皆さん、本当にありがとうございました!
少し早いのですが、お礼を申し上げたくて更新させていただきました。
目標には達することはできませんでしたが、皆さんのお気持ち、本当に団員一同喜んでおります。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
応援のメッセージも、たくさんいただきました。温かいメッセージに元気をいただきました。みなさんに支えられていること、実感しました。ご支援、応援のお言葉、心よりお礼申し上げます!
このあと、順次準備が出来次第発送させていただきますので、しばらくお待ちください。プレスの関係で栗山先生のレッスンのDVDは、多少遅れる見込みです。申し訳ありません。仕上がり次第、お送りさせていただきます。
合唱団 水星一同
石川県の会場で行われた今回の収録は、大変貴重なものとなりました。
栗山先生の若者達に伝えないといけないという、使命とすら感じられる大変熱のこもったご指導、またそれに応えようとする三県の若者達。その様子を会場で拝見して、大変感動を覚えました。
会場に流れた音楽からは、三善先生のよき理解者であり、またよき友人である栗山先生しかご存じない、三善晃の素顔を垣間見ることができました。
この大変貴重な映像は、文化的価値を認めていただいき、収蔵の基準が大変高い東京文化会館のライブラリにも収蔵が決まっております。ぜひ一度ご覧になってください。
⇒「であい」収録の様子(こちらから今年の様子が見ることができます!)
はじめまして、こんにちは!「合唱団 水星」です。私たちは2007年に金沢二水高校合唱部の卒業生を中心として作曲家 三善晃先生に団名をつけていただき石川県で活動を始めました。昨年(2021年)は地元の方々と協力して日本で初めて離れた3拠点(福島、千葉、石川)でそれぞれが歌い、リアルタイムで配信することに成功しました!
日本初の試みとして、全国の新聞各社にも取り上げられました。
福島と、千葉、石川をインターネットで結び、福島の映像や音声、指揮をリアルタイムで見ながら千葉と石川とで「生きる」を合同で合唱しました。石川や千葉では福島の声と共に合唱しています。その様子を全国にリアルタイムで配信しました。
⇒昨年度の様子(こちらからサンプルが聴けます)
コロナ禍の文化活動で、最も影響を受けた活動の一つに私たちが行ってる合唱活動が挙げられると思います。コロナ前に比べて全日本合唱連盟に加盟する合唱団数だけでも、15%減少したそうです。石川県の高校合唱部の総人数も同様に減少しました。私たちは、このような状況でも合唱という文化活動の継承に、なにか貢献できることがないかと、考えてきました。
日本の現代音楽の代表ともいえる三善晃先生の作品は日本合唱音楽の一つの完成形とも言えます。先生の作品は文化遺産として今後も演奏され続けると思います。
戦後の日本の復興は、歌声から始まったと言っても過言ではありません。日本語をどう合唱にしたら良いのか、戦後、盛んに邦人作曲家によって研究されてきました。そして三善先生によって、単なる日本語による合唱という分野に留まらない、高い芸術性をもった作品にまで高められたと思います。
三善先生の曲に限ったことではありませんが、作曲家がこの様に演奏して欲しいという、頭の中で思い描いた作品の形というものはあると思います。私たちはその形を後世に残すということに、少しでもお役に立ちたいと思っています。
以下「合唱団 水星 指揮者 深見 談」
1999年福島県郡山市で行われた、全日本合唱コンクール全国大会で初めて金沢二水高校合唱部は、初めて金賞をいただくことができました。当時、私はいろいろな方の薦めもあり、三善先生にぜひレッスンをお願いしたいと考え、若気の至りでもありますが、三善先生に直接、電話でレッスンをお願いいたしました。
三善先生からのお返事は、「そのようなご依頼はお手紙でご相談いただけますでしょうか。」と、とても素っ気ないものでした。
いま考えると当たり前です。作曲家にとって仕事中に電話によって作曲の手をとめられてしまうことほど、迷惑なことはないはずです。その迷惑な行為を私はやってしまったのです。『失礼なやつ』、三善先生はきっとそう思われたでしょう。マイナスの印象から私と三善先生の関係は始まりました。
数ヶ月後、ご迷惑おかけしたお詫びのお手紙を三善先生に差し上げたところからが本当の始まりとなりました。三善先生と手紙を交わす日々が始まりました。そして2003年島根で行われた「合唱団松江」の10年目つまり、合唱団松江の解散の年に金沢二水のパートリーダー達と一緒に10人で松江に向かい公演に参加させていただきました。
練習の合間に緊張しながらもお話しさせていただいたこと覚えています。過日の失礼をお詫びし、自分が高校時代に三善先生の曲を歌い感動したこと、この演奏会に生徒と参加させていただき本当に幸せであることなどお話ししました。
