はじめに・ご挨拶
こんにちは。一般社団法人たからばこです。
私たちは千葉県習志野市で放課後等デイサービス、移動支援、日中一時支援、相談支援事業をしている小さな事業所です。
私たちは知的に重度の児童、重症心身障害児者、医療的ケア児、強度行動障害児者等の方々を支援しています。
このプロジェクトで実現したいこと
ガイドヘルパー講座を開講して、移動支援に係われる人材を増やしたい!!!!
・ガイドヘルパーを増やしたい
余暇(移動支援)はアイデンティティをはぐくむための大事な時間だと思っています。
障がいがある、なしに係わらず、
外出はプライベートを楽しむ時間であり、
地域にでて社会のマナー、ルールを知る時間にもなります。
たくさんの人に出会い、社会の優しさも厳しさも知る時間です。
そして余暇は「あなたである事を支える、心の土台を作る」大事な時間です。
・地域を創りたい
地域社会にとっても大事な時間となります。
車いすの方が、この歩道を安全に通れるのか
車いすの方のバスの乗降はこの場所では危険ではないのか
この表示、標識、案内では見にくい、わかりにくい、気が付きにくい。など
障害ある方が、街に出た時、初めて気が付く「社会の不便さ」があります。
本当の地域福祉とは、一人一人が大切にされる社会とは、
「外へでた一歩目」から始まるのではないかと思っています。
プロジェクトを立ち上げた背景
このポスターはガイドヘルパー講座を開講するにあたり、初期の頃より様々な協力をしてくださった東京都大田区で活動しているNPO法人風雷社中さんの啓発ポスターです。
私たちは学校や仕事が休みの日に映画を観にいったり、友人と外食にいったりしませんか?
ぶらぶら外出してみたり、ちょっとコンビニに行ったり何気なく外にでませんか?
何気なく何の躊躇もなく外に出られるのはなぜでしょう
歩けるからです。
自転車や車に乗れるからです。
公共交通機関の乗り方がわかるからです。
お金を支払えるからです。
人に会うのが苦痛でないからです。
信号を守る、車は危ないと思ってよける危険意識があり、すぐ行動できるからです。
車いすの方、知的障害がある方などは上記の事がネックになり、「外出」をためらう事があります。
年齢的な楽しみ、必要な買い物、公共交通機関の乗り方を知る事などが必要な時に、できない事があります。
その時に活用できる福祉サービスで「移動支援」という地域支援事業があります。
ガイドヘルパーという資格をもったヘルパーが付き添い、
障害特性に応じた支援をしながら外出を楽しむという福祉サービスです。
そしてガイドヘルパーの不足から、支援が予約できない(ガイドヘルパーの手配ができない)状態が多くあります。
余暇を支える、生活を支えるサポーターを
地域に一人でも多く増やしたい!それがプロジェクトを立ち上げたきっかけです。
これまでの活動
2017年、2018年にもガイドヘルパー講座を開講しています。
私たちの地域のご紹介
コロナ前は地域の方たちと合同で夏祭り
笑学校という高齢者の体操教室を行っていました
資金の使い道・実施スケジュール
・スケジュール
令和5年2月25日クラウドファンディング終了
令和5年2月11日~25日にガイドヘルパー講座を開講
2月11日(土)
2月12日(日)
2月19日(日)
2月23日(祝)
いずれも9時30分~17時30分ごろを予定しています。
令和5年2月末よりリターン発送
を予定しています。
・テキスト代
知的障害者本人中心のガイドへルーパーマニュアル(コミュニティサポート研究所著)1000円×23人分
全身性障害者の外出支援ハンドブック(日本医療企画)1760円×23人分
23000+40480=63480円
出来るだけ受講料の負担を減らして、多くの方が受講できる環境を整えたいです。
・会場費
10000×4日間=40000円
習志野市の公民館は法人格をもった団体はNG、研修費用をとる団体はNGで貸し出ししてもらえませんでした。
困っていた時、船橋の居住支援法人 株式会社 あんどさんが会議室を貸し出してくださることになりました。
・事務費
用紙代、インク代、郵送費など一万円を想定しています。
・CAMPFIRE手数料
このプロジェクトを支えてくださっているCAMPFIREさんに手数料を支払います
ガイドヘルパー講座
(内容)
座学では
ホームヘルプサービスの社会的役割
福祉従事者としての倫理や基本的態度や姿勢
ガイドヘルパーの制度と業務
移動支援の目的と機能
障がい、疾病の基礎知識や心理
事故防止の留意点
コミニュケーション支援
実技では
生活行為(食事、更衣)や移乗介助を行います
(カリキュラムの日程)
4日間(2月の11日、12日、19日、23日)の9時30~17時30分です。
最終日は講義終了後、修了証書のお渡しも含めるのでもう少しかかるかと思います。
