誕生秘話
ここ数年、SNS等の影響で個人の動画・写真撮影が身近なものになりました。
アクションカメラやコンパクトデジタルカメラで撮影することが当たり前に見られます。
しかし、両方で撮影をしようとするとどうしても持ち替えたり・・
バックから出すのに手こずり、撮影のチャンスを逃す。
そんな経験をされたことはないでしょうか?
私自身、子供の運動会にて両方を担当することが多く、動画・・写真・・・次は動画、
動画かと思ったらここは写真だった間に合わない・・。そんなことが毎年ありました。
そして首から両方をぶら下げて走り回る・・・汗をかきながら。見苦しいですね。
なぜもっとスタイリッシュに出来ないのか!スーツを着たスパイ映画のヒーローのように!
そこで思ったのです。
それぞれの機器を買い換えても一体に出来、かつ使い続けることの出来る夢のグリップを製作しようと!
それには今私の持てる全ての経験と同時5軸加工技術を注ぎ込もう。
そして生まれたのが5軸=5AXISから文字を連想したカメラグリップ「5Ax」なのです。
製品の紹介
このカメラ専用グリップはアクションカメラ、コンパクトデジタルカメラ等を機種を問わず
搭載出来るよう上下に20mmのピカティニーレールを採用し設計しました。
カメラグリップへ直接カメラ等を接続するのではなく、20mmのマウントを介して接続
する事になります。これの最大の利点は、脱着性の良さ、カスタムパーツの多さにより
目的にあったカメラスタイルを構築出来る事です。
また、グリップの上下にはカメラ専用の1/4ネジも立ててあり、一眼レフ等の
ハンドストラップの取り付けや、コンパクト三脚等(*)の取り付けも可能となります。
*重量のある物、加重のかかる使用方法には向きません。
カスタム例
使用例
写真取り合いガチバトルの風景
facebook・twitter では一眼レフ搭載やカスタムパーツ等の情報を更新していきます。
製品詳細
カメラグリップ本体
材質 A5052
表面処理 カラーアルマイト
特筆すべきはこのカラーアルマイトです。
某大手カメラメーカー様の協力工場に依頼し同じ下地処理
同じアルマイト処理を施しております。
グリップ
材質 樹脂(3Dプリント品)
本体仕様図
各カラー紹介
Shoot Pink
カスタム例
ビビッドなピンクを使用したカラーアルマイトです。
お手持のアクションカメラ、コンパクトデジタルカメラをおしゃれに演出
ハートを射止めるイメージの Shoot Pink は「輝く一瞬」を逃さない女性におすすめです!
Pro Black
カスタム例
どんなカメラにも合うプロ仕様のブラック!
カメラを身構える一瞬の沈黙の先には・・・
映画のワンシーンのようにばらしては組み立てて、カスタム好きの男性にお勧めです!
Retro Silver
カスタム例
どこか懐かしい
長く使い続けることで傷や汚れさえも質感となる・・・
最もカメラに調和したカラーではないでしょうか?
こちらはあえて、削り出しの切削痕が残るようアルマイト処理しています。
これまでの製作状況
これまでの製作状況の紹介
まずはじめに、どの様な仕様か考えました。
先に説明した通り、20mmのマウントを載せられる形状は見えていたので、
大きさや実際に作る事の可能な形状と生産コストを考えながら3Dモデリング
を進めました。
ある程度、形状が決まると3Dプリントし実際の大きさ、持ち味の確認をしました。
やはり手に持つと画面上からは得られない情報量の多さを感じます。
モデルを修正し3Dプリントを繰り返します。
そして「納得の行くカタチが出来上がった!」と、この時までは思っていました・・・。
製品のモデルが決定したので、作る準備にかかります。
ここからが私の本業となり、今回この「5Ax」カメラグリップを製作する理由の
ひとつでもあります。
私は日々、お客様が生産現場で使用する治具の設計・製作と時には加工プログラム
の製作を行っています。
製品の内容や生産現場の設備等、多くの制限がある中で最善の方法を構想し、
製品を製作する治具という道具を製作します。
製品を作るのに製品を作る道具がまた必要なのです。
今回は自社の設備であるため、シンプルな治具により工程も短縮出来ることから
出来るだけコンパクトに、かつ少ない工程で生産することを第一の目標としました。
設備と治具、加工プログラム全てベストな仕様の治具を製作しました。
複雑な加工プログラムとなるため、幾度もシュミレーションを繰り返し
四角形のアルミニウムの塊から削り出します。
文章にすると非常にあっけなく出来上がってしまっているかのようですが、何度も試行錯誤を繰り返し、「5Ax」カメラグリップ試作品が出来上がりました。
