弊社の作物を使ったお食事。豆腐も自家製です健康や美の基礎は食事です。身体は食べるものから出来ているのですから、栄養なくして、健康的で美しい身体は作られません。

ところが、一見豊かにも見える日本の食は危機に瀕しています。

食料自給率は令和2年度の数字で37%。肥料や農薬も世界情勢の影響で価格が約3倍になり、農業の厳しさは増すばかりです。さらに、輸入する食材には遺伝子組み換え作物も多いばかりか、普段食べている食材は多量生産を目的としたものであることが多く、昔ほどの栄養素は入っていません（参考　日経新聞「野菜や果物の栄養、数十年前に比べて低下」）。普段の食事で十分な栄養を摂れている人が、どれだけいらっしゃるでしょうか。

「現代の食に警鐘を鳴らし、食と向き合う方を増やし、元気な日本人を増やしたい」。

そのため今回のプロジェクトでは、自然農法で育てた「米ぬか」と「原木キクラゲのエキス」を使った、栄養たっぷりのサプリ開発にチャレンジします。

リターンには、ビタミンD・カルシウム・88種類の酵素をはじめとした栄養が一気に摂れるサプリ「D＋（ディープラス）酵素」のほか、米ぬかパウダーやおからなど、皆さまに安心して召し上がっていただける自慢の作物・製品をご用意しました。

ご支援いただくことは、障がい者の方の雇用機会の増加にも繋がります。なぜならサプリの原料となる「米ぬかパウダー」やレモン、リターンにもある「おからパウダー」は、障がい者の就労支援事業を行なう「合同会社フォーチュン」さんで製造・栽培しているからです。

自然農法で育てた食材を用いたサプリで元気な方を増やし、さらに障がいをお持ちの方の雇用機会も作り出していきたいです。

就労継続支援A型事業所フォーチュンの皆さん

はじめまして。愛媛県伊予市で「道後高原ファーム」を営む谷田日出三と申します。自家採種の種にこだわり、循環型農業をめざして農家をしながら、全国で食育の活動を行っています。

私は2010年から、肥料を化学肥料も有機肥料も一切使わず農薬不使用で農作物を育てることに徹してきました。

幾度の失敗を経て、少しずつではありますが、完全農薬不使用の新鮮なお米や野菜の収穫に成功しました。農薬不使用で育ったお米や野菜から種を採取し、さらにその種を育て農薬不使用・肥料なしで育つ農作物を増やしています。

長男と次男が俵を編んでいるところです

農薬、肥料に頼らない自然農法をおこない、その大切さを伝える活動を始めようと思ったきっかけは、ある友達が若くして「モヤモヤ病」という脳の難病にかかったことでした。彼女は当時20代半ば。ドクターによると、病の原因は食生活にあると知り、愕然としました。

私はそこから勉強を重ね、日本の食事情がいかに危ういかを痛感することになります。

今の世の中は何でも直ぐに手に入り、とても便利ですよね。しかし、食材の安全性を無視したお店ばかりが増えて、本当に安心して食べられる栄養価の高い食事が減っていくような気がしてなりません。 

和食がユネスコの無形文化遺産に登録されていますが（2013年）、日本の食料自給率は37％。ほとんどの食材を輸入に頼っている状況なのです。

日本の食は安全と言われている割に、スーパーの加工品は遺伝子組み換えのものがあふれ、アレルギー体質や難病の患者が増大しています。また日本の食品は世界でも稀にみるほど大量の添加物が使用されています。（出典：日本ヤバい！食品と添加物について）

遺伝子組み換えやゲノム編集が導入され、2050年には子供の50%が脳の病気になるという指摘もあります。（参考：遺伝子組み換え作物の危険性）

特にゲノム編集は影響が深刻で、一つの遺伝子を編集すると1,500種類の病気を引き起こすという指摘もあります。自然界に新たな問題を起こす可能性が高いにも関わらず、国は安全性の検査もせずに導入の道を選んでしまいました。

ゲノム編集の導入は、遺伝子組み換えよりももっと早く子どもたちの身体に影響が出てきます。人間のDNAまで破壊する恐れがあるという指摘もあります。（参考：解禁！“ゲノム編集食品” ～食卓への影響は？～）

普段何気なくスーパーで購入している加工食品――。その中には、さまざまな原材料や食品添加物が含まれており、中には摂りすぎると人体に悪影響を及ぼす「毒物」が多数存在している。

