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本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

現在の支援総額

1,063,500

106%

目標金額は1,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

現在の支援総額

1,063,500

106%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

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エファジャパンのクラウドファンディングのページをご訪問いただきありがとうございます。
特定非営利活動法人エファジャパン事務局長の関尚士です。

私たちは、困難な状況におかれるアジアの子どもたちが安心安全に過ごせる居場所と、自分たちの力で未来を拓くために必要な教育の機会を届ける活動を行っています。主な活動地はラオス、カンボジア、ベトナムです。

今回は、特にラオスにおいて、障害がある子どもたちに「本」を届けるための活動を強化すべくクラウドファンディングに挑戦します。

向かって右端が関。隣にいるのがラオス事務所のスタッフのソンパンです(ラオス ケンモー小学校にて)

  1. 「社会で見えにくい」障害のある子どもたち
  2. 2017年に行われたラオス社会指標調査によると、2-4歳までの子どもの2%に障害があります。
    子どもが障害者となる主な原因は、母親の妊娠時・出産時の課題、怪我や病気、不発弾(UXO)の被害によるものだそうです。なおラオスは「世界一不発弾が残る国」ともいわれています。
    また、ラオスのデータ収集システムは十分でないため、障害児の正確な数と状況に関する情報は限られているそうです。障害児のように「社会で見えにくい」人たちが抱える問題は表面化されず、課題が深刻化しやすい状況なのです。

  3. 虐待リスクや教育の機会格差
  4. ラオスのユニセフ事務所の報告によると、障害がある子どもは、障害のない子どもよりも虐待、暴力、虐待、搾取のリスクが高いそうです。被害を避けるための方法や、子どもたち自身が持つ権利のことなど、よりよく生きるための情報が必要とされています。

  5. また、ラオスの障害者団体は、障害者が教育を受ける権利についての理解や情報がほとんどないこと、学校で障害のある児童・生徒を支援する教員の能力が低いこと、インクルーシブ教育についての教員研修の機会も限定的であることを指摘しています。

  6. 特に、都市部と地方とでは学校と教育の機会に格差があり、農村部に暮らす障害児は物理的な難しさと交通費負担から十分な教育にアクセスできていません。








  1. <参考資料>
    ・JICA「国別障害関連情報 ラオス人民共和国 平成 14 年 3 月国際協力事業団企画・評価部」https://www.jica.go.jp/activities/issues/social_sec/pdf/lao_jap.pdf(最終閲覧日 2023-02-05)
    ・独立行政法人国際協力機構(JICA)、株式会社国際開発センター、株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング (2021 年 2 月)「国別障害関連情報 ラオス人民民主共和国 」https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/1000044775.pdf(最終閲覧日 2023-02-05)


  1. 発展途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。世界盲人連合(WBU)はこの状況を「本の飢餓(bookfamine)」と名付けました。障がい者が利用可能な書籍が、毎年出版される書籍に占める割合

  1. ラオスでも、本の飢餓は深刻です

    エファが首都ビエンチャンの市場を調査したところ、点字、大活字本などの図書は出回っていませんでした。手話はラオスの聴覚障害者協会が開発して普及を始めていますが、まだ全国には及んでいない状況です。

    また、エファが図書館運営支援をしている学校で校長や図書館員にヒアリングを行いました。すると、障害児でも読めるバリアフリー教材はなく、点字・手話を支える教員がいないことも課題であるとのことでした。

    国立図書館へのインタビューでも、目の不自由な子ども向けに主に次の3つの活動しか行っておらず、まだまだ活動は不十分であるとの話がありました。
    - CDプレーヤーやビクターリーダーの機械を使っての読み聞かせ 
    - 点字図書を使う 
    - 図書館職員による絵本の読み聞かせ  

    障害がある子どもやその家族は、"障害があっても自分たち子どもには権利がある"ということ、健康を害した時の対処方法、生活を守るための法律などを知りません。「知らない」ことで、一向に解決されない課題が存在します。

  2. <ラオスの現地パートナーによる小学校視察より>


エファはこれまでラオスで、障害がある子どものみに特化はせず、幅広く図書館建設、学校図書館・図書室支援を行ってきました。例えば、2020年、支援者様のご協力によりラオスのビエンチャン都にある4つの小学校に図書室を設置できました。

本を手にとった子どもたちからは多くのよろこびの声が届きます。
こうした過程で私たちは、本が子どもたちの可能性を広げることを実感してきました。

ティップハバン・ケオパサートさん(小学校3年生、9歳)

<ティップハバン・ケオパサートさんからのメッセージ>
図書室ができたときは低学年だったので、先生に絵本の読み聞かせをしてもらっていました。
いまは自分で読めるようになりました。低学年の時に読めなかった字が読めるようになると、「やった!」と思って、幸せな気持ちになります。
これからも本を読み、読むことができる字を増やしていきたいです。そして、新しいことをたくさん学びたいです。
将来は警察官になり、村を守るのが夢です!


