僕のこの挑戦は、東京や大阪や愛知ではやらないだろう。日本のエンタメを変える！とは言えない。偉そうだが、福井にはエンタメを昇華できる素材がめちゃくちゃある。福井に来て何より思ったことがある。今日はそんな話をしようと思います。

僕が福井に来てからすぐコロナ禍になった。だからコロナ前の福井のエンタメ界を知らない。その中で僕が福井のエンタメに抱いたイメージは、真面目。これが福井の色で福井の良さであると思ったのと同時に斬り込める隙があると思った。それは、全力で派手にバカをしたいという自分の考えと被っている人がいなかったからだ。そして僕は自分がやりたいにことにプラスして、福井の人にとって、為になることをやりたいとマサ越前としてライブ活動をする中で思った。

ヒーローショーをするなら演者が必要。芸人さん、音楽関係の方、役者さん、インフルエンサー、色んな福井のエンタメに携わる人と話す中で感じたこと。目的に向かって動いている人もいれば、趣味くらいにやれたらいいという人もいる。どちらかというと会社員として働いているから、家族があるからという理由で休みの日に演劇や音楽ライブをやっているという人の方が多い印象だった。その中でもそれが凄く幸せに感じている人がいて僕は素直に素敵なことだと思った。

昔芸人をやっていたせいか、やりたくないバイトをしながらもがむしゃらに夢を追いかけるのが普通。就職するやつは逃げだ！とか思っていたが、実際に関わってみると優先順位が違うだけでみんな楽しくやっている。それはどこに重きを置くかなだけであり、やっていることは遊びだなんて思わなかった。そこには確かにプロフェッショナルと言えるものがある。それを趣味という見られ方をするのか、プロとして見せていくのか、見せ方で変えられると思った。ただ、今までにあるモノの中でやっているからこれ以上もこれ以下もない。福井はこういうもんだよねってどこかでそんな気持ちがあるのかもというのはエンタメに関わる人との会話から感じた。働いていればやりたくても開拓出来る時間はない。家族がいれば会社を辞めて、身体一つで勝負を賭けることも出来ない。

でも僕ら出来る。出来るというかその為に実家の愛知に帰らず福井にいる。なんとしてでもそこをぶち壊したい！これ以上注目されることはなくて当たり前と諦めていたり、限界を決めている原石みたいな人が沢山いる。福井にキャストが活躍できて飯が食べれるくらい給料が出るテーマパークがあるとしたら、働きたい人がたくさん出てくると思うんです。福井はどの分野もプロがたくさんいる。農業でも飲食でも伝統工芸でも。でも圧倒的に足りていないのが、それを発信できる場所。いうなればコンテンツ作りをする人がいれば、今まで凄いことをしていたのに目立たなかった人のポテンシャルが活かせる場所が出来るんです！

僕はそれを福井のエンタメ界に作るつもりでいます。福井のパッションがある演者の皆さんの力を借りたい。スペックの違うパフォーマーが集まればチームとして完全体になれる。福井のエンタメの力を詰め込んだ最強のチームを作りたい！僕は忖度なく情熱を持って動きます！現段階ではまだないチームですが、夏には最強チームとしてお披露目会に登場します！ヒーローショーといいつつもご当地ヒーローにしか出来ない見せ方で、もちろん親御さんを置いてきぼりにはしません！子供の為についてきた親御さんに声を出して笑ってもらうのも一つの目標です！

福井の方の特徴をもう一つ言うと、人のために必死になれる力が日本人は強いんですがその中で福井はかなり上位だと感じています。それが幸福度No.1に選ばれたりする理由だとは思うんですが。僕が関わってきた中にも熱い人が沢山いて、そこまでやってくれるの？ってくらい力を貸してくれます！これが福井だからこそうまくいくと自信を持って言える理由の一つです。

クラファン終了まであと12日。ここに集まってくれたみなさんも大切な仲間です。皆さんのおかげで僕の今の気持ちが保たれて自信に変わっているんです！県外の方も本当にありがとうございます！どうが、最後まで宜しくお願い致します！