童」のような上下はなく、「大人」「子ども」として平等に生活しているのです。
全校集会で何かを決めるときでも、大人も子どもも理事長も1人1票。
そんな学園で自分のやりたいことをやりながら学んでいく子ども達はキラキラとした目で学習に取り組んでいます!
▲「大人」と「子ども」
【このプロジェクトを行う理由】
私たちはこの活動を通して、日本の教育について考える機会を提供したいと考えています。
「夢みる小学校」では上記で挙げた「きのくに子どもの村学園」の他にも成績表や校則の改革を行なった学校が登場します。
その生徒達に共通しているのは誰かから指示を受けずに自ら挑戦しながら考えて学んでいくこと!
「学び=楽しい」という気持ちが伺えるのです。
現在の日本では、個性が大切だと言われる時代にも関わらず、人間の根幹を形作る義務教育の中で個性を大切にできる場所が少ないように感じます。
先生が「座れ」と言ったら全員が体育座りをする。「昔からの決まりだから」と訳のわからない校則に従う。使う意味を実感できないまま難しい問題を解かされる。テストの成績が悪くて、良い子と比べて「自分はダメなんだ」と落ち込む…などなどこういったことに心当たりはありませんか?
誰かと比べて優劣なんてない。「自分ができること、できないこと、好きなこと」を全部個性だと認められる場所、自分は自分のままでいていいんだよ!と伝えられる場所。そんな子ども達にとっての居場所を私たちはもっと増やしたいのです。
そのために私たちに何ができるのか、この映画を通して考える機会にしたいと思っています。
【メッセージ】
この映画を作られたオオタヴィン監督のメッセージを紹介させていただきます。
「小学生の僕は「多動児」でした。(診断された訳じゃないけどね) 図工にしか興味がないから、つまらない他の教科の授業に座ってらんない。 教科書も机も床まで落書きだらけでした。 この映画は「多動児」で「劣等生」の僕が作った映画です。 というか、劣等生だからできた映画かもしれない。
映画の試写会では、泣いている方が何人かいました。 イキイキした子どもたちをみて、なんだか涙があふれてしまう、というのです。 上映中笑い声も絶えません。 映画の子どもたちに負けないように、とにかく楽しい映画に仕上げました。
先生がいない・きのくに子どもの村学園。 通知表がない・伊那小学校。 校則がない・桜丘中学校。 こんな(変な、というか真当な)学校もアリなんだよ。 こんな(変な、というか素敵な)先生や校長がいるんだよ。
「自分のままでいいんだよ」 「人と違っていてもいいんだよ」 「がんばらなくていいんだよ」
もっと、子どもを自由にしてみませんか。 子どもがやりたいことを応援しませんか。 それなら、家庭のなかでも、学校でも、今すぐできますよね。
だって、子どもはミライだから。」(まほろばスタジオ「夢みる小学校」HPより一部引用)
他にも教脳科学者の茂木健一郎さんや教育評論家の尾木直樹さんもこの学校についてメッセージを残されています。
実際の映画内やHPではお二人だけでなく,多くの方がこういった新たな教育の形についてたくさんの意見を述べています。ぜひご覧になってください。
【私たちについて】
メンバー紹介(自己紹介と小中学生時代の思い出)
よねちゃん
文学部3年
大学で心理学を専攻しています!
今回のイベントでみなさんとお会いできるのが楽しみです、ぜひ素敵な機会にしましょう。
私の小学校の思い出はほとんどが図書室です!司書の先生が大好きで休み時間になる度に友達と図書室に行っていました。
冬の寒い日にはストーブの前を争いながら、本を読んでいたのを今でも鮮明に覚えています。
図書室の時間だけでなく、給食の時間も大好きでした。一番好きなメニューは「ハヤシライス」!今でもあの時の味を追い求めていますが、あの給食を超えるハヤシライスに出会えません…。切実な悩みです。
中学校では吹奏楽部に所属していました。担当楽器はクラリネット!最初は違う楽器を希望していたのですが、3年間ですっかりクラリネット推しに。夏休みや12月はコンクールに向けて毎日の様に楽器を吹いていました…、金賞を取れた時の喜びは今でも忘れられないです。
むーさん
大学では情報学を専攻しています。今回のイベントで、ご来場の皆様とお会いし、お話しできることを楽しみにしております。
小学生時代、小学校に並々ならぬ不満があり校長室に押しかけたことがあります。校長先生は、私たちに温かいお茶を入れ、優しく丁重にもてなしてくださいました。何に不満があったのか今は覚えておらず、ソファーの柔らかな座り心地と穏やかでかつ厳かな空気感だけを記憶しています。「明日は皆で学校をサボろう!」と結託したはずが、次の日揃って顔を見合わせ、大笑いしました。話を聞いてくれる大人がいることは、とても大事ですよね。
中学一年生のときに、人生で初めてのモテ期を経験しました。人数を聞かれると困ってしまうのですが、片手に収まらない人数に告白されました。これってモテ期と言えますよね?
