はじめに
皆さん、はじめまして。
今回のクラウドファンディングを主催させて頂きます、
酒井 良祐 と申します。
この度、『注文に時間がかかるカフェ』発起人である奥村さんの活動に共感し、
奈良で初開催をしたいと企画させて頂きました。
『吃音』
私がこの言葉を知ったのはごく最近の事でした。
偶然か必然か、たまたま目についた「注文に時間のかかるカフェ」の動画を拝見し、衝撃が走りました。
吃音を持ちながらも、勇気を出して挑戦し、夢に向かって頑張っている若者達の姿。
そんな彼らを応援するため、全国を走り回る 発起人 奥村さんの想い。
言葉では言い表せないほどの驚きと感動でした。
そして同時に「自分も何か出来る事をしたい!!」
そんな思いに突き動かされました。
気付けば、毎日Youtubeで過去の開催動画を何度も何度も観ている自分がいました。
「こんなにも彼らが頑張ってるなら、出来る事から自分も一緒に頑張ればいい!まずは地元でこの取り組みを実現したい!」
そう決心し、 - 奈良 初開催 - に向け、クラウドファンディングに初挑戦させて頂きました。
『吃音があるから夢を諦めないといけない。』
そうではなく、
挑戦する機会は誰にでも等しくある世の中であってほしい。
そのために必要な事は 当事者の一歩踏み出す勇気、
周りの理解と「吃音」を知るキッカケとなる環境だと思います。
今回、勇気を出して参加してくださる若者達と一緒に夢を叶えるつもりで
全力で取り組ませていただく所存です。
どうか、未来ある若者達の背中を押してあげて下さい。
皆様からの温かいご支援、どうぞ宜しくお願い致します!!
吃音を持つ若者には接客の夢に挑戦することで自信を持ってほしい。
吃音を知らない人にはスタッフとの交流を通して理解を深めてほしい。
注文に時間がかかるカフェ(略して注カフェ)はこの2つのコンセプトで活動を行っています。
“吃音がある若者たちが、本当にやりたいことを諦めずに前向きに挑戦できている。“
これが「吃音当事者が幸せに生きられる社会」の重要な要素の一つであると信じていて、私が今一番見たい世界です。
「吃音があっても安心して挑戦できる場」を提供することで、成功体験を通して自信を取り戻し、自分がやりたいことを諦めずに前向きに生きられるきっかけづくりを行います。
工夫① お客様は吃音について説明を受けてから、スタッフとの交流を行います
吃音当事者にとって不安なことの1つは、吃った時に他人からどんな反応をされるかということです。
「注文に時間がかかるカフェ」では、スタッフと接する前に吃音についての説明を受け、一般的な対処法を知ることができます。
工夫② 接客のセリフをマニュアルに入れない
カフェの接客では「いらっしゃいませ」等、マニュアルでセリフが決められています。
吃音者には定型文が苦手な人も多く、言い換えをしたせいで叱られた経験がある人も少なくありません。
2021年、はじめて「注文に時間がかかるカフェ」を開催したとき、私たちはマニュアルに接客のセリフを一切入れないことにしました。
「いらっしゃいませ」が言えなければ「こんにちは!」。「ありがとうございます」が言えなければ「楽しんでくださいね!」
スタッフ一人ひとりが言いやすい言葉で接客した結果、心がこもったあたたかい接客で大変良かった」とのご好評を多数いただいています。
工夫③ 自分が求めるニーズをマスクで表す
「吃音」といっても、人それぞれ症状や求めるニーズは違います。
例えば、発起人の奥村さんは「最後まで話を聞いてほしいタイプ」なのですが、あるメンバーは「推測して代わりに言ってほしい」と答えました。
店頭で一般的な説明をしますが、必ずしもすべての人が当てはまるわけではないのです。
そのため、スタッフは自分のマスクの頬部分に自分が求めるニーズを記載しています。
吃音に対する無理解や認知の低さから、学校や家庭で辛い経験をした子供が大勢います。
(Twitterにて吃音をもつ人を対象に子ども時代の経験・現在子どもである人には現在起こっていることを調査しました。約160件の体験談から抜粋)
(Twitterで集めた「吃音を持つ子どもの声」抜粋)
多くの人々が身近なコミュニティーでの無理解によって辛い経験をしているなかで、ごく少数の方は辛い経験がまったくなかったと回答しました。
共通した回答は「周囲の理解があった」ということでした。
発起人の奥村さんはこの調査の中で吃音を持つ人が生きやすい社会をつくるには、世間の理解・認知向上が不可欠だと確信しました。
『本当は人と話すのが好き』『接客に挑戦したい』
こんな素敵な想いを持つ若者を応援したい一心です。
吃音があっても、夢を諦めてほしくない。
勇気を出して挑戦して、一歩ずつ前に進んで歩いていく。
自分の人生をよりよいものに変えるためのキッカケになれたらと思っています。
又、注文に時間のかかるカフェに足を運んで頂き、吃音のある若者たちと交流することで、
今まで吃音が身近ではなかった方々にも理解を広げることができます。
諦めずに挑戦する姿をご覧頂き、次の挑戦する勇気に繋げていただければと思っています。
日々、福祉の分野で人の生活を支えている酒井さんの前向きな姿勢と行動力には、
いつも勇気を貰っています。
介護と注カフェ、対象となる人の年齢こそ違いますが、人々の生き方を間近でサポートするという
根幹の部分では非常に似ていることだと思います。
酒井さんの目指す、「病気や障がい、年齢で諦めていたことを取り戻す」