こうしたことを知るにつれ「食の大切さを伝えていかないと手遅れになる」と感じました。

自然農法栽培とは、生態系を乱す化学肥料・農薬の使用を控え、「耕地生態系を充実させて物質循環機能を高め、全ての生き物の役割を認め、より自然の機能を発揮させる」事を原則とした、永続的な栽培をいいます。

農薬不使用で肥料も使わない「自然栽培」で出来た野菜は、美味しさが格別です。よく「こんな美味しい野菜食べたことない」とお褒めの言葉をいただきます。栽培に手間暇はかかるものの、美味しいだけでなく栄養素もたっぷりです。大豆本来の甘みとコクがあり大好評です

穀物・野菜だけでなく、収穫した穀物を使った加工品にもチャレンジしています。現在、自家採種の農薬不使用・肥料不使用の大豆と室戸の海洋深層水を使って、ゆっくりと昔ながらの豆腐も製造・販売しています。

また、リターンにもご用意しておりますが、作った作物を余すところなく頂くため、米ぬかパウダーやおからパウダーも作っています。

お米や豆腐、野菜、お茶または紅茶を通して、日本の和食の素晴らしさをもっともっと多くの人に伝えていきたいと思います。

今回のプロジェクトでは、弊社が12年以上試行錯誤してきた「添加剤を一切入れない自然農法」で栽培された原材料を使った「D＋酵素」というサプリメントを開発したいと考えております。

D＋酵素の主原料は、自然農法で育てた米ぬかと原木キクラゲです。それだけでもカルシウムやビタミンたっぷりですが、ここに88種類の酵素と、100億以上の乳酸菌も摂れるようなサプリとする予定です。

米ぬかやキクラゲを継続的に摂ることは難しいかもしれませんが、サプリであれば手軽に続けやすいため、健康習慣として取り入れやすいだろうと考えています。

まずは米ぬかについてご説明します。

お米を白米にする際には、精米して削り取ってしまう部分がたくさんあります。しかし、削られてしまう「皮」「胚芽」「ぬか」の部分には、実は豊富な栄養素が含まれているのです。

玄米のぬかの中には「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が豊富です。また、「フィチン酸」が含まれていることでも注目されています。

▼米ぬかの代表的な栄養素

次に、キクラゲについてです。実は豊富な栄養素を持つ優秀な食材で、近年ダイエット食品としても人気を集めております。

乾燥キクラゲの栄養素としては、食物繊維、ビタミンD、カリウム、鉄分、ビタミンB₂、カルシウム、マグネシウムも多く含まれます。きくらげのg当たりのビタミンD含有量は、食品の中で1番だと言われています。鉄分に関しては、レバーの3.5倍と女性が不足しがちな栄養素を効率的に補うことができます。 

キクラゲは原木で育てているところが少ないため、かなり希少です。菌床キクラゲを作っている場所は多いのですが、肥料が多くなるため硝酸値が高くなってしまいます。硝酸値が高いものはガンや難病にかかるリスクが上がるため、弊社では原木キクラゲを栽培しています。

肥料を使わないため細部は大きくないですし、曲がっているものもでき、見た目がきれいなわけではありません。でも自然農法で作った原木キクラゲの硝酸値は「ゼロ」です。

また製法についてもこだわりがあります。キクラゲの成分は水に溶けないため、キクラゲを絞ったエキスを乾燥させて粉にすることで、栄養素を体内に入りやすくします。

▼キクラゲの代表的な栄養素

食物繊維、ビタミンD、ビタミンB2、カルシウム、マグネシウム、鉄分、カリウム、亜鉛、鉄分

サプリ作りにおいて、錠剤を作ろうとすると一般的に凝固剤が必要です。しかし凝固剤を用いたサプリを多量に摂取すると腸閉塞につながりかねません。

いくら良い成分を詰め込んでも、栄養を吸収する腸が詰まってしまっては意味がありません。顆粒状のサプリであれば凝固剤を使わずとも製造できるので、「D＋酵素」には凝固剤を使いません。

実現したいことは山ほどありますが、今回のサプリ開発を通して私が行いたいことは、主に2つです。

①食育活動・自然栽培農業をさらに広めていく

これまでも、食育のためのセミナーや企画は度々おこなってきました。

ですが、サプリ「D＋酵素」を食育セミナーなどを活用して広めていくことで、食の大切さを伝え、より多くの皆さんにもっと食に興味を持ってもらえるような活動をしていきたいです。

