▼はじめに
このプロジェクトページを見てくださり、本当にありがとうございます!
プロジェクトオーナー 一場木工所 代表の一場未帆(いちばみほ)です!
自社の被災をきっかけに子育てをサポートする装備を備え、災害時にも支援ができる1台で多機能な木育トラックをつくりたい!と思い、今回のプロジェクトを立ち上げ、2024年1月「木育トラック」製作が始まりました。この「木育トラック manaviba」を全国に広げていきたい!まずは首都圏で運用します!全国に木育、子育て支援の輪を広げる挑戦しています!
▼木育トラックの特徴
▼プロジェクトチーム企業
ウッドデザイン(木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動)に取り組む企業に、一場木工から声かけをして実現したプロジェクトチームです!ウッドデザイン賞や一般社団法人ウッドデザイン協会メンバーとして同じウッドデザインを進めている企業の方々と連携しています!
【発案・企画・監修・運営管理】有限会社一場木工所(広島)
【木柵協賛 /実施協力】山二建具株式会社(千葉)
【内装デザイン・施工】株式会社アーティストリー(愛知)
【車両】いすゞ自動車首都圏株式会社 (東京) 株式会社河野ボデー製作所 (広島)
【内装費用協賛 /広報・営業協力】株式会社モリアゲ(東京)
【内装木材提供】株式会社サカモト(埼玉)株式会社ウッドワン (広島) 株式会社キーテック (千葉) 株式会社名南製作所 (愛知) 株式会社WOODPRO (広島)
【内装備品】つな木 株式会社日建設計 Nikken Wood Lab
【ネーミング・ロゴデザイン】合同会社konohazuk(東京)
▼プロジェクト立ち上げの背景
2016年に熊本の震災でSNSを通じて現地の保育園の方がおもちゃが全部流れてしまって子どもたちが遊ぶおもちゃがないと聞き、会社にある木のおもちゃをかき集めて、現地の保育園に届けました。その2年後、今度は西日本豪雨災害で一場木工所が1m以上浸水の被害に遭い、電気・水もない中、猛暑の中の片づけと1か月間の操業停止を余儀なくされました。それが事業を木育おもちゃ製造へ大きくシフトするきっかけとなりました。
その時の経験と全国でも珍しい女性だけの木工所として、何ができるだろうか、木を五感で感じることにより効果の実証試験などにも取り組んできたからこそ「木のおもちゃやワークショップで子育てをサポートできないか」「木育を通して木の魅力と可能性を多世代に伝えたい」「何か災害があった時には安心できる授乳室や遊び場を提供したい」という想いが募り、ダイハツ広島販売株式会社さんとダイハツ工業株式会社の「nibaco」を活用した、木育デリバリー事業をスタートしました。
その事業の中で、雨天の問題と授乳室などのサポートもするのであればもっとスペースということから、今回の2トントラックを使用する「木育トラック」プロジェクトが立ち上がりました。
1年前のプレスリリースはこちら 2023年1月の木育トラックプレスリリース
車両の架装及び車検の問題でなかなか架装会社が見つからず、開発が滞っていたところ、東京ガス様から日本カーソリューションズをご紹介していただき、日本カーソリューションズ様が声掛けしてくださり、いすゞ自動車首都圏様が名乗りを上げていただきました。いすゞ自動車首都圏様から車両架装会社である河野ボデー製作所様をご紹介いただいた際は、本社が広島というご縁がつながりそこから約1年やっとカタチになる手前まで来ました・・・
▼プロジェクトへの想い
小さなお子様とのおでかけは授乳やミルクのお湯の準備や、着替えなどで荷物も気持ちもいっぱいいっぱいになります。子どもの休憩する場所のないフードイベントやスポーツイベントなどの野外イベントも多く、親子とも疲れきってしまいます。
代表の一場も真夏に親子で汗をかきながらドアをあけた車でおむつ替えをした経験などから
「快適な場所でおむつ替えしたい」
「ちょろちょろする上の子を気にせずに、安心して授乳したい」
「5分だけでいいから子どもベビーカーからおろしてあげたい」
