ぎゅっとハグされると、人は心が安らぎ、行動が落ち着いたり、リラックスできたり、時には自信を回復すると言われています。これはDEEP TOUCH PRESSURE(ディープタッチプレッシャー)作用といい注目されています。
この作用を元に作られたベストがHUGgy(ハギー)です。
少し重ための布団を使うとよく眠れるという人がいると思いますが、これもDEEP TOUCH PRESSURE(ディープタッチプレッシャー)作用で副交感神経が優位になり、リラックス状態になるからです。
ドイツの学校200校では、DEEP TOUCH PRESSURE(ディープタッチプレッシャー)の作用に期待して、落ち着きのない子どもたちが授業中に席に座っていられるように、重さ約1.2〜6kgの加重着圧ベスト(ウエイトベスト)を着用させているそうです。(ザ・ガーディアンでの記事参照)
しかし、重さを加えて圧を生み出す加重着圧ベスト(ウエイトベスト)は、ベストの重さが子ども達の成長に支障をきたすとも言われています。
HUGgy(ハギー)は、ウエイトベストの問題を解決するために開発されました。重さを加えすポンプで空気を注入し加圧する軽量の着圧ベストです。
空気注入式軽量着圧ベストHUGgy(ハギー)はこんな方にオススメです
空気注入式軽量着圧ベストHUGgy(ハギー)は、こんな製品です。
空気注入式軽量着圧ベストHUGgy(ハギー)のこだわり
HUGgy(ハギー)は、軽量化に成功した空気注入式の着圧ベストです。ベストの内側にあるエアーチューブにエアーを送り込むことでエアーチューブが拡張して、身体に対し垂直方向の圧力を加えます。
HUGgy(ハギー)は、身体にフィットした圧迫を実現するために、両サイドの紐でサイズの微調整を行うことができます。体系に関係なくご利用いただけます。
HUGgy(ハギー)は、単に身体圧迫の機能を追求するだけでなく、着ることを楽しんでいただけるようファッション性や生地素材の選択にもこだわりました。肌触りも良く吸湿速乾性、UV遮断性の高いポリエステルメカニカルストレッチ素材を採用しています。
空気注入式軽量着圧ベストHUGgy(ハギー)の開発ストーリー
今回CAMPFIREでのクラウドファンディングに挑戦する、空気注入式軽量着圧ベストHUGgy(ハギー)を開発した韓国のソーシャルベンチャー、株式会社DolbomDreamの代表、キム・ジフンさんがどのような経緯でこの製品を開発したかについてご紹介します。ちなみに社名の中にある「Dolbom」とは韓国語で「ケアーすること」という意味です。
株式会社DolbomDream代表キム・ジフンさんは、韓国のKAIST(英称: Korea Advanced Institute of Science and Technology):韓国科学技術院(韓国最高峰にある工業大学)の技術経営学部を卒業し、創業融合専門修士課程に進む中で、社会的課題を解決するソーシャルベンチャーとして起業したいと強く感じるようになりました。
のちに会社の共同創業者となる友人が社会服務要員(韓国男性の兵役形態の一つとして公共施設で働く立場の人)として韓国の総合社会福祉館(障がい者施設、高齢者プログラム、児童センターといった社会福祉サービスを提供する機関)で勤務していた時に、キム・ジフンさんと二人で発達障害の問題について話し合い、HUGgy(ハギー)のアイデアが浮かんだそうです。
韓国では、発達障害児が専門家から療育を受けるまでに1年から長くて5年間ものあいだ待機しなければなりません。それらは、増え続ける発達障害児に適切な対応が追いついていないという現状を示しています。キムさんたちは、この課題に対して技術基盤のアプローチを考え、まずハンドポンプを利用した発達障害児向けの身体圧迫ベストを考案し、2019年12月のE*5 KAIST創業大会で最優秀賞を受賞しました。その受賞をきっかけに、2020年株式会社DolbomDreamを設立しました。
起業後は、徹底した市場調査を行い、1000人以上の発達障害児の両親、関係者とコミュニケーションを取り、製品のブラッシュアップを進めてきました。優しい身体圧迫が副交感神経を刺激しセロトニンとドーパミン(高揚神経伝達物質)の放出を促す「Deep Touch Pressure」という考え方をもとにした着圧ベスト製品は、すでに世の中に存在していました。しかし、今までのウエイト(重量)によるベストは、子どもの骨格に負担が大きく、また長時間着用しずらいことも大きな課題でした。これらの課題を解決すべく、キムさんは挑戦を続けてきました。
「ソウルの専門機関とともに6人の発達障害児を対象として3ヶ月のパイロットテストを行い、集中追跡した結果、HUGgy(ハギー)を使用した発達障害児の平均授業参加率が上昇しました。また、ベスト着用前には文字を一行ほどしか書けなかった子供が用紙2枚分の文字を書くほどに集中力が高まりました。その他さまざまな変化をご両親、先生、作業療法士の皆様より聞いています」(キム・ジフン代表)
このようにキムさんたちは、関係機関との共同開発やコラボレーションをも進めつつ、SiSO感覚統合相談研究所と共にインタビューやフィードバックを受けることで製品の改善につとめてきました。現在はソウル大学病院とR&D協業を行い、韓国障がい者開発院大田広域発達障害者支援センターとMOUを締結、AI基盤の発達障害ケアーシステムの構築に乗り出しています。
株式会社DolbomDreamでは、現在スマートベストの開発を行なっています。スマートベストとは自社開発のAIアルゴリズムを活用し、着用者の皮膚電位活動、心拍数などの生体データを収集し、着用者の感情及びストレス状態をチェック、自動的に空気量を調整することができるものです。また保護者が着用者の状態や位置をリアルタイムに確認することができることなどを目指しています。(現在プロトタイプ段階です)
株式会社DolbomDreamは、韓国の雇用労働部(省に当たる)が主催した2021ソーシャルベンチャーコンテストの一般部門で最優秀賞(雇用労働部長官賞)を受賞し、昨年の国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー、CES2022ではHUGgy(ハギー)でイノベーション賞を受賞。それを機会にスイス、ドイツ、スペインにおいてPoC(概念実証)要請を受けてパイロットテストを進めています。
こうして開発されてきたHUGgy(ハギー)の最新製品Basicをこの度、CAMPFIREを通じて日本でご紹介することになりました。プロジェクト実行は、株式会社DolbomDreamから依頼を受けた株式会社NETWING JAPANが行なっております
リターンのご紹介
リターンは、以上ご紹介いたしましたHUGgy(ハギー)Basicをお届けいたします。下のサイズ表をご覧になり、リターンのサイズオプションをご選択ください。
製品情報・仕様
FAQ(よくある質問と答え)
Q:サイズはどのように選べばいいですか?
