はじめに・ご挨拶
はじめまして。プロジェクト主催の西川と申します。普段はインスタグラムにて「森のペンギン」と言うアカウントで自家焙煎コーヒーの販売や、愛犬の情報を発信しています。
そう、猫ではなくパグ飼いなのです(笑)
パグ飼いなのですが、ひょんなご縁があり、この度保護猫活動支援の一環として書籍の出版プロジェクトを発足する事にしました。
プロジェクトをやろうと思った理由
きっかけ
それは2022年7月のこと。
自家焙煎コーヒーの販売を行っている私の元に、お友達を通じて保護猫譲渡会イベントへの参加のお誘いがありました。
我が家は代々犬猫好き。しかも、今私以外の身内は全員猫を飼っており、そのほとんどが保護猫(捨て猫)。これも何かのご縁と思い参加させていただくことにしました。そして、せっかくなので実家の保護猫の写真のパッケージコーヒーを持っていったのです。
これを見た保護猫ボランティアさん。
保護猫譲渡会のチャリティーグッズとして里親を募集している猫の写真でドリップパックコーヒーを作って欲しいとご依頼下さいました。
最初はご注文のお品を譲渡会の会場にもっていくだけだったのですが、ボランティアさんたちとお話しているうちに、だんだんと保護猫の現状がわかってきました。
知れば知るほど
「保護猫」と一言で言いっても、野良猫、ネグレスト(飼育放棄)、多頭飼育崩壊、飼い主さんの病気や高齢者飼い主さん死去など、保護の対象となる猫には様々な事情があります。
また、保護の方法もTNR、里親制など。
TNRのお話もしたいところですが、今回は保護した猫に里親さんが見つかるまでについてお話したいと思います。
保護猫について
対象となる猫が健康な状態で保護されることはほぼありません。糞尿まみれで十分なご飯も食べていない猫たちは、ほとんどの子が何らかの病気を患っていたり、怪我をしていたり、ノミダニだらけだったりします。
時にはへその緒がついたままの子もいます。
そんな子猫を専門で預かるミルクボランティアさんは、昼夜を問わず数時間置きにミルクを飲ませ、体を暖め、排泄をさせなければいけません。
病気の子、怪我をした子はその治療費も高額です。
ボランティアについて
「ボランティア」と聞くと、生活に余裕があり時間もたっぷりある人がやることというイメージがあるかもしれません。
ですが実態は…
私が知っているボランティアの方は全員お仕事をされています。皆さん働きながら、猫の世話をし、病院に連れていき、休みの日には譲渡会につれていく。そんな方たちばかりなのです。
「そこまでできるその原動力は何なのですか?」
そう尋ねたことがあります。
「ただただ命を守りたい。それだけですかね」
ボランティアさんは笑顔でそう話してくれました。
命を守りたい。その信念のみでボランティアさんたちは頑張り続けているのです。
譲渡会について
保護した猫は体調や行動が落ち着いた頃、譲渡会デビューを果たします。
譲渡会といってもその日にお渡しする訳ではありません。
世の中には本当にいろいろな人がいて、おもちゃのような感覚で扱う人や、軽い気持ちで飼ってみたいという人がいるのが現実です。
ボランティアさんは、そのあたりの事情を丁寧に説明し、後日、希望される方の自宅まで猫を連れていき、家族構成や環境を見させてもらいます。そして約2週間程のトライアル期間を経て、上手くいけば正式譲渡。不適切な環境だったり、トライアルが上手くいかず戻ってくることも珍しくはありません。
本当に、すごい手間と段階です。
暖かいお部屋、ふわふわのお布団で家族と共に過ごすことのできるようになるひと握りの猫。それはまさに奇跡に近いことなのかもしれません。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトで実現したいことは2つあります。
ひとつは、保護猫活動の現状をたくさんの方に知っていただき、もっともっと支援の輪を広げたいということ。本の冒頭で、保護猫活動の現状、課題について書きたいと思っています。
もうひとつは…
上述のとおり、たったー匹の猫を幸せにするために、たくさんの、本当にたくさんの人が力を合わせています。
保護した人
ミルクボランティアさん
預かりボランティアさん
獣医さん
譲渡会に参加する人
譲渡会を主催する人
物資や募金で支援する人
そして…
里親さん。
心や体に深い傷を残した猫を、里親さんはどのような気持ちでお迎えするのでしょうか。
