胃がんの治療費の2倍かかる。(知ってましたか?)
超高齢化社会の進行に伴い、全国いや全世界で高齢者の骨折は増加し続けています。また、介護状態となった高齢者の介護にあたる家族の負担や介護施設での責任は増大しています。あるいは医療費も膨大に膨らみ国民皆保険のひっ迫も招いています。
胃がんや脳卒中・心筋梗塞は、命を脅かしたり重度の障害が残り要介護状態になる可能性の高い重篤な病気として知されています。高齢者の骨折の中でも特に重篤な大腿骨近位部骨折は、これらの疾患と同様に重篤であると理解されていません。
また大腿骨近位部骨折に要する国全体での医療費は、胃がんや脳梗塞・急性心筋梗塞と肩を並べるほど大きなものとなり、財政上の大きな負担となっています。胃がんよりも医療費が必要と一目瞭然です。
よって、高齢者の骨折の予防ができれば高齢者自身とその家族の大きな負担は軽減します。介護医療費を負担する国や自治体、税金や保険料を納める世代、すべての国民に恩恵があります。
一、高齢者骨折の種々の痛みから守ること
一、骨折した高齢者を介護する家族を種々の負担から守ること
一、介護医療費の削減を通じ、国や自治体を種々の負担から守ること
一、介護医療費の削減を通じ、現役世代を種々の負担から守ること