2016/05/02 17:35
こんにちは、矢部です!!

皆様のおかげで、今日の時点で目標額の54%、81000円のご支援が14名のパトロンの方々から集まりました!!本当にありがとうございます!!

 

まだまだ動き出したばかりです。考えなければいけないこと、勉強しなければいけないこと、非常に多くあります。見切り発車と言われてしまったりもします。それでも確実に一歩前進したことに自信をもって、応援してくださっている方々の期待に添えるよう、なによりも今回のプロジェクトで掲げたルワンダの若年層の失業問題解決という目標に少しでも近づけるように頑張っていきます!

 

では、以下活動報告二と称して私がルワンダで感じた魅力についてご紹介したいと思います!

①綺麗

トップに掲載した写真は実はルワンダの首都キガリで撮影したものです。あれ、思ってるアフリカやルワンダのイメージと違うと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ケニアのナイロビもそうでしたが、都市の中心部はかなり進んでいて先進国のそれと(少なくとも見かけ上)大差ないのが現状で、これだけでも何か違った印象を抱いてしまいます。ただし、幹線道路から一歩外に出ればまったく舗装されていない赤土の上で多くの人々が暮らしていることがわかりますが、、、、

私が二月に訪れることができたのは首都のキガリだけですので、あまり多くを語ることはできませんが同じ東アフリカのケニア、ウガンダの首都と比べていい意味でアフリカぽくない、という魅力があることは間違いありません。ナイロビやカンパラももちろんそれぞれの魅力がありますが、、

 

ゴミ、落ちていません。ゴミ箱、バス停などに設置されています。信号、守られています。
加えて、その千の丘の国とまで言われる爽快な景観。美しいです。

 

②安全×国民性

さて、ルワンダと聞いて思い浮かべるのはやはり1994年のジェノサイドという方が多いと思います。私も初めてアフリカに関心を抱いたのは高校三年生の時に観た「ホテルルワンダ」がきっかけでした。初めて観たときは、その悲惨な現場をリアルに描いた映像を最後までみることができないほどでした、、

そんな厳しい歴史を経てきたためか、やはりルワンダは道を歩いているときの安心感がまったく違いました。ここらへんの話は現地に行った際によりリアルにお伝えできればと思います。

 

③開発経済学的な面白さ

国家の経済発展というのは基本的に農業から始まります。歴史を見れば明らかなように、18世紀からの産業革命が生産水準を爆発的に高め、人類始まって以来の豊かな時代を迎えるわけです。これをノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートンは"The Great Escape(大脱出)"と呼んでいます。

近代農業革命で農業の生産性が高まり、余剰人員が広い意味での工業へと流れます。工業の発展とともに三次産業であるサービスが成長していく。当たり前のようなこの経済発展の段階を、歴史上、飛び越えた国はひとつもありません。

ところが今、ICT技術がこれまでの経済発展のあり方に変化を起こそうとしています。

プロジェクトの冒頭でもお話しましたが、ルワンダという国は典型的な農業国家す。内陸国の宿命であるあらゆる運輸コストが高く、貿易には適しません。工業も育っていません。人口も非常に少ないです。

知れば知るほど、絶望的な気がします。
ただ、それでもこの国は這い上がろうとしています。シンガポールを手本とした政策でアフリカのハブとなることを目指します。強いリーダーシップと深い見地を持ち合わせたリーダーがいます。人々に情熱があります。

ある意味で飛び道具であるITを武器にこの国はどう進んでいくのか。経済発展の歴史を変えることができるのか。

 

不謹慎かもしれませんが、考えただけでワクワクするのです。物凄いワクワクです!!!

 

以上、私が感じているルワンダの魅力について、三点だけですがご紹介させていただきました!