〈コーヒーと僕との出会い〉
初めまして。自家焙煎コーヒー豆のウェブショップCoffee Reverbを運営している炭田 航希と申します。コーヒーに目覚めたときから「コーヒー・ボーイ」の名でSNSをやっています。気軽に「ボーイ」と呼んでください。
神奈川生まれ東京育ち、生まれてから3年前までずっと首都圏で人生を送ってきました。元々ブラックコーヒーは苦手で、少しのインスタントとたっぷりの砂糖をあったかいミルクで溶いて飲むのが専らでした。が、28歳の時に出会ったとびきり美味しい深煎り珈琲。
あまりの衝撃に、その時から「コーヒー嫌いの人でも感動するくらい美味しいコーヒーを焙煎したい」という思いを強く持つようになりました。それから今に至るまではこんな感じです。
2019年 5月 衝撃と感動をくれた憧れのコーヒー屋に入社。
2019年 9月 早すぎた挫折。精神がズタボロになり退社。
2019年 9月 退社翌日から放浪の旅・愛媛編。移住を決める。
2020年 2月 愛媛県松山市へ移住。
2020年10月 コーヒーの師匠と出会い、すぐに修行開始。
2020年12月 歴代最速で修行を終え、Coffee Reverb開業。
2021年 2月 さらなるワクワクを求めて佐礼谷の古民家へ移住。
2021年10月 イベント・マルシェ出店を始動。
2022年12月 佐礼谷黄色い丘の店舗オープンに向けて始動。
2023年 2月 黄色い丘店舗オープン(予定)
2023年 3月 双子のヤギを飼い始める(予定)
〈愛媛にとびきり美味しいコーヒーを〉
30歳になる歳、東京から愛媛県に移住しました。感覚が繊細なため、あらゆる情報に溢れる東京はちょっと疲れちゃったんです。愛媛に決めた理由は、とにかく人があたかかく優しいこと。そして町ののんびりした雰囲気が心地良かったこと。
移住の裏テーマは「愛媛の皆さんにとびきり美味しいコーヒーを届けること」密かに胸に秘めていた想いです。県内のイベント出店では多くの方々が「コーヒー苦手だけどボーイさんのは美味しい」と笑顔で言ってくれます。コーヒーを少しでも飲むとすぐ具合が悪くなり、アレルギーだと思っていた彼女も、今では僕のコーヒー楽しむ毎日。
かたやウェブショップでは、北は北海道・南は沖縄。全国のコーヒーファンに豆をお届けする毎日。たくさんのお店の中から当店を選んでいただくのは、とてもありがたいことです。
〈店舗を作る佐礼谷ってどんなところ?〉
略歴でも紹介した通り、僕はいま伊予市佐礼谷というところに住んでいます。松山から車で40分の距離ですが、街灯もなく徒歩圏内にはお店もありません。
そのかわり自然がとても美しく、聞こえるのは風に揺れる木々の音や鳥の声。夜は天気が良ければ満天の星空。外出から戻ってくると、玄関に置いてあるのは近所のおばあちゃんからの美味しい野菜。まさに田舎といった風景です。
そんな佐礼谷の名スポットが、黄色い丘です。春には丘一面に菜の花が咲き誇り、それはもう素晴らしい絶景!秋には台湾からアサギマダラという蝶が海を渡って来ますが、その距離なんと1500km!すごいでしょう?
毒のある草花を好み、黄色い丘のフジバカマにも毎年やってきます。それを見に毎年多くの人で賑わうんです。
しかしそれ以外の時期はほとんど人が来ません。よく黄色い丘まで散歩に行く僕としては、それはとても勿体ないことだと思うんです。頂上にはドッグランがあり、ワンちゃん連れにもってこい。
晴れた日は遠くに海が見え、見晴らしは最高。日々のストレスから逃れてリフレッシュするには絶好のロケーションなんです。
同じ伊予市には、海の目の前の下灘駅でコーヒーを飲めるお店があります。せっかく海の絶景コーヒーがあるならば、山の絶景コーヒーもあったら素晴らしいでしょう?
