こんにちは!
15年間俳優のみをして来た徳丸一円というものです。
プロダクションに所属して、仕事として俳優業もしています。
昨年、劇団Lacrimosaという劇団を旗揚げしました。
このプロジェクトとして実現したいこと、それは「次世代に残せる演劇を作っていく」です。
10年弱俳優としてやってきました、小劇場ブームからコミュニティの人間が出ていくことはあっても増えていく事はなく
そこにとどめのコロナ禍。
舞台俳優として立つ時も、体感でお客様が減っているのが多いにわかる。
色んなコンテンツが増えたことが原因だと、演劇は古いと、そう思っていたことはありました。
安易で、早く、時間を擦り潰すだけのコンテンツを、YoutubeやTikotokを
一通り楽しんでみました。楽しかったです。なんか賑やかな時間が過ぎたって感じ。
少し物足りなくて、人と話す話題としてのYoutoubeやTiktokは
知ってるか知ってないかからしか話せない。そこが物足りないんだと気付きました。
僕は俳優をやるかたわら、いろんな所へ観劇へ出かけたり、稽古場にお邪魔したりしています。
目の前で人が話す情報で、別の次元が発生し、それが展開していく。
それがお客様にどう届くのか、そもそも人間ってのは〜なんて言ってアツく語るんです。
そういうのが生きてる、って事だと思います。
このリアルなモノの代替品には何もなり得なかったんです。
平日はデイサービスで出来うる限りの良い時間をと思い働いています。
良い人間関係づくりの為に、どこに負荷がかかっていて、どんなお客さまがいて、どう満足して帰ってもらうか
日常からホスピタリティに神経を使っております。
状況を分解したり、利用者様のリクエストとこちらの出来ることの落とし所をちょうど良いところを探ったり。
次の寛解に向けて、かける言葉を変えたり。
つまるところ人間が好きで好きで仕方がない、だから演劇というフィールドを無くしたくない。
本当は誰も責任を取らずに消えていく文化なのかも知れない。
だけど、僕は去れない。たくさん恩がある。
だからやり続けるし、作り続ける、お客様が戻る日まで。
昨年、旗揚げを決意しました。
多くの、関西小劇場の人達は、稽古の時間に融通を効かせるため、バイトを行っています。
コロナ禍で一番先に切られたのは、バイトです。
危ない商売に行って、捕まった人間もいました。
でも正社員を真剣にデイサービスでやってみて
仕事をしながらでも配信や映像の出演などを入れてきました。
一部の人は「夢追い人」だと言います。アリとキリギリスのキリギリスだと言います。
僕は決して、彼等や僕の努力が「アリとキリギリス」のキリギリスだとは思わない。
お客さんの気持ちを代表して、役としてセリフを言い、俳優業に途方もない時間私生活を捧げている。
彼らを守っていく事、せめて手の届く範囲で
僕の人件費のみを削って出来る最大限をやっております。
仕事以外の時間全部を使って、それでも僕は何も守れないんでしょうかと苦悩しております。
売れたい気持ちでやってません。
僕らが私生活支えられてる分、真っ当に演劇で返したい。
業界を一つのやり方として支えたい。
僕を含めパフォーマーや俳優業の人達はそう思って暮らしています。
周りに笑顔で暮らして欲しいと皆一丸になり願い、作品という人々に追体験出来る物語を三ヶ月スパンで作っていく。
人の希望や明日を願い、暮らしていくのが我々俳優の本性です。
優しい人達を救えない憤りが、常にある無力感が、俳優業で出演依頼を受けていただけの僕を
今このキャンプファイアに臨ませています。
集めた資金について
俳優・女優のギャランティーや衣装、広告費や稽古場代などの劇団運営に使わせていただきます。
通常は交通費やご飯代も出ない小劇場の演劇です。
僕の劇団に満額任せていただけるなら、必ずや関わった表現者とスタッフさんにももちろんお客様にも
この劇団に関わって良かったと思える時間をお作り致します。
リターンについて
DVD(カメラ2台による撮影、映像編集をし2パターンのキャスティングの両パターン収録、さらに稽古場の映像も収録)
台本(上演済みの台本をお届け)
パンフレット
(俳優や見学者などの撮影した写真や設定についての情報、世界設定の語られることのない詳細などが載ってます)
CD(今作品に使用されている楽曲のCD)
DVDのクレジットに載る(スポンサーとしてDVDにクレジット記載させていただきます)
実施スケジュール
2023年
5月26日 次回公演「3RD EYE〜自動運転車の中の死体〜」上演開始
5月28日 撮影終了・映像編集開始
6月 台本・CD郵送開始
8月中 フォトブック・DVD 編集確認・郵送開始
最後に
言いたい事は言えました。
もしかしたら、新しく世界を知るキッカケになったかも知れません。
良かったら、劇団Lacrimosaの公演に限らず、劇場に足を運んでみてください。
客席に座る前と、劇場を後にする時、心の何かが変容してるのを、感じていただけたら幸いです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る