はじめに・ご挨拶
はじめまして。コミュニティカフェあいりすの田鎖暁子(たぐさりあきこ)と申します。コミュニティカフェをオープンしてから1年半が経過しました。その間に子ども食堂や認知症カフェを定期開催しています。
元々は医療機関でソーシャルワーカーを15年ほど経験してきました。その中で「人は食べること、寝ること、排泄すること」が最低限必要」ということを痛感しました。地域と関わっていくと決めたとき、自分にできることは何だろうと考え、「食べることで地域と関わっていきたい!」と感じ、コミュニティカフェを開業しました。
このプロジェクトで実現したいこと
現在の店舗は2021年6月にオープン。近隣の高齢者や障害のある方へのお弁当配達や店舗での交流等を目指していました。その中で経済的に困難な家庭も多く、子ども食堂を立ち上げました。毎週カレーを提供。中学3年生まで参加費無料で行っています。その他の日にはひとり親家庭の支援として低額でのお弁当のお渡しも行います。また、毎月1回、認知症カフェとして「注文を忘れるJAZZ喫茶」を開催。認知症の方も地域の方も一緒に楽しくJAZZの生演奏を聴いて楽しんでいただきたいとボランティアで演奏をしていただきながら楽しい会話とお食事をご提供しています。
元々「通りすがりでも分かる場所での地域交流の場を作りたい」と願い開業を準備していましたが、様々な理由から現在の店舗をお借りしています。現在も千葉県船橋市内でコミュニティカフェを開業していますが立地条件等があまりよくなく、初めて来ようとおもう方々がたどり着くことが難しい場所にあり、集客の限界を感じています。
そんな中でも毎週の子ども食堂、毎月開催の認知症カフェは継続していきたいと考えており、できるだけ地域は動かずに新たな場所を探したいと考えました。候補先はラッキーなことに見つけることができましたが移転するとなると現在の店舗の契約の違約金が発生し、また新しい店舗のリフォームにもかなりの金額がかかってしまうことになります。
自力でなんとか対応しようと副業等含め努力しておりますがまだまだ足りません。
私たちの地域の紹介
わたしたちの街、船橋市は千葉県の北西部に位置し都内へ通勤される方々のベッドタウンとして大きくなりました。その後初めの頃に流入されてきた方々が高齢者となり、高齢者の多い街へと変わりつつあります。若い世帯も増えていますが高齢化の進むペースが速い印象です。まだ介護保険を利用するほどでもないけど…ちょっと大変なことが増えてきた…そんな方が多くなっているような印象です。
プロジェクトを立ち上げた背景
2021年6月にコミュニティカフェをオープンしました。手探りの中今地域で必要なこと、あったらいいな、ということを探しながら私たちでできることを模索してきた1年半でした。
現在のカフェの場所が道路から奥まっていること、看板が出せないことなどもあり、「初めて来るお客様」がなかなか増えてこない現状です。
子ども食堂や認知症カフェを継続していることもあり、できれば地域を変えたくはないものの、この店舗での営業継続は困難との判断をしました。ただ、契約期間中のため退去の際には違約金が発生すること、新店舗のリフォーム等にも相応の金額がかかることから私自身も副業をするなどして資金を準備してきましたがまだまだ足りていない状況です。そこでこのプロジェクトに参加させていただき私たちの想いに賛同いただける方々にもご協力いただけないかと考えました。
これまでの活動
元々医療機関でソーシャルワーカーをしていたのですが、その時には「退院後の生活に係ることができない」「自分たちがやっていることが本当に退院後必要なことだったのか」などと悩むことが多かったです。その後在宅医療現場でソーシャルワーカーとなり、退院後の生活に寄り添うことは少しではありますが叶いました。そこで気付いたことが「家で病や障害と共に暮らしていく」ということの大変さでした。家族と暮らしていても食事、洗濯、掃除、などの家族の負担。特に制限食や介護食となったときのご家族の負担の大きさを強く感じました。
人は「食べる、寝る、排泄する」ことができて初めて健康な生活が送れる、と感じています。その中でソーシャルワーカーである私がサポートできることは「食べること」しかありません。そこのサポートをさせていただきたいと独居や高齢者世帯へのお弁当配達をしております。柔らか食やお粥などの対応含め安否確認なども担当のケアマネジャーさんやご家族と相談の上行っております。
また、ひとり親世帯への食事サポートも行っております。日替わり弁当、もしくはそれに準ずるお弁当を必要時に通常料金より価格を下げてご提供しています。
子ども食堂は毎週水曜日に開催。昼から開催しています。それは不登校や理由があって昼間に食事が必要な子どももいるのでそこのサポートもしていきたいと思い、12時から19時まで開催しています。近隣の人も来てくれることから昼間に食事にきても「個食」にはならないように気を付けています。
月1回は認知症カフェ「注文を忘れるJAZZ喫茶」を開催。近隣のデイサービスと協力し、近隣の方々とともにJAZZの生演奏を楽しみます。
現在このような事業を展開していますが通常のカフェを地域に知っていただくことが営業継続には必須となっています。ですが現在看板はほぼなく「知っている人は来れる」お店となっています。いろいろな方と相談しましたが場所を変えることが一番よさそう、という結論となりました。
ただ、移転するにはかなりの経費が掛かることから躊躇しておりましたが今回皆さんにご協力をお願いしながら進めてみようと思いました。現在も副業等をしながらできることをすすめていますが、まだまだ足りていない状況です。
資金の使い道・実施スケジュール
皆さまからの支援金は現店舗の解約違約金の一部と移転先のリフォーム代金、近隣へのチラシ作成代金等に充てさせていただきたいと思います。また、CAMPFIRE手数料にも使用されます。
現店舗解約違約金の一部…1200000円
新店舗リフォーム代…400000円
広報費…100000円
新店舗への引越し代…100000円
CAMPFIRE手数料…200000円
実施スケジュール
2023年3月末~4月末予定で移転先と契約
3月末~4月末にリフォーム予定(その間は別の場所にてお弁当作成予定)
4月末~5月上旬 移転、オープン予定
上記はオーナーさんの都合と相談しながらとなりますので多少前後します。
リターンのご紹介
ご支援5000円…お食事券1000円分(定食2食分)もしくはお礼のメッセージカード有効期間1年間
ご支援10000円…お食事券3000円分もしくはお礼のメッセージカード有効期間1年間
ご支援50000円…お食事券3000円分とレンタルスペース3時間貸切券もしくはお礼のメッセージカード有効期間1年間
最後に
この地元、船橋市で子ども食堂も認知症カフェも継続していきたいです。子どもから高齢者まで、皆が笑顔で過ごせる場所づくりを目指しています。ぜひご協力よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
支援したく思いますが、移転先はだいたいどちらになるのでしょうか?