クラファンもいよいよ折返し地点を通過し、頂上を目指して駆け上がるフェーズに入ってきました。私たちの取り組みやがんばりや価値を寄付で応援してもらって、持続的で有効な支援につなげられるようにできればと思います。引き続きの応援よろしくお願いいたします!
■「おしゃべり」「語り」と「気持ち」「活動」の関係
オンラインによって効率化された世界(状況下)で最も失われたものは「おしゃべり」「語り」かもしれないなぁと思います。もちろんオンラインでも「おしゃべり」「語り」はできるし、心の動かされ方やモチベーションの上げ方は人によって違っていて一概には言えないんですけど。でも、やっぱりリアルでお茶したり、一緒にご飯食べたり、わいわい飲んだり、がっつりワークショップをしたり、そんなところで話される身体性も伴った情報交換は「気持ち」や「考え」を創り出す効果が高いですね。
市民活動・コミュニティ活動って「気持ち」の部分が重要。ボランタリー性もあるし、ライフワーク感もあるから、この「気持ち」が盛り上がらないと活動の勢いも上がらない。ビジョンや理念を語り合って気持ちが熱くなったり、いろいろなアイディアを出し合ってわくわくしたり、仲間のがんばりや存在にやる気が上がったり。
そんなことたちによって「気持ち」が盛り上がり、それが「活動」の盛り上がりにつながります。「おしゃべり」があって「語り」あって、深さのある「考え」や「気持ち」が創られて、それがガソリン・エネルギーになって「活動」が活気づく。
この3年間は集まれなくなり、会えなくなり、「おしゃべり」も「語り」も少なくなったと思います。それが「気持ち」や「わくわく感」を減らしている気がします。それが活動の停滞につながったり、活動の再起動を鈍らせているように思います。
そして、この課題意識はなかなか目に見えにくくて共有しづらい。だからなんとも言えない不調感やがんばれない感の中であきらめも出てきて、自己責任感と自己嫌悪感のループに入っていってしまう。
少しずつ少しずつ「おしゃべり」と「語り」を取り戻し、少しずつ少しずつ「気持ち」が自然と盛り上がってくるといい。自分の気持ちだけじゃなくて、みんなの気持ちも盛り上がるから、それがお互いに返ってきて相互に気持ちが盛り上がる。
そんなところから少しずつ少しずつ活動が再起動していくといい。悩みや不安を共有し、希望やアイディアやノウハウを共有し、声かけあって語り合って「気持ち」と「活動」をふくらませていきたい。ちょっとずつちょっとずつ。