A:胸囲を基準にしてサイズを選んでください。
身体にとって最適な圧迫状態にするために、空気を注入する前のベストが身体のサイズにあっている必要があります。圧迫を加える部位は主に背中上部、肩背面部、そして前面の胸部になり、サイズを選ぶときには胸囲が最も重要な基準になります。基本的には普段着る物よりも若干小さめを選ぶイメージでお考えください。
Q:空気注入した状態を維持する時間と、圧迫強度の調整について教えてください。
A:空気注入維持時間は20分程度を推奨しています。
また一度空気注入をしたのち次の空気注入まで最低20分以上の間隔を置かれることをお勧めします。(圧迫に対して身体が鈍感になってしまうのを防ぐためです)
よって終日の着用をご希望の場合は、基本的に「空気注入(維持20分)→空気を抜いて2時間→空気注入(維持20分)→空気を抜いて2時間→空気注入(維持20分)→…」のようにお試しください。
圧迫の強さは、HUGgyの盛り上がってくる部分を指で押して、着用者の体まで付かない程度の空気を注入することをお勧めいたします。
ただし、圧迫の強さは着用者によって感じ方が異なるため、それぞれに合った圧の強さ・維持時間でお試しください。上記ガイドとは違う使用方法を試みた場合でも、人体に有害な効果をもたらすことはございませんのでご安心ください。着用者の反応をみながら自由にお使いください。
Q:洗濯は、どのようにすればいいですか?
A:空気が入る部分に水が入らないように手洗いしてください。
プロジェクト実行を担当する会社とチームのご紹介
みなさん、こんにちは。今回韓国ソーシャルベンチャーである株式会社DOLBOMDREAMが開発した「HUGgy(ハギー)」の新製品Basicを日本の正規輸入代理店としてご紹介、プロジェクトを実行する株式会社NETWING JAPANの代表、新谷俊幸です。(下の写真中央)
私は2011年から東京で、そして2007年からはソウルで会社を運営して、日韓ビジネスを中心に事業を進めてきました。日本で外資系投資銀行などに勤務した経験を活かし、現在韓国のスタートアップに対するメンター、グローバルアクセラレーターとして活躍する崔圭植さん(写真向かって左)と共に韓国スタートアップのプロダクトを日本に、または海外にご紹介するプロジェクトを行なっています。(写真は、韓国の板橋[パンギョ]テクノバレー・スタートアップキャンパスにて)
そして今回、ご紹介する「HUGgy(ハギー)」のメーカーである株式会社DOLBOMDREAMのキム・ジフン代表ともタッグを組み、チーム体制でこのプロジェクトを誠心誠意進めさせていただいています。
返品、交換について
原則的に商品の返品および交換は承っておりませんが、サイズの間違えに対して交換を、また当社原因による場合(商品の欠陥や不良または色違いなど)には、返品・交換を受け付けさせていただきます。商品到着後、7日間以内にメール・電話でご連絡ください。その後着払いでお送りいただきましたら、現品を確認後すみやかに新品をお送りします。
プロジェクトに関する情報
・プロジェクトの属性:輸入商品
・代理店によるサポート:代理店による日本語カスタマー対応、保証等
・プロジェクト実行者(国) :株式会社NETWING JAPAN(日本)
・製品者(国) :株式会社DolbomDream(韓国)
・製造国 :韓国
プロジェクトスケジュール
プロジェクト開始:2023年1月31日
プロジェクト終了:2023年2月28日
リターン配送開始:2022年5月下旬から
リスク&チャレンジ
現在、本製品はデザインの多少の変更が起こる可能性がございます。
今回のプロジェクト成功に向けて、誠心誠意努力しておりますが、サポーターの皆様のご支援が大きく、リターン数量が大きくなる場合、工場での製造、もしくは配送作業の遅れが発生する可能性がございます。
上記のような事態が発生した場合には、サポーターの皆様に直ちにお知らせし、リターンをお渡しするスケジュールにそぐうよう、最善の努力につとめてまいります。
本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。 クラウドファンディングの性質上、上記等の理由におきまして配送遅延のおそれがございます。
原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
並行輸入品が発生する可能性があります。正規以外での個人輸入等は、完全に防ぐことができない場合がございます旨、予めご了承のほどお願いいたします。 並行輸入品は正規代理店による製品保証を受けることができませんので、ご了承のほどお願いいたします。
募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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