「お互いを認め合う地域づくり」を実現するためには沢山の力が必要です。
是非、ご協力のほど宜しくお願い致します。
「注文に時間のかかるカフェ」 発起人 奥村 安莉沙
人件費:50,000円
交通費:33,000円
宿泊費:8,000円
上記税:9,000円
備品:9,200円
手数料:1,0800円 (9%+税)
ーーーーー必要資金合計:120,000円
2023年2月上旬 スタッフ募集
2023年2月中旬 スタッフ顔合わせ
2023年2月下旬~実現に向け複数回のミーティング
2023年4月9日 「注文に時間がかかるカフェ」開催
2023年4月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
場所:奈良県橿原市(住所は予約された方にのみお知らせします)
日程:2023年4月9日(日)13:00-17:00(開催期間1日)
内容:コーヒー、ジュース等のドリンク販売(客席あり)
定員:40名様(整理券配布予定)
備考:スタッフは高校生~大学生のボランティアを募っています。
■1,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
■3,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②イベントの報告書をお送りいたします。*2
■10,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②イベントの報告書をお送りいたします。*2
③Instagramにてお名前の掲載*3
④ヨセッティにてWeb寄せ書きをお送りいたします。*3★
■30,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②イベントの報告書をお送りいたします。*2
③Instagramにてお名前の掲載*3
④ヨセッティにてWeb寄せ書きをお送りいたします。*3★
⑤奈良開催メンバーからの感謝動画をお送りいたします。*4
【備考】
*1 備考欄にメールに記載するお名前をご記入ください。
*2 イベント報告書はイベント終了後にメールにて一度のみお送りいたします。
*3 お名前の掲載はInstagram(https://www.instagram.com/kizuna_family49/)にご協力者様方のお名前(またはニックネーム)を一覧で投稿いたします。
*3 支援時、必ず備考欄にお名前掲載時に表記する名前(またはニックネーム)をご記入ください。公序良俗に反するニックネーム等は掲載できません。
★ヨセッティ Web寄せ書きの閲覧期限は1年間です。
*4当日、注カフェで働くスタッフ、発起人 奥村さん、主催の酒井 からのメッセージ動画をお送りさせて頂きます。
吃音と向き合いながら、懸命に今を生きる若者達です。
「吃音があるけど接客業をしてみたい!」「本当は人と話すのが大好き!」
そんな若者達が勇気をもって夢に挑戦できるチャンスを下さい!!!!
この機会を通して、自分の人生に希望と自信を持ってもらいたい。
またそういった境遇の若者達と交流することで吃音について知らなかった方々に
吃音についての理解を広げることにも繋がる大切な場にもなります。
境遇は違えど、皆がお互いを理解し、助け合い、支え合える。
そんな世の中を未来に繋げていきたいんです。
是非、ご協力いただけないでしょうか?
宜しくお願い致します!!
お忙しい中、最後までお読みいただけた事、ご縁に心から感謝致します。
有限会社ホームヘルパーステーション絆
取締役 酒井 良祐
「接客業に挑戦したくても、一歩踏み出せない若者に自信を。」
「吃音を知らないお客様には、スタッフとの交流を通して理解を。」
この2つをコンセプトに、2021年8月から始まった「注文に時間がかかるカフェ」。
もともとは発起人の奥村さんが10歳の頃から持っているカフェ店員の夢を叶えたくて、会社が休みの日に企画していました。
しかし始めた途端、過去の奥村さんと同じように「接客業に挑戦したい!…でも吃音があって一歩踏み出せない」という思いを持った全国各地の若者たちから連絡が殺到。
今では勤めていた会社を辞め、トランク1つにカフェ道具を詰めて1人全国を旅して開催地ごとに若者たちを集めて開催しています。
「吃音があっても接客業に挑戦したい。」
奥村さんの10歳の頃の夢はカフェ店員として働くことでした。
しかし、吃音が重かったため、残念ながら接客業の夢を諦めて大人になりました。
「やりたいことを諦める人生なんて、嫌だ。」
そう思った奥村さんは2016年に世界で2番目に大きなカフェ文化のある街・オーストラリアのメルボルンに渡り、あるカフェで働き始めました。
そこでは、障害や病気を抱えながらもカフェ店員としてキラキラと輝く人々の姿がありました。
たとえ困難があっても夢は叶えられる。
そう確信した奥村さんは帰国した後、接客の夢に挑戦したい吃音者が働ける「注文に時間がかかるカフェ」をはじめました。
【過去の掲載・出演(一部)】
関西テレビ「報道ランナー」277万回再生
日本テレビ「news every.」146万回再生
朝日新聞 10月22日 朝刊1面
朝日新聞 10月16日 朝刊「天声人語」
NHK「おはよう日本」
毎日新聞
読売新聞
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