2023/02/05 18:13
2月中旬に控えたThe Sticamorレコーディングのサウンドエンジニアをご紹介&インタビュー!


今月はついにThe Sticamor 2nd Albumのレコーディングが行われますが、その際にお世話になりますレコーディングエンジニア''根本将志''さんにお話を伺っていきたいと思います。

根本さんは今作に限らず、1st Album『Moon Breathing』やThe Sticamorが設立される前からCaptain野々村大志と制作活動を行ってきました。次の作品への想いや、彼のルーツを掘り下げていきましょう。


〜〜〜(インタビューに移る)

野々村:今回はサウンドエンジニア''根本将志''さんにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。

根本:よろしくお願いします!

野々村:早速ですが、サウンドエンジニア根本さんについて自己紹介も兼ねて色々教えてください。洗足音楽大学音響音楽デザインコースにて録音技術を学んでいるそうですね。

根本:はい!1-2年生の頃は録音・音響技術について学んでいて、3年生からは音楽プロデューサーの元で録音技術に加えてエンジニアのメンタリティに触れることができました。学業以外にも3年生からは実践的な活動が増えてきましたね。シンガーソングライターやバンドのレコーディング、効果音の制作の依頼など様々な活動があります。

野々村:音楽プロデューサーからの学びを活かして普段の活動で心がけていることはありますか?

根本:プレイヤーが100%実力を出すことができる環境を作る意識を大切にしています。レコーディングブース内ではプレイヤーは孤独感や不安感を覚えることも少なくないので、それらを払拭して安心感を持ってもらえるようにコミュニケーションを取ることを意識しています。「常に挑戦し続けて失敗しても全然いい。むしろウェルカム!」みたいな空気感が伝わってたら嬉しいです。

野々村:確かに今までのレコーディングも安心感がありました!当時もそこまで考えていたんですね。。。

根本氏と制作した1st AlbumのCDジャケット


根本:そもそも洗足音大に入って録音技術を学ぶきっかけになったのが、「大学のビッグバンドジャズサークル所属している周りの仲間や素晴らしいプレイヤーの手助けができるのでは・・・?」と僕がフリーター時代に思いついたことなんですよ。憧れていたプロミュージシャンの作品が録音面で自分が思っていたより上手く活かされていなかったりして悔しい気持ちになって「これだったら俺がやってやる!」と意気込んで受験勉強を始めました。


野々村:なるほど(覚悟を感じる・・・!)。自分の好きな音楽を活かすという考え方がとてもカッコいいですね。


野々村:貴重なお話をありがとうございます。今月レコーディングがありますが、作品への意気込みなどありましたら教えてください。


根本:今までのSticamorの体制ももちろん良かったですが、今回は最高のメンツが揃ったなと思ってます。Sticamorは設立当初は大学生の友人をどうにか集めて作品を録っていましたが、今は全員プロミュージシャンを目指すプレイヤーが集まりましたね。なので今回はその熱量を100%活かしたレコーディングにしたいと思います。


野々村:これから色々活動していくと思いますが、バンドにはどんな想いをお持ちでしょうか。


根本:インストバンドをどうにか流行らせたいです。

僕も実は趣味でインストバンドをやっていて周りからは「スーパーマーケットの音楽」や「チープ(安い)な音楽」だの言われてきましたが、その原因としてリスナーが今までインストバンドの音楽に触れる機会がなかったからだと考えています。かつてインスト界を激震させたSQUAREやCASIOPEAに並ぶ革命を起こして若い世代に発信し、支持されるようになるといいなと思います。そしてこれを若い世代が文化を育む引き金にしたい。リスナーがThe Sticamorのルーツを辿ってジャズやフュージョンを聴いてくれることが理想ですね。あとThe Sticamor はCount 

Down Japanに出演してほしい。笑


野々村:(爆笑)。最近バンド公式Instagramで毎日リール動画(短い動画)を投稿し続けてるんですけど、たまに2万回くらい再生されるからこれを続けていけばフェスの出演も夢じゃないかもしれませんね。笑


根本:えっ!本当に!?


2人:笑笑笑笑笑笑


野々村:最後にリスナーの皆さんに向けて伝えたいことがありましたらお願いします。

根本:まずは生活する中でのBGMで良いので、音楽を身近に感じてほしいです。そんなに敷居の高いものではないですし、好きな理由とか要らないから。

野々村:良い言葉ですね。これにてインタビューは終了です。ありがとうございました。これから作品作り頑張っていきましょう!


根本:ありがとうございました!