はじめまして。
独立行政法人国立高等専門学校機構 東京工業高等専門学校(東京高専)です。
本校は、中学校卒業後の15歳の学生を受け入れ、5年間の教育を通じて、
困難な課題に真摯に取り組む姿勢、問題解決へのプロセスを論理的に考える力、
課題を的確に解決する実行力を身につけた、未来の技術者や研究者を育成することを
目的とした高等教育機関です。
このたび、本校の「社会実装プロジェクト」及びプロジェクトの成果発表の場として
開催している「社会実装教育フォーラム」へのご支援をお願いしたいと思い、
12月下旬より立ち上げた本プロジェクト(目標金額:400万円)の第2弾として、
3月末を期限にクラウドファンディングを再度開始することといたしました。
第1弾では、ありがたいことに12名の方から合計115,000円のご支援をいただき
ました。今回の第2弾では、第1弾と併せた支援額400万円の達成を目指して
活動してまいります。
皆様のご支援はダイレクトに高専生の教育活動(試作品製作費・旅費等)に使用させて
いただきたいと思いますので、その点ご了承いただけますと幸いです。
世界のエンジニアとして社会に飛び立つ高専生への厚いご支援をお待ちしております!
(本校では、産学連携を積極的に推進しています。「社会実装プロジェクト」の
テーマとなる科学技術に関する問題・疑問解決のための相談もお受けしております。)
*「社会実装教育」に関する本校Webサイト内の紹介ページはこちらです。
↓↓
社会実装教育フォーラム|国立東京工業高等専門学校 (tokyo-ct.ac.jp)
*「産学公連携」に関する本校Webサイト内の紹介ページはこちらです。
↓↓
産学公連携について|国立東京工業高等専門学校 (tokyo-ct.ac.jp)
*「高専」の概要については、こちらの動画をご覧ください。
本校では、イノベーションを実現できる技術者の育成を目指し、高専生が、
「①課題の把握、②提供する価値の考案・試作、③社会に導入する、④評価を得る、」
ことを地域企業や地域市民とつながりながら繰り返し、社会と協創する重要性を
体感する「社会実装プロジェクト」を実施しています。
本校の高専4・5年生の全学生(約400名)がチーム単位で地域社会の課題解決に
取り組んでいます。
【これまでの東京高専生の活動例】
(1)CO2可視化デバイスの商品化・量産に向けた試作(連携先:関係企業)
本校で開発された二酸化炭素濃度の測定センサの外装をデザインし、企業
技術者と試行錯誤しながら、量産用金型の試作に取り組みました。
(2)視覚障がい者導きシステムの開発(連携先:盲学校、市役所、交通機関)
衛星情報、RFIDタグ情報等を活用した視覚障がい者の行先案内・歩行支援
システムを、ユーザの協力を得ながら開発しました。
上記「社会実装プロジェクト」の取り組み成果を含め、全国の高専生が「社会実装
教育」で取り組んだ内容(建設・社会インフラ、設備システム・防災システム、食品・
農業、医療・福祉、地域活性化、教育支援、サービス、ロボット等)をコンテスト
形式で発表する場として、毎年度3月に2日間に渡る「社会実装教育フォーラム」を
平成24年度(2012年度)から開催しており、本年度(2022年度)が11回目の開催と
なります。
このフォーラムでは、教育的観点からそのプロセス(課題発掘からその解決に向けた
取り組み全体)を評価されるとともに、専門家(学識経験者、企業経営者及び技術部門
責任者、関係行政機関、海外連携校教授等)の立場から見た的確な評価を受けます。
*「社会実装教育フォーラム」の様子(3分29秒~7分21秒)
これまで地域企業や後援会などのご支援を受けて、本事業を実施してまいりましたが、
「社会実装プロジェクト」及び「社会実装教育フォーラム」について「より多くの皆様に
知っていただきたい」、「高専生の学びの場をより充実したものとしたい」という思い
から、クラウドファンディングを活用することといたしました。
現在、限られた予算で実施している「社会実装プロジェクト」に、より多くのご支援が
集まることで、高専生のモチベーションが高まり、今まで出てこなかった「ヒラメキ」が
生まれるのではないか、これにより「新たな価値」が創出され、社会に貢献できるのでは
ないかという期待があります。
さらに、本プロジェクトを知っていただいた企業様、ご寄附いただいた企業様と連携した
プロジェクトが実施されることで、高専生の活躍のフィールドが広がるなど、教育面での
支援にも繋がるのではないかと考えています。 また、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、この3年間は書面やオンライン
形式で開催してきた「社会実装教育フォーラム」ですが、本年度から集合形式での開催を
再開することといたしました。
全国の高専生が集まり、対面で交流する機会を提供できることを嬉しく思う一方で、
いくつかの高専から、本フォーラムへの参加旅費の捻出が厳しいとの声があります。
同年代の学生が実施している社会課題解決に向けた取り組みに触れることは、学生に
とって大きな刺激となるはずです。
ご支援いただいた寄附金を主に学生の旅費の補助に充てさせていただき、本フォーラム
への参加を断念する高専生がいることのないようサポートしていきます。
<今後のスケジュール>
2022年度中 クラウドファンディング 終了
2023年 4月 社会実装プロジェクトⅠ(本科4年対象) 前期授業開始
社会実装プロジェクトⅢ(本科5年対象) 前期授業開始
2023年 5月 お礼状及び寄附金受領証明書 発送
本校Webサイトにお名前 掲載
2023年10月 社会実装プロジェクトⅡ(本科4年対象)後期授業開始
2024年 3月 社会実装教育フォーラム 開催 (招待/感謝状贈呈)
2024年 4月 フォーラム予稿集及びフォーラムの報告レポート 発送
「社会実装プロジェクト」
本校の4・5学年の全学生(約400名)がチームで社会の課題解決に取り組みます。