やはり、金属の質感は樹脂とはまるで違います。
しかし・・・
予定通り出来たという、一瞬の感動は数分で無い物となりました。
重いのです・・・質感以上の重さが印象を下げてしまうのです。
ここからが本当の戦いでした。製品モデル、加工方法、材質、生産コスト
全て見直し出来上がった形状が、中抜きを行い両サイドに3Dプリントのグリップを
ネジで固定するスタイルでした。
3Dプリント品を製品の一部にすると言う事に心配はありましたが、出来上がると
樹脂とアルミニウムの組み合わせによる質感から、
カメラグリップの質が格段に上がり、より良い物になりました。また、両サイドの
グリップは3Dプリンタで製作出来るため、3Dプリンタをお持ちのユーザー様は
好きなようデザインし楽しんで頂けるかと思います。
MAKING MOVIE
ご支援で集まった資金の使い道
このプロダクトは既に製品化目前となっております。
幾度も設計・試作を繰り返し、製品化への問題点を克服しグリップ本体に
おいては、満足のいくものとなりました。
しかし、グリップの樹脂部品においてまだ、私自信納得が出来ておりません。
集まった資金でグリップ部分の精度向上と生産体制を強化したいと思います。
また、カメラグリップ専用アフターパーツの開発にも当てる予定です。
開発中の引き金式レリーズ使用例
リターンについて
16,000円のご支援で
「5Ax」カメラグリップ本体+3Dプリントグリップ 1セット
通常販売予定価格 18,000円
ピンク、ブラック、シルバー 各色限定10台
*カメラ 等搭載には20mmピカティニーレール対応のマウントが必要です
6月末~7月初旬発送予定(プロダクト達成の数量により前後します)
17,500円のご支援で
「5Ax」カメラグリップ本体+3Dプリントグリップ 1セット
通常販売予定価格 18,000円
+
1/4カメラネジマウント(黒) 1個
通常販売予定価格 2,500円
ピンク、ブラック、シルバー 各色限定5台
*1/4カメラネジマウントは一般的なコンパクトカメラに対応します
7月末発送予定(プロダクト達成の数量により前後します)
*ご注意
故障・トラブルについて
本製品はマウントを介してカメラと接続する製品です。
カメラの落下、故障等のトラブルに関してはカメラメーカー様ならびに、
当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。
他者に誤解を与えるようなご使用はお控えください。
海外でのご使用には向きません。
本製品使用によるトラブル等には当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。
最新の活動報告
もっと見るそして次のステージへ・・
2018/07/13 00:07本日、ご支援頂いた全ての方への発送を終えました。 クラウドファンディングで公開した3/19・・ あの時の「公開」クリックを押す瞬間の緊張は今でも忘れられません。 失敗に終わるのか、成功するのか・・・生き恥を晒す覚悟で挑んだ プロジェクトは200%達成と言う奇跡を起こしました。 その後は活動報告の通り各メーカー様のご協力を頂きながら 本日無事全ての出荷完了となりました。 「いつか自社製品を・・・」との想い、やっと一つかないました。 これもご支援頂いた皆様、応援して下さった皆様のおかげです。 本当にありがとうございました。 今後は一般販売へ向け進めて行きたいと思います。 これにて活動報告は終了とさせて頂きます。 今後の活動はSNS等を通じ発信してまいります。 5Ax 今後とも宜しくお願い致します! もっと見る
もう少しです!
2018/07/03 21:29 本日、製品を入れる箱が届きました。 山梨の小さな町工場が考え作った製品にしては 高級感ありすぎです・・・。 予定より一週間程遅れてしまっています。 申し訳ありません。 あと、ひとつ中に入れるものの入荷待ちですが 来週中頃には出荷開始の予定です! もっと見る
ロゴのシルク印刷試作がいい出来です!
2018/06/15 21:22シルク印刷の試作が届きました。 カメラグリップが自社製品として一気に引き締まった印象です。 今回、シルク印刷は長野県の原田技研様にお願いしました。 カメラ・光学機器・精密機器部品 等の印刷はさすがプロの仕事です。 とても丁寧な仕上がりで、イメージ以上です! 有限会社 原田技研 様 http://www.hrdtec.co.jp/ もっと見る
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