本プロジェクトでつくりたい書籍「君が家族になった日」では、そんな里親さんの思いを綴っていただき、猫を幸せにするために尽力している方々に感謝の気持ちを伝えたいのです。
ボランティアさんは、里親さんに譲渡した後、感傷に浸る間もなく、また次の猫を保護し、お世話をしています。
もちろん譲渡した子もそれで終わりではありません。里親さんと連携し、相談に乗ったりサポートを続けたりしています。
でもこれまでのように会ったり、抱っこすることはなかなか出来ません。
この本を通じて、保護猫活動に関わった全ての方々に
「僕(私)幸せになったよ。ありがとう。」
と伝えたいのです。
本の作り方について
ご協力いただける里親さんにはリターンで支援頂き、写真とメッセージを寄稿いただきます。
morinopenguin33がそれらをまとめ、出版社に入稿します。
資金の使い道
クラウドファンディングによって集まった資金は以下の用途に使用させていただきます。
・書籍出版費用
・支援者の皆様へのリターン配送費
・保護猫ボランティアへの寄付
・CAMPFIRE手数料
リターンについて
このプロジェクトはAll-in方式で実施するため、目標金額に満たない場合でも計画を実行します。
ですが、何よりメッセージを書いてくださる里親さんがいらっしゃらないことには本を作ることができません。本の作成に向けてご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。
10000円コース
■1ページ掲載+完成書籍2冊+オリジナルドリップパックコーヒー1個
・猫の写真と里親さんのメッセージを掲載します。
・完成した書籍を2冊お送りします。(1冊は保存版に)
・「森のペンギン」オリジナルのドリップパックコーヒーを1個お送りします。
※こちらは里親さんのみ可能なご支援となります。
5000円コース
■巻末に応援メッセージ掲載+完成書籍1冊+オリジナルドリップパックコーヒー1個
・巻末に一言応援メッセージとお名前(ニックネームやイニシャルも可)を掲載します。
・完成した書籍を1冊お送りします。
・「森のペンギン」オリジナルのドリップパックコーヒーを1個お送りします。
2500円コース
■完成書籍1冊+コーヒー割引チケット
・完成した書籍を1冊お送りします。
・「森のペンギン」コーヒーの割引チケットをお送りします。
20000円コース
■完成書籍10冊
・完成した書籍を10冊お送りします。
※使い道は様々。お友達やボランティアさんにプレゼントしたら喜んでいただけると思います。
1000円コース
■ただただ応援
・お礼のメールをお送りします。
・「森のペンギン」コーヒーの割引チケット(シリアルナンバー)をお送りします。
【森のペンギンコーヒーについて】
♥オリジナルドリップパックコーヒー
名称:レギュラーコーヒー
内容量:10g
保存方法:高温多湿を避け常温で保管
賞味期限:焙煎日より3ヶ月
※原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
※商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
♥割引チケットについて
有効期限:2023年12月31日までのご注文分
割引率:合計価格の10%OFF
ご注文時にチケットに記載のシリアルナンバーをお知らせ下さい。
ご使用は1回限りとなります。
ご注文方法は、チケット内に記載しております。
実施スケジュール
2023.3月中旬:クラウドファンディング終了
2023.3月末:原稿寄稿
2023.4月:編集、校正、入稿
2023.7月:出版完了、発送
少しでも早く出版出来るよう、1ページ掲載ご支援の方は写真の選別とメッセージのご準備を始めておいてください。
最後に
保護猫を迎えることは出来なくても、一人一人出来ることはあります。この本を通じて、優しさが広がり、人にも猫にも犬にも、全ての生き物に優しい世の中になってほしい、心からそう願います。
<優しさは、分けると減るのではなく増えていくもの>
最後に、今回のプロジェクトにつきましては、たくさんのボランティアさんに、情報や写真のご提供をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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