ご支援いただく寄附金は、2023年度の学生チームの活動費として活用します。
(目標金額)
チーム活動費 20,000円/1チーム(4名)×100チーム(予定)2,000,000円
・試作品製作消耗品
・打合交通費等
・クラウドファンディングサイト利用手数料(9%)
「社会実装教育フォーラム」
2023年度に実施する本フォーラムの学生支援経費及び開催経費として活用します。
(目標金額)
フォーラムの学生支援経費及び開催経費経費 2,000,000円
・学生参加旅費補助/受賞学生への特典(図書カード等)
・印刷製本費
・会場準備費
・クラウドファンディングサイト利用手数料(9%)
*本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。
5,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
※この金額は主に個人の方からのご支援を想定しております。
(企業・団体の方のご支援も可能です。)
10,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和5年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
※この金額は主に個人の方からのご支援を想定しております。
(企業・団体の方のご支援も可能です。)
100,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和5年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
④2024年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京都内で集合形式で開催予定)にご招待いたします。
※この金額は主に企業・団体の方からのご支援を想定しております。
(個人の方のご支援も可能です。)
500,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和5年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
④2024年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京都内で集合形式で開催予定)にご招待いたします。
⑤2024年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京都内で集合形式で開催予定)で感謝状を贈呈します。
※この金額は主に企業・団体の方からのご支援を想定しております。
(個人の方のご支援も可能です。)
<寄附金控除について>
本プロジェクトへのご寄附は本校への寄附となり、本校が寄附金の受付及び
領収証発行を行います。なお、このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、本校が発行した領収証を
もって確定申告をしていただく必要がございます。
領収書の発行時期は2023年5月を予定しております。
※領収証はCAMPFIREではなく本校が発行・郵送いたします。
過去3年間の「社会実装教育フォーラム」の参加高専数及びチーム数は以下の
とおりです。全国の高専から多くのチームが参加しています。
2019年度(令和元年度):18高専 57チーム
2020年度(令和2年度):16高専 44チーム
2021年度(令和3年度):18高専 62チーム
東京工業高等専門学校 総務課
社会実装教育フォーラム事務局
〒193-0997 東京都八王子市椚田町1220-2
E-mail: sieforum[*]tokyo-ct.ac.jp
[*]を@に変えて送信ください。
最新の活動報告
もっと見るご支援くださり誠にありがとうございました。
2023/04/12 09:4012月から開始した本プロジェクトの【第2弾】ですが、ありがたいことに11名の方からご支援をいただきました。皆様からのご支援に心より感謝申し上げます。本年度の活動の様子はこちらの活動報告ページに掲載することを予定しておりますので、是非ご覧いただければ幸いです。本年度も引き続き本校の教育活動にご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。 もっと見る
令和4年度第11回社会実装教育フォーラムを開催しました!
2023/03/13 13:35令和5年3月3日(金)・4日(土)に、令和4年度第11回社会実装教育フォーラムを対面開催し、全国14高専から47チームのご参加がありました。今年度1日目の3日(金)は第一体育館を会場に「ファーストステージ」として、ショートオーラル発表とポスター発表を行いました。ポスター発表は、一部オンラインでの参加チームもありましたが、会場では審査員や参加学生との活発な質疑応答がありました。2日目の4日(土)は会場を大講義室に移し、「ファーストステージ」から選ばれた上位8チームがプレゼンテーションを行う「ファイナルステージ」を実施しました。その結果、今年度の最優秀社会実装賞は、東京09チームに決定しました。取組テーマは、「保育園向け電動アシストカートの開発」で保育園児をカートで移動する際の保育士の負担軽減をはかるシステムです。その他、各賞の受賞チームは、こちらからご確認いただけます。本校では、引き続き社会実装教育を活発化させていきたいと考えておりますので、今後ともご支援・ご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。■1日目 ファーストステージの様子■2日目 ファイナルステージの様子 もっと見る
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