「上の子どもの遊びたい気持ちと赤ちゃんのケアのバランスが大変」
「ミルク用のお湯が重たいし、足りないかも」
「親もまったり過ごしたいな」
そんな要望に応えられる場所があればもっと子育てが楽しく、安心なおでかけができるはず。
木育トラックを都市から森への入り口として、まずは木に触れる体験をしてもらいたい、日本の森の木で作ったおもちゃもだんだん増えてきていますが、今、日本で流通している木製のおもちゃの多くは輸入された海外の木でできたものです。
日本の森の木でおもちゃなど木製品を作ることは、森に必要な人の手が入り、資源の循環ととにも産業や経済を回していくことに繋がります。
日本の林業で育成されている人工林のヒノキ・スギはもちろん、天然林(自然林)・里山にも人の手による管理が必要です。CO2を固定化して、地球温暖化防止やカーボンニュートラル、カーボンゼロの対策に必要不可欠な木は、都市の中では遠く感じる存在かもしれません。
でも、街路樹や公園の木、レモンやリンゴの木なども同じ「木」というサスティナブルな資源です。だからこそ、多様な木々の香りや肌触り、個性的で魅力的、そして多くの可能性を秘めた環境にやさしい素材「木」に触れる・知る体験を提供したいのです。
「ちょっと森に行ってみたいな」「暮らしに木製品を取り入れてみようかな」「どうせ行くなら木のテーブルのお店に行こう」「知らない」から「知ってる」に
「知ってる」から「木っていいな」に
「木っていいな」から、自分なりのちいさな「0.2歩」
のアクションに繋がる場を作ります。
「木育トラック manaviba」プロジェクトチームの同じ熱い想いを持った方メンバーとともにこのプロジェクトを進めていきます!
▼自己紹介
一場木工所(本社:広島県三次市)は、女性だけで運営する全国でも珍しい木工所 ウッドデザイン賞8年連続受賞するなど、多数のアワードに輝いたデザイン性の高い木育おもちゃを製造販売しています。技術士(森林部門/林産)として、親子向けの木育ワークショップの実施や企業・行政向けアドバイザー、内装木質化等効果実証事業などの検証など、多角的な木育で木の魅力や可能性を伝えています。
また、木育普及委員会の代表としても、木育フェスや木育アカデミーなどのイベントを主催しています。
▼木育とは
木材と森林に触れることを通して豊かな感性を育むこと、次に木材や森林、材料としての木材の特徴や利用の意義、森林の価値などを環境・経済・文化・社会的な視点から正しく知ることを通して、子どもから大人までの全ての人が木材·森林との関わりを考え、その結果として木材・森林を活かすことのできる人を育てる教育活動です。
▼搭載設備
日本の森の木でできたおもちゃ (森のこころんプール、ひなたぼっこマルシェ、パンdeドミノ、やまざくらのはしっこ積み木、クミノなど) 運用後、全国の日本の森の木で作られたおもちゃも随時増やしていきます。
授乳室、おむつ替えシート、クーラー、発電機、蓄電器、Wi-Fi設備、ウォーターサーバー、冷蔵庫、照明、換気扇があり、壁面は、棚になっていてたくさんのおもちゃや絵本などを収納できます。また、協力会社さまの木製品サンプルやイベント情報、製品情報など
【雨対策】
雨天の場合は、側面を閉じたままで利用できるように設計中です。
※柵と階段は現在設計変更中で、デザインも多少変更になる場合があります。
【内装木質化】
内装を木質化して、木の香りのする癒し空間です。
床 広島県産ヒノキ (ウッドワン様提供)
壁 埼玉県西川材ヒノキを使用した壁紙ウッドピール (サカモト様提供)
天井 不燃材認定 LVL極薄内装シートバウムクーヘン (キーテック様提供)
木柵 千葉県産ヒノキ (山二建具様提供)
階段 軽さと強度兼ね備えたハニカムダンネージ (名南製作所様提供)
展示棚 使用済みスギ足場板のアップサイクル板 (WOODPRO様提供)
クランプ 専用クランプと木材で簡単に組み立て可能 階段、組み立て式展示棚に使用 つな木 (日建設計Wood Lab様提供 )
内装木質化することによる効果はこちら。
日経BP 空間×ヘルスケア2030 一場木工所実証記事