(資格取得)
・移動支援の従業者(ガイドヘルパー)の全身性と知的の2種類を取得できます。
全身性とは
全身にわたる運動および機能障害者で、四肢体幹機能障害のある人で、身体障害者手帳1級を持つ重度の障害を有している方をさします。
視覚障害の同行援護とは違います。視覚障害の方の外出支援ではありません。
知的の方たち、身体に障がいがある方の余暇支援、外出支援になります。
リターンのご紹介
・移動支援利用者さんからのサンクスレター
・放課後デイの利用児童が作ったキーホルダー
最後に
外出には想定外がつきものです。
自分の思ったように電車やバスは来ないかもしれません。
混んでいて人ごみは疲れるかもしれません。
でも「このラーメンおいしかったね」「お風呂大好き、スーパー銭湯に行きたい!」
「また行きたいね」そう思えるように一緒に支援してくれる人を増やしていきたいと考えています。
そのために基礎を勉強し、資格を取得し、支えるサポーターを増やしていくという活動を私たちは今後も定期的に続けていきたいです。
お休みの日に、出かける予定があるって、なんて素敵な事なんだろう
一週間頑張ったご褒美に、〇〇を食べにいきたい。
電車に乗りたい。
そんな小さな幸せを一緒に叶えてほしいです。
最初の一歩目をどうぞサポートよろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るガイドヘルパー講座が終わって
2023/03/07 07:43おはようございます。ガイドヘルパー講座が終わって一息つけると思ったら翌日から、また怒涛の相談支援のラッシュ。春はいろいろ新しいスタートが始まるからこそ、不安、悩みがつきものですね。ご挨拶が遅れてすみません。無事、ガイドヘルパー講座は修了し、10名以上のガイドヘルパーさんが誕生しました。修了後、車いすの女性をみかけ、車通りで危なかったので介助させてもらった。ドラックストアへ行き、目的のものを購入し、大通りまで付き添った。やったことは誰にでもできる事だけど、受講して、少し自信がついたのだと思います。と受講生さんからメールをいただきました。これほど感動したメールはなかったです。声をかける勇気、安全に介助できる自信。4日間の中で何か感じてもらえて講座をやったかいがあったなと思いました。「次回はいつやりますか」「どこで開催しますか」とお問い合わせもいただきありがたいですが、今は、目の前の利用者さんに一生懸命向き合いたい時間が多いです。春のいろんな気持ちに寄り添ったら、また支援者の育成にも努力していきます。活動報告を読んでくださった方、支援してくださった方、受講してくださった方。ありがとうございました もっと見る
修了証の作成
2023/02/21 20:40こんばんは。たからばこの保坂です。ガイドヘルパー講座も最終日に近づいてきました。今夜は皆さんの修了証を作成しました。「資格」となる証明書を発行する、って少し緊張しました。でもうれしい気持ちも一枚作るたびに増していきます。今夜も受講生さんのサンクスレターをご紹介します。☆☆☆☆☆なかなか受講することができなかったガイドヘルパーの資格取得の一歩を踏み出すことができました。スタッフの皆さんも参加者の方々も明るく親切な方ばかりで、障害支援をする、しないにかかわらず、とても勉強になりました。相手の立場にたって支援ができるように考えていきたいと思います。☆☆☆☆☆関心を寄せ、考え、行動することが未来の地域をつくっていくと思っています。明日も素敵な一日になりますように。 もっと見る
ガイドヘルパー講座3日目終了しました。
2023/02/19 20:39こんばんは。たからばこ保坂です。ガイドヘルパー研修3日目が終わりました。本日午前は地域ケアさぽーと研究所の下川先生のご講義。午後はたからばこの利用児童がきて直接短下肢装具の装着、歩行支援、食事介助などの方法を体験していただきました。下川先生のご講義は受講生さんが「自分」を通じて体験し、根拠を学び、深める。午後は、午前の講義も復習しながら児童の介助。盛沢山の一日でしたが、受講生さんの頭と体と心にいろいろな事が吸収された一日だったのではと思います。本日も受講生さんからのサンクスレターをご紹介します。☆☆☆☆☆皆様のご支援のおかげで社会的意義のある資格受講をさせていただくことができました。今後、この資格で一人でも多くの方にお役立てできるようにしたいと思います。本当に有難うございます。☆☆☆☆☆ガイドヘルパーは障がいある方にとっても、地域社会にとっても欠かせない存在です。研修最後の一日もしっかり準備してまいります。 もっと見る
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