そんなワクワクを胸に秘めて、黄色い丘のふもとにトレーラー型のコーヒースタンドを作ります。テイクアウトやコーヒー豆・粉はもちろん、ゆくゆくは佐礼谷の特産品も販売予定です。
〈かわいい双子の白ヤギ〉
華やかな黄色い丘にも、花の咲かない時期はあります。そんなときには可愛い白ヤギを愛でにいらしてください。
2023年春から僕は双子のヤギを飼い始めます。
「カルディ伝説」で知られるように、コーヒーの発明はヤギのおかげと言ってもいいくらい、我々にとっては超重要な動物です。
2022年10月に生まれたまだまだ子ヤギくん、コーヒー屋らしく「ブルボン」「ティピカ」と名付けました。
表情からは何を考えているか分かりにくいですが、人懐っこくよく甘えてきます。ヤギとは触れ合ったことがない方でも、きっとすぐに打ち解け合えるでしょう。
譲っていただくのは、おとなり内子町の「やまま牧場」さん。インスタは可愛い写真で溢れかえっていますので是非チェック!
ヤギ初心者の僕にもとても丁寧に飼い方を教えてくれたり、親身に相談にも乗っていただいています。
返礼品にも「ヤギの乳搾り体験」を特別にご用意してくれています!激アツですよ!
〈当店のこだわり〉
コーヒー豆の作り方はとてもシンプルです。なぜなら、果実の種に火を入れるだけだからです。調味料をかけたり、他の食材と混ぜることもありません。ですので、シンプルな作業をどれだけ高い精度をこなせるかが肝要です。
①生豆の選別
コーヒーの生豆って実はこんな色をしてます。あの芳しいアロマはいっさいなく、あるのは青くささと少しのフルーツ香だけ。
カビ豆や虫食い豆は焙煎すると識別が難しくなるので、生豆の状態で選別します。
この時に生豆の手触りや香り、豆ヅラからしっかりと情報をインプットし、焙煎のプロセスやゴールを細かく組み立てます。ここでどれだけの情報を得られるかがとても大事。
そして欠点豆以上に大切なのが、異物の除去。稀に混入している小石やコンクリート片などは、お客様の大切なミルを傷つけてしまいます。絶対に除去!
②焙煎
生豆のポテンシャルを最大限に引き出し、なおかつ飲み物として美味しく仕上がるよう火を入れます。芯と外で焙煎の進み具合が違うのが難しいところで、一定以上の熱の偏りが生じると飲み物として破綻します。
15分前後かけて約200℃まで火を入れます。当店の焙煎機はオールドで、ガス圧計を始めとした計器がついていません。僕はほとんど嗅覚だけを頼りに焼き上げますが、これはちょっとした特殊能力とのこと。
③焙煎豆の選別
商品になる前の最終チェックも兼ねたプロセス。未成熟豆や生育不良の豆を中心に選別します。色づきの浅い豆や質感に違和感のある豆が該当します。これらは生豆の状態では識別しにくいので、焙煎してからの除去が効果的です。また、絶対に混入してはいけない異物ももう一度ここでチェック!
焙煎の前と後で2度も選別するお店は珍しいようです。しかしカップ一杯分の豆に欠点豆が数粒、ゴツいものだと一粒入っただけでコーヒーの風味を大きく損なってしまいます。コーヒーを嫌いになる理由がこういうところにも。
出荷する全ての豆を目視でチェックし、一粒一粒手ではじいていくのは時間も労力もかかりますが、大切な意味があるのです。
リターンのご紹介
○コーヒー豆3種類〈こくぶか〉〈まんなか〉〈はなやか〉
3つのテーマに合わせて、日々コーヒー豆を焙煎しています。
キャッチーなネーミングですが、中身はホンモノ。
○コーヒー豆「カンデリージャ農園ゲイシャ」ウォッシュト
中米コスタリカのコーヒーシーンを牽引し続ける名門カンデリージャ農園。
多品種の何倍もの価格で取引される高級品種「ゲイシャ」
しかもコスタリカではなかなか出来ないフリーウォッシュトです。
このプロジェクトのために隠し持っていた希少ロット、お披露目します!
○コーヒーチケット
佐礼谷スタンドにて、コーヒー1杯と引き換えられます!
○コーヒーモチーフのアクセサリー
当店ロゴや豆袋用スタンプを作ってくれた人気アクセサリー作家きとさやさんによる、コーヒーモチーフのアクセサリー。
非常にリアルなコーヒー豆のパーツを使っています。どれも本物に見えるでしょ?
○内子町やまま牧場にて乳搾り体験&写真撮影ツアー
やままさんにお願いして、特別に実現していただきました!