ダイハツ広島販売様 内装木質化等効果実証事業掲載ページ
▼現在の準備状況
いすゞ自動首都圏様の契約が進み、トラックの架装がスタート
▼リターンについて
▼スケジュール ※スケジュールに変更になりました
1月 木育トラック製作開始
4月 先行予約スタート
4月下旬 木育トラック 架装部分の完成
5月 リターン発送開始 ※車体などへのロゴ掲載は運用スタートから1年です
5月上旬 トラック内装(木質化)施工
5月下旬 車検
5月末 木育トラック完成
6月 木育トラック運用スタート
▼資金の使い道
車両頭金:206万円
車両搭載備品の一部:38万円
手数料(17%+税):56万円
合計 300万円
目標金額を超えた場合は、クーラー、発電機、蓄電器、Wi-Fi設備、ウォーターサーバー、冷蔵庫など車載備品に使わせていただきます。
▼最後に
今回は日本初の木育トラックとして、1台製作し、まずは首都圏で運営することでより多くの方にこのプロジェクトを知っていただき、全国に拡大していきたいです。
より多くの親子の木に触れる体験を提供したい
「知らない」を「知っている」に
「知っている」をちいさな「0.2歩」に繋げたい
都市から森への入り口へ
ぜひこのプロジェクトにご支援いただきますようお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る木育トラックやっと能登へ行きます!こどもたちに笑顔届けたい!
2024/09/12 11:17木育トラック 子どもたちに笑顔を届けに、能登へ行ってきます!9月14-16日 珠洲市、輪島市で木育トラックで遊んでもらえます国際NGOオイスカさんとの協働事業で、木のおもちゃのプレゼントも持って行っています。少ないですが、お水もっていきます。9月14日(土) 10時から終了時間未定 奥能登ブリッジ前(飯田町) 9月16日(月祝) 14時から終了時間未定 海浜あみだ湯前(野々江町)9/15日は輪島市です。急遽決まった事業なのですが、完成から2カ月やっと能登にいくことができます。また結果ご報告いたします もっと見る
進捗の遅れ及び返礼品の発送について
2024/06/03 11:35一場木工所 木育トラック「manaviba」プロジェクトにご支援いただいた皆様進捗のアップができておりませんでした。申し訳ありません。【進捗情報】現在、木育トラックは完成に向けてアーティストリー様で内装施工の最終段階に入っています。内装が終わり次第、茨城の河野ボデー製作所様での最終確認後、車検となります。車検後の完成は、20日ごろを予定しています。完成に合わせ、6月29日にイベントを準備中です。こちらにつきましては、6月11日に発表いたします。【返礼について】5月返礼予定の一部の返礼の発送が遅れており、大変申し訳ありません。ポストカード、Tastywood 、食パンキーホルダー、エビフライキーホルダー、森のバランス積み木の返礼品につきましては、本日発送いたします。他残りの返礼品につきましては、6月上旬までに発送できる予定です。 もっと見る
木育トラック ご支援のお礼
2024/04/03 07:57一場木工所 初めてのクラウドファンディングはsuccessにはなりませんでしたが、多くの方にご支援とご賛同いただき、大変感謝しております。本当にありがとうございます!挑戦期間中は、温かいお言葉や激励をいただきまして、何度も励まされました。このプロジェクトの必要性を感じていただけたこと、自分にできるかずっと不安だった心を皆様がやさしくほぐしていただき、より良いものをしっかりと全国に根付かせていこうと強く決意いたしました。トラックの架装が思ったよりも早く完成しそうですので、運用は6月としていますが、少し早い5月中のお披露目もできるかもしれません。今後も活動の進捗などを挙げてまいりますので、木育トラックのスタートをぜひ一緒に伴走してください。この度は本当にありがとうございます! もっと見る
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