松江から幸せな気持ちでいっぱいで石川に戻ったあとも先生との文通は続きました。そして半年後、三善先生に思い切って私たちに曲を書いていただけないかと、お願いをいたしました。その数日後に「二水の皆さんのために曲を書かせてください」とのお返事をいただきました。その手紙に部員と共に飛び上がって喜んだことが昨日のことのようです。
残念ながら三善先生はその後、体調を崩され、私たちのための曲は作曲されることはありませんでした。けれども先生からいただいたお言葉は今でも私たちの宝物です。
指揮者が変わるだけで、音楽の流れがこんなに自然になるのかと、初めて栗山先生のレッスンを受けた時に思いました。これは、とても私に真似できるものではないとも思いました。
まさに天才です。
合唱指揮者と言われる人たちが目指し、そして追いつくことができない理由が理解できました。「言葉に表すことができないものは、引き継がれることが難しい」、まさにこの一言に尽きます。指揮が変わっただけで、こうも簡単に音楽が自然なものになってしまうのかと感動しました。
そして、なんとか言葉にできない栗山先生の感性を後世に残したい、そう考えました。
通常の動画では、指揮者はその後ろ姿(背中)しか記録されていません。今回は、石川県に福島、千葉の皆さんをお招きして、合同でリハーサルや、演奏の収録を詳細にいたるまで行いました。
演奏だけでなく、今年の合同曲である「であい」のリーサルの様子と指揮者の正面からの映像も記録に残し、栗山先生の指揮や、表情に込められている三善先生の曲の、解釈を収録し、DVDに保存します。このDVDを全国の公立図書館や合唱関係団体に寄贈したいと考えています。
2021年、安積黎明高校で栗山先生のレッスンが始まった時、福島の先生方の目から感動の涙が流れていたとお聞きました。同様に実は他の2県でも同じことが起きていました。感動は離れている3県を結びつけたのです。三善先生から信頼され、長く共に創作活動を一緒になさってこられた指揮者栗山文昭先生と作曲家三善晃先生の深い繋がりから生まれた音楽に、私たちは触れることができました。
私たちが感じた感動を全国の皆さんにも伝たえたいという気持ちが起こりました。そしてさらに私達の後輩とも言える10年後、20年後の日本の未来の合唱部員にもこの感動を残したい!そう思ったことがこのプロジェクトをやろうと思ったきっかけです。
これまで、私たち合唱団は全日本合唱連盟主催の合唱コンクールに参加して石川県大会で何度か金賞や理事長賞をいただくことができました。中部支部大会でも何度か入賞してきました。またこれまで県内各高校ともジョイントコンサート等の活動をしてきました。
リアル配信の舞台裏 三県にそれぞれ石川県の音響業者が配置されリアルタイムで配信を行いました
他県との交流はおろかコンクールや演奏会も次々と中止になるなか、「コロナ渦でもできる交流方法はないか」と考えてこれまで交流のあった、福島県、千葉県の皆さんと一緒に「生きる」を歌い配信することに成功しました。
◎収録のための費用
◎DVD作成費用(リターン用含む)
◎DVD著作権処理費用
◎全国の公立図書館、各県合唱連盟に寄贈する郵送料、梱包にかかる費用
◎CAMPFIRE手数料
県立安積高校、県立安積黎明高校、県立郡山東高校、郡山女子大学附属高校、日本大学東北高校
県立千葉中学校、県立千葉高校、Chœur Clarté
石川県公募合唱団 、県立金沢二水高校、県立金沢西高校、星稜高校、白山市立松任中学校、合唱団 水星
【全14団体 100名】
1,000円 「出演者からのお礼のカード」
2,000円 1,000円のリターン+ 配信チケット1枚
5,000円 2,000円のリターン+「2023年のDVD」+ 配信チケット1枚(計2枚)
10,000円 5,000円のリターン+「2023年のDVD」、「2023年のリハーサルDVD」
15,000円 10,000円のリターン+「2022年生きる DVD」
*出演者からのお礼カードは、指揮者や団員、ピアニストからです。誰からのお礼カードになるかはわかりません。
*DVDは、すべて未販売のものです。
*「2023年DVD」には2023年 石川県(約10分)、千葉県(約15分)、福島県(15分)、合同「であい」(10分)が収録されています。(約1時間)曲名は「演奏について」にあります。
*「リハーサルDVD」には2023年1月14日(収録前日)の「であい」リハーサル(約2時間)が収録されています。
*「2022年生きるDVD」は2022年度の合同演奏「生きる」(約9分)のみが収録されています。
*配信チケットは 【2月15日9時~4月30日24時】までまで何度でもご覧になれます。1月15日の演奏を収録編集した動画になります。「2023年DVD」と同内容です。
<2023年度の演奏>
【石川県】
◎混声合唱組曲 「心の四季」 吉野弘作詩 高田三郎作曲 より
「風が」「雪の日に」
指揮 深見 納、ピアノ 白河俊平
【千葉県】