写真は僕がちゃんとしたカメラで撮りますので、存分にヤギたちと触れ合ってください。
スケジュール
2022年12月 店舗となるトレーラーの搬入、周辺の整備。
2023年 1月(前半)告知活動、内・外装の充実、飲食店営業許可の取得。
2023年 1月(後半)告知活動、佐礼谷特産品の仕入れルート開拓。
2023年 2月(前半)店舗オープン。コーヒーに絞った商品展開。
2023年 2月(後半)菜の花の開花。
2023年 3月 菜の花のピーク。
2023年 4月 リターン提供、ヤギの同伴出勤、佐礼谷特産品販売の開始。
資金の使い道
(ファーストゴール75万円)
トレーラー代:60万円
CAMPFIRE手数料:10万円
返礼品:5万円
(セカンドゴール150万円)
内外装・周辺整備費用:15万円
エスプレッソ・ラテ用器具:50万円
CAMPFIRE手数料:10万円
イベント出店ではどうしても出せなかったカフェラテも、支援金が集まれば黄色い丘で飲んでいただけるようになります!いつも僕が家で作る、美味しいコーヒー豆を使ったもちもちミルクのラテ、是非みなさんにも飲んでいただきたい!
熱い応援のほど、よろしくお願いいたします!
最後に
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
美味しいコーヒーが、美しい景色のおかげでもっと美味しくなる。
美しい景色が、美味しいコーヒーのおかげでもっと美しくなる。
そんな体験を、早く皆さまにお届けしたいです!
遠方の皆さまも、愛媛にお越しの際は是非いらしてください!
旅行に組み込むにもベストなロケーションですよ。
それでは可愛いヤギたちとお待ちしております。
Coffee Reverb 佐礼谷スタンド
〒799-3202 愛媛県伊予市双海町上灘2058
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターン履行の進捗状況についてのお知らせ
2023/05/07 14:46こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
プロジェクト成功報告・リターンの開始時期について
2023/04/08 10:00久々の活動報告です。本プロジェクト「絶景を眺めながらヤギとコーヒー。そんなワンダーランドを四国の山奥に作りたい!」は109名の方から909,000円の支援を集め、2/28に終了いたしました。来週〜再来週からリターンの発送を順次開始する予定です。詳細はまた追って活動報告にてお伝えいたしますね。ご支援いただいた皆さま、今しばらくお待ち願います。たくさんの方々の後押しのおかげでプロジェクトを成功させることが出来ました。ご支援いただいた方々、温かいメッセージをくれた方々、拡散にご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。ブルボンのこともあり、正直2月は心が折れかかっていました。終了1週間前の段階で達成率70%とちょっと。しかしこのまま終わったのではブルボンに申し訳が立たない。再度ご協力を呼びかけ始めると、皆さまからのご支援と力強いメッセージが届くようになりました。既に参加いただいた方の最後の一押しの拡散もありました。最後は元気玉を集める悟空のような気持ちでフィニッシュしました。しかし、これはゴールではなくスタートです。プレオープンから2ヶ月ほどが経ちますが「忙しい日々を忘れるような一日」「美味しいコーヒーと可愛いヤギで何時間でもいられる」などのお声を既にたくさんいただいております。これからもっとたくさんの方々に楽しいコーヒーの世界、ヤギの知られざる魅力、佐礼谷の豊かさが伝わるよう、邁進して参ります。実店舗・ウェブショップ、共にみなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。 もっと見る
とても悲しいですが
2023/02/19 19:34こんにちは。コーヒーボーイです。色々ありまして、更新が滞っておりました。が、その間に達成率76%まで来ており、みなさまのご尽力に感謝している次第でございます。本当にありがとうございます。そして今日は大変残念なお知らせをしなければなりません。双子ヤギのブルボンが2/3から体調を崩し、本人と周りで必死に戦いましたが、2/8に虹の橋を渡ってしまいました。担当ドクターによると、原因は腸閉塞とのことでした。常にプロとの相談を重ね生活習慣や飼料に気を配っていてもこのようなことになってしまい、改めて命を育むことの難しさ、そして命の儚さを痛感しています。最後まで自分の足で立ち上がろうと日夜奮起していたブルボン、本当に頑張りました。家に帰ったら少し休もうねと背中を撫でていたら、車の中で眠るように息を引き取りました。僕もティピカも寂しさに堪えながら、なんとか日々を過ごしています。きっとブルボンがどこかで見てくれている。そう思って何とか前へ進みます。18日は、コーヒースタンド営業2日目でした。たくさんの方々にお越しいただき、寂しがり屋のティピカも楽しく過ごすことができました。ティピカと皆様と一緒に過ごすことが出来るお店があって、本当に良かったと感謝しています。プロジェクトももう残すところ9日間になってしまいました。わずかな日数ですが、ブルボンにも胸を張れるよう目標達成に向けて参ります。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
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