はじめに
この度は、私たち宮島包ケ浦自然公園のクラウドファンディングをご覧いただきありがとございます。
昨年実施の際には大勢の方にお世話になりました。あたたかいご支援をいただいた全ての皆様にお礼申し上げます。
お陰様をもちましてご利用者も徐々に戻って来られております。
そのような中、今年の9月に襲来した台風11号および14号における被害は公園の竹垣が何十メートルにわたって倒壊、屋根の破損、テントの破損等、甚大なものでした。
皆様の中でも被害に遭われた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。
そのような状況でもこの公園を守っていくために、営業を続けながらも自己資金を投入して修復工事を行って参りました。台風の被害ヶ所修復が急務でありましたので、かねてより予定をしていた芝生広場や運動広場にある危険個所(窪地)の整地作業や、作業用車両入替のための資金、海のアクティビティを充実させるための資金等が枯渇した状況です。
海のアクティビティについては、ご利用の方から「海を活用したアクティビティが欲しい」とのご意見が多くありました。「折角、目の前が海なのに海水浴や魚釣りだけでは勿体ない」そんなご意見もあり、今年中には「サップ」と「カヤック」を購入して、レンタルができるように計画をたてておりました。
この公園を守り続けること、安全にお楽しみいただくことが私たちの使命と考えております。
是非、皆様からのご支援をお願い申し上げます。
このプロジェクトで実現したいこと
上述のとおり、芝生広場や運動広場の整備はもちろんですが、海や砂浜で遊ばれる方も安心して楽しく過ごせるよう、また、目の前の海を活用したアクティビティの充実を図りたいとも考えます。
ご要望(お問合せ)の多いサップとカヤックをいつでもレンタルできるように各10艇づつ揃え、このプロジェクトが軌道に乗れば、売店にサップやカヤックを中心とした「マリンショップ」を併設できればと考えています。
また、砂浜やサップの上でのヨガ体験もアクティビティに加えて、来園されたお客様に楽しくお過ごしいただけるようにしていきたいと思います。
私たちの地域のご紹介
宮島包ケ浦自然公園は広島県の西部に位置する「日本三景安芸の宮島」にあります。
宮島には海に建つ厳島神社が有名で、国内外から多くの観光客で賑わいます。
その厳島神社の反対側に位置するのが私たち宮島包ケ浦自然公園です。
キャッチフレーズの「前は湘南、後は箱根」のとおり、海と山とに囲まれたところにあります。
文字通り湘南でレジャーを楽しみ、箱根で癒しを感じていただける場所となっております。
昭和50年ごろから国、県、市の連携のもと、レクレーションの利用拠点としてキャンプ場、運動広場、宿泊棟等を整備されてきました。
公園の池には毎年「カモ」が飛来します。暖かくなれば朝の7時ごろから「カワセミ」のつがい(2つがい)を見る事もできます。
春や秋の行楽シーズン、特に夏にの海水浴シーズンにはたくさんのお客様にご利用をいただいております。
2016年からは民間活力を取り入れるべく指定管理制度が始まりました。
それ以来、お客様に快適にお過ごしいただくため日々、公園の管理をさせていただいております。
プロジェクトを立ち上げた背景
ヨガスクールの講師の方とお知り合いになり、ヨガ講師研修を宮島包ケ浦自然公園の施設を利用して開催されることとなりました。
公園の砂浜でのヨガや、サップの上でのサップヨガを取り入れた研修は4泊5日で行われ、皆さん真剣に取組んでおられました。
サップの後はテントサウナに入り、体が熱くなったら海に入りと、最終日前の夜には海岸でキャンプファイヤーの大きさにビックリされ、満天の星空に感動し、対岸の夜景にうっとりとされていました。
研修の中でも海を活用したサップはとても人気があり、楽しそうにレッスンを受けられていました。
このように本当にご満足してお帰りになった参加者(生徒さん)からは、「サップが楽しかった」「またサップに乗りたい」等の声があり、是非、この公園でも目の前の海を利用してサップやカヤックを楽しんでいただきたいと考えました。
これまでの活動
ご存じのとおり、砂浜には毎日たくさんの漂流物が着きます。
竹や木などの大きなものや、缶、ビンやペットボトルなどの小さなものまで、あらゆるゴミが流れ着きます。
そのため、夏の海水用シーズンは毎日海浜清掃を行い漂着物で怪我をされないようにし、もちろん閑散期にもゴミは流れ着きますので1週間に1回程度の清掃を行っております。
また、月に1回程度、各方面のボランティアの方々による清掃も行っていただき、きれいな砂浜になるように努めています。
園児さんも他の利用者も安全に楽しく過ごしていただくために、この海浜清掃はとても重要な活動となっております。
きれいな海ならではの「刺し網漁・たこつぼ漁」も楽しいアクティビティーのひとつとして人気があります。
採れた魚の一部は差し上げていますので、お持ち帰りいただくか、公園でBBQのでお召し上がりいただいております。
資金の使い道・実施スケジュール
皆様からの温かいご支援は、芝生広場、運動広場の整地作業に係る費用や、作業用車両の修理費用、また、ご利用されるお客様のご要望にお応えすべく「サップ」や「カヤック」の購入・整備費用として使わせていただきます。更には、ヨガスクールの開講費用やマリンショップの準備費用と、CAMPFIRE手数料にも充当させていただきます。
<<スケジュール>>
2023年3月 作業用車両の修理
芝生広場、運動広場の整地作業
2023年4月 サップ、カヤックの購入
サップヨガ受付開始
売店の一部をマリンショップに改装
リターンのご紹介
ご支援いただいた額に応じて魅力的なリターンを準備させていただいております。
ご希望のリターンをお選びください。
※ヘリコプター遊覧については「Space Aviation株式会社」の運航となります。
※遊漁船、クルージングについては弊社所有の船舶(遊漁船許可 広島県知事 第0202号)を使用します。
※遊漁船、クルージングについては、船の係留場所(包ケ浦桟橋)までの送迎をいたします。
※桟敷(さじき)は、海水浴シーズンのみの設置で、畳3畳は1マスとなります。
※スポンサーとしてご支援いただいた場合、当園のホームページへのバナーを掲載します。
掲載期間:2023年4月~2024年3月
※サップヨガのスポンサー様は、パンフレットへの記載と、開催時のホームページ、看板などに掲載します。
最後に・ご挨拶
指定管理制度で民間の活力を取り入れた後には、各種イベントの開催やBBQ食材の提供等、それまでにはなかったことを実施していき徐々にお客様も増えてきていました。
年間の来島者数が450万人以上のこの島で、公園の管理運営を任されたことに喜びと誇りとを持って日々努めております。
そんな折に水を差したのが「感染症の拡大」でした。2020年と2021年にかけて1ヶ月以上の休園を余儀なくされ、再び運営の危機に直面しましたが、この「CAMPFIRE」を通じて皆様からの暖かいご支援のお陰で、お客様も徐々にではありますが戻ってこられ、運営を継続させていただいております。本当にありがとうございます。
また、2024年の3月をもって廿日市市が公園の売却を決定しました。そのためか公園施設整備への予算が付きにくくなったとの事で、弊社としては施設の整備、修繕に 800万円あまりの資金を投入して参りました。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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