不登校問題
文部科学省が公表した「問題行動・不登校調査」で、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8813人(24.9%)増の24万4940人となり、過去最多を記録しました。
長野県の現状
不登校児童は将来的に社会から孤立し、就労が難しい状況になる可能性があります。学校教育を受ける機会が制限されることで、必要な学力や社会的なスキルを身につける機会を逃すことがあります。また、社会的な経験や人間関係を築き機会を制限されるため、コミュニケーションや強調性の不足が生じることもあります。
革職人ができること
2018年に飯田市内の不登校児童にレザークラフトを教えた事をきっかけに本格的に不登校支援を始め、現在は南信州内教育委員会、小中学校,社会福祉協議会と連携をしながら活動広げています。しかしまだ田舎では不登校児童に対しての誤解や周囲の厳しい目があります。その結果、子供たちは自己肯定感を奪われ社会で孤立していきます。学校以外の場所でも社会性を学べる環境と義務教育を終えた後の支援体制を整えなければこの課題は何も解決しないと思いました。
不登校問題は母さん達へのサポートも大切な要素です。教育関係者ばかりでなく、福祉関係者や地域の企業との連携を強化しておこのプロジェクトで新たな鹿革産業を創出して多くの方の悩みを解決したいと考えています。
これからもキャンプファイヤーユーザーのみなさまに鹿革を活用したユニークな商品を幅広くご提案させていただき、皆様から応援していただいた資金はキャンプファイヤーの手数料を除いて、材料費、制作費、パッケージ費、広告費、不登校の子供たちの将来の働く場所づくり、外で働くことが難しいお母さんたちの在宅ワーク支援のの仕組み作りの費用として活用します。
現在、不登校児童を持つ母親や、自宅介護で外で働くことが出来ない主婦、3名の在宅就労雇用を創出しました。これからも持続的に在宅就労支援活動ができるような仕組み作りを続けていきます。
その美しいデザインと洗練された鹿革の質感は、まるでアクセサリーのような魅力を放ちます。財布を取り出すたびに、周りの人々が注目することでしょう。その存在感は、ファッションの一部としてスタイリングを引き立て、個性を表現する重要な要素となります。
鹿の革は柔らかさと繊細さが特徴であり、牛の革は耐久性と強さを備えています。鹿の革と牛の革の個性を融合させたハイブリットな財布は、その独自の魅力で注目を集めています。この財布は、鹿の革と牛の革の素材の特性を巧みに取り入れ、一つの作品に仕上げられています
鹿革は通常、他の革素材と比べて非常に軽量です。そのため、この財布は手に持った時の軽さや持ち運びの便利さが際立ちます。重たい財布を持ち歩くことで疲れを感じることもありません。軽い素材であることで、使い勝手が向上し、快適な日常使用を実現しています。
天然ならではの鹿革の肌触りは、まるで人肌のように温かくて優しくて気持ちがよく、何度も何度も触りたくなる経験したことのない不思議な感覚です。
鹿革の柔らかさと収納力を兼ね備えたこの財布は、日常の使い勝手を考えた逸品です。お札、小銭、カード、鍵をスマートに整理しながら様々なシーンで快適さとスタイルを提供します。財布とキーケースが一体になったことで、必要なアイテムをまとめて持ち運ぶことができ、財布を探す手間や鍵を探す手間が省けます。
皮を革に加工するときに、薬品ではなく植物成分を使っているのであなたが使うことで色味と艶が変わり、革の表情の美しさが増していきます。財布の美しさと共にあなた自身の成長を楽しめる財布です。さらに自分で育てた財布は愛着が沸き長く楽しむことができます。
メイドインジャパンの鹿革小物は、美しさと繊細さを兼ね備えています。職人の技術によって生み出される緻密な縫製や細部のディテールは、日本ならではの美意識と洗練されたデザインを反映しています。これらの特徴は、鹿革小物が持つ独自の魅力を引き立て、一層の価値を与えます。
【素材】
・鹿革/牛革(タンニン鞣し)
・パラコード
【サイズ】
幅約12cm ×高さ約8.5cm ×厚み約2.5〜3cm
【重量】
約55g
【色】
財布本体/ ナチュラル・ブラック
ショルダー/モスグリーン・ブラック
【収納】
カードおよそ20枚程度
紙幣およそ35枚程度
小銭約30枚程度
スマートキー1個 鍵およそ3個程度
※天然素材の故、個体差によって多少変わります。
【生産国】
日本(株式会社革道楽自社工房)
※天然素材のため傷やひとつひとつ表情があります
お使いのPCやスマートフォンの環境によって、実際の商品と異なって見える場合がございます。
2023年6月 クラウドファンディング開始
2023年9月 クラウドファンディング終了
2023年9月 リターン商品材料仕入れ
2023年9月 リターン商品製作開始
2024年10月 リターン商品発送
私達のプロジェクトは社会問題になっている有害駆除された天然の鹿革を使っています。肉はジビエとして活用されていますがそれで活用率は20%と言われています。革に関して言えば1%程度と言われています。
私たちは9年前からこの問題に取り組んできましたが、野生の鹿を扱う難しさもあり、なかなか納得いく商品を作ることができませんでした。
しかし鹿革と牛革を組み合わせてハイブリッドにすることで、それぞれの特性が弱い部分を補いあい、さらにお互いの個性を光らせることが分かりました。今回のプロジェクトでは私たちの長年の成果を皆さんにお届けして、商品の裏側にあるストーリーも一緒に感じてくれたら嬉しく思います。
現在はさらに長野県、明治大学建築・アーバンデザイン研究室、企業の協力をいただきながら、「官・民・学」で連携をしながら鹿革を活用した新しい産業を生み出し、教育・福祉を守る為の仕組み作りを進めています。
木下 英幸(きのした ひでゆき)代表取締役兼革職人。1973年生まれ飯田市出身。2006年オリジナルブランドHANABUSA LEATHERを立ち上げる。オーダーメイドを中心に天然素材とハンドメイドに拘ったアーティスティックな唯一無二の作品は全国のハナブサファンを魅了し続けている。近年では南信州の有害駆除された鹿の革に着目し、他の革には無い独自の柔らかさとシルクのようなエレガンスな肌触りを活かした”かるふわ”シリーズを展開している。レザークラフトを通じて不登校児童やひとり親家庭の支援活動を行っている。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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