運命の出会いを生んだ、千原徹也の『記憶の一着』とは?
instant GALAを主催する赤澤えるが連載を務めるBe inspired!【赤澤えると『記憶の一着』】。l
さて、2回目のゲストはれもんらいふ代表・千原徹也さん。金髪に大きな眼鏡がトレードマークの彼は、今や東京カルチャーを語る上で外すことのできない人物。名実ともに東京を代表するアートディレクターです。ファッション誌の表紙デザインや、数々の有名ミュージシャンのCDジャケット、各界の有名人とのコラボレーションでもおなじみの彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?
千原徹也の『記憶の一着』を読む
千原徹也 / Tetsuya Chihara
アートディレクター/グラフィックデザイナー/株式会社れもんらいふ代表
1975年京都府生まれ。京都でデザインをはじめたあと、2004年に上京。大手広告会社やファッション関係のデザイン事務所を経て、11年にデザインオフィス「株式会社れもんらいふ」を設立。広告、装丁、ファッションブランディング、WEBなど、デザインのジャンルは多岐にわたる。主なアートディレクションは、スターバックスのイベント、舞台「100万回生きたねこ」、Zoff SMART、Zoff CLASSIC、菊地凛子web、きゃりーぱみゅぱみゅの振袖デザインなど。また、近年は洋服ブランドZUCCaとのコラボレーション「ZUCCa LEMONLIFE CO.」のデザイナー、ラジオパーソナリティ、アーティストのMVやCMの監督など、さらに活動の幅を広げている。
◆連載目的
2018年4月に実施される「思い出の服がドレスコード」の音楽イベントinstant GALAの主催者の一人 である赤澤えると、若者やマイノリティーの声をクリエイティブに発信するウェブメディアBe inspi red!が手を組み、様々な領域・業界で自身の哲学を持って活動や仕事を行っている方たちの「思い出 の一着」の紹介し、その一着の思い出についてのインタビューを行う。
インタビュアーは、ファッションブランドのディレクターをしながら、ファッションのエシカルなあり方を発信している赤澤える。
自分自身の哲学を持って様々な活動・仕事をしている著名人と「思い出の一着」について対談を行 い、思い出の具体的な内容はもちろん、ゲストのファッションに対するこだわりや考え方、ファスト ファッションとやエシカルファッションについての考え、これからのモードのあり方など、様々な観点から「これからのイケてるファッションのあり方」をあぶり出す。
そして、大量生産大量消費される服が多く市場に存在する現代の日本社会で、「モノ(服)を大切に する人=クールな人」という価値観を読者に広める。