◎混声合唱とピアノのための組曲「自戒」より 吉原幸子作詩 面川倫一作曲
「むじゅん」
◎「猫」 高見 順作詩 大中恩作曲
◎混声合唱のための「地球へのバラード」より 谷川俊太郎作詩 三善晃作曲
「夕暮」
◎混声合唱曲集「木とともに 人とともに」より 谷川俊太郎作詩 三善晃作曲
「木とともに人とともに」
指揮 山宮 篤子
【福島県】
◎「学ぶ」 谷川俊太郎作詩 三宅悠太作曲
指揮 成瀬 鮎見 ピアノ 星 英一
◎「楽譜を開けば野原に風が吹く」和合亮一作詩 信長貴富作曲
指揮 加藤 あゆ美 ピアノ 星 英一
【合 同】
◎混声合唱と2台のピアノのための「であい」三善 晃 曲・詩
指 揮 栗山 文昭 ピアノ 星英一、白河俊平
以下、全音楽譜出版社より出版されてい楽譜の三善先生の前書きです。
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2002年の暮れに書き。2003年の新春に松江で初演され、それが最後の演奏になった。それまで10年間続いた合唱団「松江」が解団することになり、そのお別れに委嘱された曲だった。合唱団そのものが、なくなってしまったのだから、曲も歌われない。(もっとも、金沢二水高校の卒業生たちが結成した合唱団“水星”がレパートリーにしてくれている。
別れ(さよなら)は、出会い(信じること)の絆なのだ、と私は歌った。
以下略
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楽譜の前書きの中に、私たち合唱団の名前を見つけたとき、とても嬉しかったのを覚えています。また、松江で初演された時に、合唱団 松江の皆さんと一緒に「であい」を歌った当時高校2年生だった団員も今回の演奏に参加させていただきました。
三善先生に合唱団 水星と名付けていただいたお陰で、この合唱団がなくなることだけはないようにと、みんなで、ゆっくり歩んでくることができました。合唱団 水星が結成されて15年。地方で音楽活動を長く続けていくことは思ったより大変でした。結成当時に比べて人数はずいぶんと減りましたが、いま本当に素敵な人達とこのプロジェクトを企画、準備をしています。
この「であい」という曲が、日本中で歌われていることを知り、もちろん私たちの曲というわけではありませんが、自分たちのことのように喜んでいます。また、この曲を歌い続けることで、こうして福島、千葉の皆さんと出会う事ができ、そして栗山先生の指揮でまた演奏することができます。
栗山先生、そして三善先生、本当にありがとうございます。
<2023年度 実施スケジュール>
1/14 リハーサル収録
1/15 演奏収録
1月下旬 クラウドファンディング開始
2月下旬 ~順次リターン発送
3/10 クラウドファンディング終了
3月下旬 寄贈DVD郵送開始
DVDをプレスにしましたので長持ちいたします。申し訳ありませんが、出来上がりまで少しお待ちいただきます。
<収録スタッフ>
NHK大河ドラマ「利家とまつ」のオープニングテーマを収録したスタッフによる収録です!
寄贈先(23/2/25 現在)
<県立図書館等>国会図書館、福島県立図書館、埼玉県立図書館、千葉県立図書館、金沢市うみ未来図書館、長崎県立図書館
<合唱連盟等>全日本合唱連盟、北海道支部(札幌・旭川・函館・室蘭・帯広、釧路・北見連盟)東北支部(青森県・秋田県・岩手県・宮城県・山形県・福島県、関東支部(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・新潟県・山梨県・静岡県)、東京支部、関東支部( 長野県・愛知県・富山県・石川県・福井県・岐阜県・三重県)、関西支部(京都府・滋賀県・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)、中国支部(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)、四国支部(香川県・愛媛県・徳島県・高知県 )、九州支部(福岡県・大分県・佐賀県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)
<公共ホール等>札幌コンサートホールkitara 、群馬県ベイシア文化ホール、東京文化会館、石川県立音楽堂、香川県県民ホールレグザムホール、 宮崎県立芸術劇場
〈音楽大学関〉愛知県立芸術大、大阪音大、昭和音大、国立音大、東京音大、宮城学院女子大学 大学はいまお願いしているところです。
最後に
ぜひみなさんのお力を貸してください!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
いま運営会社に方法がないか問い合わせていますので、おまちください。
コメント失礼致します。 支援をしたいと思っていたのですが、募集期間に間に合いませんでした。 今からなんらかの方法で応募することは可能でしょうか。