また、引き続き昔ながらの農業の良さを継承し、自家採種の種を引き継いで農産物を作っていきます。自然栽培でできた食品と遺伝子組み換え食品や今後導入されるゲノム編集の食品との違いを訴え、安心して食べられる食の流通に貢献していきたいです。

②障がい者の雇用機会拡大

サプリの材料になる米ぬかパウダーや、おからパウダーは合同会社フォーチュンさんと連携して作っているものです。

サプリの原料であるレモンも、フォーチュンさんで作っています

今後も農薬不使用、肥料不使用の米ぬかを使って「米ぬかシャンプー」や「米ぬか石けん」などを作っていく予定です。

若い障がい者の子たちの目が輝いているのを見ると、私ももっとお願いできる仕事を増やして彼ら・彼女らの自立に貢献したいという思いが強くなります。

米ぬかパウダーのパッケージも、障がい者の子たちが作りました

CAMPFIRE手数料17％をのぞき、商品化における必要経費（開発・生産）に充てさせていただきます。

仮に達成度100%を超えてご支援いただいた場合は、制作ロットの拡大とセミナーや田植え活動といった食育活動のために使用させていただきます。

・お礼のメール：1,000円

・自然農法の食材を使った自然派サプリメント「D＋酵素」（30日分）：5,000円

・おからパウダー　2個セット：5,000円

・米ぬかパウダー　2個セット：5,000円

・自然派サプリメント「D＋酵素」と甘酒2種セット：8,000円

・自然派サプリメント「D＋酵素」と豆腐セット：8,000円

・自然農法の食材を使った自然派サプリメント「D＋酵素」2個セット：9,000円

・自然派サプリメント「D＋酵素」と自然農法の野菜7種類：10,000円

・おからパウダー　5個セット：10,000円

・米ぬかパウダー　5個セット：10,000円

・自然米5キロ＋豆腐セット：12,000円

・きのこセット：12,000円

・甘酒セット：12,000円

・自然米5キロ＋野菜セット(季節のもの7種類)：15,000円

・オーナーになれる権（3ヶ月）：80,000円

・自然栽培食材セット：50,000円

・オーナーになれる権（6ヶ月）：150,000円

2023年3月30日：クラウドファンディング終了

2023年5月1日〜：リターンの順次発送

ここまでご覧いただきまして、ありがとうございます。

日本が直面している食の危機を知ってしまった今、私は「食の乱れ」をそのままにしておくことができません。

農薬や化学肥料の作物や添加物だらけの加工品を食べていたら、だんだん免疫力が弱り色々な病気になります。たとえば、米国ではガン患者は減少しているのに、日本ではいまだ増加しています。（参考：スーパーの加工食品は「危険な添加物」だらけ ～食べすぎ注意！）

また、引きこもり事件やさまざま大事件が起こるたびに、日本の社会は「被疑者の『心の闇』だ」といって、心の問題だけで解決しようとする傾向が強いです。しかし、背景には食の崩れに原因もあると思っており、こうした食の重要性が軽視されている現状があると考えています。

食の大切さを、今一度みなさまに考え直していただきたい。

ですから自然農法で育てた作物の種を守り、継続できる農業を目指し、若い人が夢を持てる農業を実践して日本の農業を守りたいと考えています。全国で農業改革や食育セミナーを実施し、各地で自然農法の直売所ができるよう頑張っていきたいです。

今は固定種が販売されなくなり、種の保存・継続が難しくなっています。

中国も食料を爆買いしていますし、肥料を売らなくなっています。また、ロシアとウクライナの戦争のため肥料の高騰が続いてます。日本の作物の種は90%が輸入ですから、物流が止まるとお金を出しても買えない時代に向かっています。

これからの農業は、自家採種して種を繋ぐ活動がとても大事になってきているのです。

自然農法のお米や野菜、加工品の流通をしっかり行いながら、食の重要性を多くの方に伝えたい。そのために、種の学校プロジェクトで開催するセミナーを通じてこのサプリメントを広め、農業や食の問題への理解者を増やしていきたい。

また、現在フォーチュンさんと一緒に米ぬかパウダーやおからパウダーを作っていますが、これらの製品や「D＋酵素」が広まっていけば、障がいをお持ちの方の雇用機会を増やすことにも繋がります。

しかし、1人でできることには限界があります。だからこそ、私の活動を皆さまに応援していただきたいです。忙しい現代の中、効率よく取れるサプリメントを活用し、一人でも多くの方の力になりたいです。

自分自身やお子様・ご家族、お孫さんなど大切な人の健康を守るのは、あなたしかいません。

ご支援よろしくお願いいたします。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。