モテ期は人生で3回来ると言われています。そして、私の人生にはあと2回もモテ期が訪れるようです!中学で運を使い果たしたかと思われるのですが………。希望は捨てず、まだまだ頑張ります。
イシシ
大学ではまちづくりを専攻しており、多文化共生を中心に学んでいます。
今回の上映会で、みなさんとお会いできるのを楽しみにしてます。ぜひ良い会にしましょう!
私が小学生の頃は、とにかくわんぱくっ子でした。私は当時通っていた小学校の校区で一番遠いところに住んでいたので、いつも片道1時間弱かけて登下校していました。その中で友達と用水路に浸かりながら下校したのは今でも覚えているほど楽しい思い出です。また、そうして長い距離を歩いていたからか、足が速くなり、小学校ではずっと運動会のリレーの選手に選ばれていました。あの長い通学路は、私の丈夫な体を作ってくれた先生です!
私は体育祭の応援団をやっていました。応援団は夏休み中に練習があり、その練習に参加するには夏休みの課題を全て終わらせなければなりませんでした。しかし、私は課題が終わらないまま練習の初日を迎えました。案の定先生に怒られ、急いで家に帰って課題の答えを写しまくり、完了させました。そんな本末転倒なことをしつつも、練習への参加を認められ、無事体育祭当日までやり切ることができました。苦い思い出でありつつも、私の青春の1ページになりました。
かっちゃん
経済学部3年
大学では経営学を専攻し、主に消費者行動や組織戦略について学んでいます。
みなさんと共に創り上げる、素敵な機会に出来ると良いなと思っております!
小学校の思い出は、給食です!
と言っても苦い思い出で、私は昔から好き嫌いが人三倍はありました。当時は給食の時間が苦手で、頻繁に残していたのですが、お母さんのような先生に食べることが出来るようお世話をして頂いた日々が今では良い思い出です。鼻が赤くなるまでつまんで食べるのが主戦法でした。給食の時間だけトナカイと呼ばれていた記憶があります。
今では嫌いな食べ物が無いことが幸せです、ただ苦手な食べ物はあります。
中学3年のときに訪れた京都・奈良への修学旅行も良い思い出です。鹿に誘われるように、メンバーを引き連れて見事に道に迷ったことが班長としての最大の実績でした。要因は、メンバーが私を完全に信頼してくれていたことです。ただ、このおかげで予定よりも長い時間メンバーと街をブラブラすることができ、他愛もない時間が増えて楽しい時間を過ごせたことを覚えています。
しーちゃん
大学ではメディア学を専攻し、ドラマや映画の作品分析をしています🎥
私もあるひとつの作品が、進路選択や大学の専攻を決めるきっかけになりました。皆様にとって、今回のイベントが新しい作品や価値観との出会いになればいいなと思っています!
小学校時代の思い出は動物です🐑 毎朝、公道を散歩中のヤギやウマ、ヒツジたちを見届けながら登校していました。大都会・東京では考えられないことだと思いますが、東北の田舎ではよく見られる光景です。学校で飼育していたポニーに股がり、キムタクのごとく校庭内に出陣したり、近くの養豚場で1年間飼育したA5ランクのブタを泣きながらも美味しく頂いたりしていました。田舎ならではの、とてもいい思い出です。
中学時代を含む9年間はソフトボール、バレーボールなど、様々なスポーツに熱中していました!ソフトボールでのポジションはピッチャー。地元の大スター・オオタニさんへの憧れだけで始めたものの、今では上投げより下投げの方が球速が出るまでに成長しました。よく、スポーツとは無縁そう……と言われるのですが、実は休日のほとんどをスポーツ観戦に費やしてしまうほど今でも大大大好きですꉂꉂ📣
【リターンのご紹介】
リターンとして、本上映会の参加権をご用意させていただきました。1人でご覧いただくのはもちろんのこと、ペア割(2人割)、親子割の参加枠もご用意させていただきました。また、当日上映会には行けない方で、私たちの活動を応援してくださる方には、後日感謝メールをお送りさせていただきます!
►当日上映会に参加される方
・おひとりさま参加費 1500円
・2人割参加費 2600円
・親子割参加費(親御様と高校生以下のお子様1名ずつ)2200円
*未就学児の方は参加費なしでご参加いただけます。
►応援
・感謝メール 500円
イベント当日の様子を収めた写真と共に、ご支援への感謝の気持ちをメールにてお届けします。
【資金の使い道】
上映会開催費・設営費 8万円
【実施スケジュール】
12月下旬 クラウドファンディング終了後、メールにてイベント参加についてご連絡
12月27日 イベント開催
【最後に】
最後まで読んでいただきありがとうございました。私たちはこの上映会を、子どもの教育を考えるきっかけにしたいです。この映画内で出てきた言葉を引用させていただきます。「教育の主権者は子ども、そして保護者」です。決して学校機関が主役なわけではありません。未来を作り上げていく子ども達のために私たちに何ができるのか?どんな学校を作るべきなのか?理想の教育とは何か?私たちと一緒に考えてみませんか?
スクエア荏原で12月27日お待ちしています!
コメント
もっと見る