亡き祖父と彼女を繋ぐ、前田エマの『記憶の一着』とは?
instant GALAを主催する赤澤えるが連載を務めるBe inspired!【赤澤えると『記憶の一着』】。l
さて、連載企画第3回目のゲストはモデル・前田エマさん。私と同じく赤いワンピースが大好きだと言う彼女は、東京造形大学を卒業しオーストリア・ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持つ、優れた才能の持ち主。モデルだけでなく、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、分野にとらわれない活動で注目を集める彼女が選ぶ、『記憶の一着』とは?
前田エマの『記憶の一着』を読む
前田エマ / Emma Maeda
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にウィーン芸術アカデミーに留学。
主な展示に、個展「アトリエE17のこと。」 (荻窪6次元/ 2014)、
個展「Mirrors and Windows」(代々木八幡NEWPORT / 2015)、「VOCA展」(上野の森美術館/ 2016)など。ミュージシャンとコラボレーションした朗読イベントを行ったり、現在3本の連載を持つなど、活動は多義に渡る。ナウファッションエージェンシー所属。
◆連載目的
2018年4月に実施される「思い出の服がドレスコード」の音楽イベントinstant GALAの主催者の一人 である赤澤えると、若者やマイノリティーの声をクリエイティブに発信するウェブメディアBe inspi red!が手を組み、様々な領域・業界で自身の哲学を持って活動や仕事を行っている方たちの「思い出 の一着」の紹介し、その一着の思い出についてのインタビューを行う。
インタビュアーは、ファッションブランドのディレクターをしながら、ファッションのエシカルなあり方を発信している赤澤える。
自分自身の哲学を持って様々な活動・仕事をしている著名人と「思い出の一着」について対談を行 い、思い出の具体的な内容はもちろん、ゲストのファッションに対するこだわりや考え方、ファスト ファッションとやエシカルファッションについての考え、これからのモードのあり方など、様々な観点から「これからのイケてるファッションのあり方」をあぶり出す。
そして、大量生産大量消費される服が多く市場に存在する現代の日本社会で、「モノ(服)を大切に する人=クールな人」という価値観を読者に広める。