上述の通り、ラオスでは、施設(場所)、教材(物)、人材(人)の課題が原因となり、障害児がよりよく生きるための情報へのアクセスが制限されています。

エファはこれまでの活動を活かしながら、より「社会で見えにくい」障害のある子どもたちに特化し、現地パートナーと協働して読書推進を通じた障害児の思考とスキル向上プロジェクトに取り組んでいきます。

国立図書館、各郡教育局、現地パートナー団体のAid Children with Disability Association (ACDA)からの情報を基に、実際に学校を訪問し、ヒアリングをしたうえで、対象校を決定しました。

▼対象校の選出基準
・図書室のない学校
・障害児や少数民族の児童が多い学校
・読書推進の活動に関し支援者/団体が入っていない学校

2校を対象として事業を実施します。
・サパントング・ヌー小学校:全校生徒94人(内、障害児32人)
・パサイ小学校:全校生徒55人(内、障害児17人)

楽しく文字に触れる物語の本はもちろん、生きていくために必要な情報を伝えることで、障害児にかかる社会的な課題の解決を目指します。

移動図書館の実施

子ども達が本に慣れ親しんでもらうために、本を読むことを強制してはいけないとエファは考えています。

実際に学校を回り子どももたちに話を聞くと「家にある本は学校の教科書だけ」と答えてくれました。

小学校に入って、生まれて初めて本に出会うーそれがラオスの現状です。

そのために、移動図書館を実施します。移動図書館では、歌や手遊び、お絵かきなどのプログラムを組み入れながら読書の時間を取ります。

「本を読むのは楽しいことなんだ」と感じてもらうことが、読書推進の第一歩だと考えています。

図書室の設置

2校には図書室がありません。移動図書館で本に慣れ親しんだ子どもたちの「もっと読みたい」という気持ちにこたえるために、図書室の設置を計画しています。

教材(図書)の購入

子どもたちが読む図書の購入をします。

ラオスでも絵本などの出版が少しずつ行われるようになりました。出版文化を応援するためにも、市場などで販売されている本を購入し、移動図書館や図書室で活用します。

教材(図書)開発

ラオスでは障害がある子ども向けの本がありません。

日本で出版された障害児向けの絵本を参考にしながら、布絵本、電子図書などの開発をしてまいります。

生きるための情報を伝える研修会

公衆衛生、人権など、子どもたちが生きていくうえで必要な情報を届ける、研修会を開催します。

本を活用しつつ、わかりやすく説明をして行きます。

研修会後は、学んだことが生かされているのか、生かされていないのであれば課題は何かを検証するためモニタリングを定期的に実施します。

教員へのトレーニング

特に障害がある子どもたちにどのように教えてよいのかわからないという教員が多くいます。

教員を対象に、トレーニングの機会を提供します。

政策提言

本事業は、ラオスの国の施設であるラオス国立図書館と協働で実施します。

国立図書館と協働で事業を行うことで、関係省庁との会議を持つ機会をつくることができます。子どもたちの様子、現場のニーズをしっかりと伝る政策提言を行ってまいります。


    1. 図書室設置された小学校で
    2. 教員トレーニングのようす
資金の使い道

移動図書館運営費 50万円

図書室の設置 50万円

図書購入費 20万円

教材開発費 30万円

生きるための情報を伝える研修会 10万円

教員のトレーニング 15万円

人件費(1年間/3人) 55万円   

合計: 230万円

内、100万円をクラウドファンディングで調達します。

実施スケジュール

移動図書館運営:通年(2023年4月~2024年3月)

図書室の設置:2023年8月を予定(9月の新学期に合わせて整備)

図書購入費:2023年8月を予定(9月の新学期に合わせて整備)

教材開発費:通年(2023年4月~2024年3月)

生きるための情報を伝える研修会:2023年11月

教員のトレーニング:2023年12月

人件費(1年間/3人):通年(2023年4月~2024年3月)


エファの活動に携わってくださっている皆さまより、応援メッセージをいただきました(一部抜粋)。
ここには載せきれない、素敵なメッセージをいただいています。今後、活動報告でもご紹介させていただきます。



〜本の飢餓から子どもたちを守りたい〜

みなさんこんにちは。エファジャパンの事務局長の関です。3月1日から1か月間、2度目の挑戦となるクラウドファンディングに挑戦いたします。活動国であるラオスにおいて、障害がある子どもたちに本を届けるため、新たな取り組みを始めてまいりたいと思います。

私が国際協力の世界に飛び込んだのは、ちょうど冷戦が終結して、経済のグローバル化が進みはじめ、地域紛争や対テロ戦争が各地で広がりはじめた頃でした。教育を通じた支援活動に取り組むため、初めて赴任したのがラオスで今から25年前になります。

山岳地帯で親元を離れ、寄宿舎に住みながら小学校で学ぶ男の子との出会いを今でもよく覚えてるのですが、彼は村に初めて開設された図書室に、だれよりも早く駆けつけて、声を出しながら一心不乱に絵本を読み続けいたのがロー君でした。彼は、対人地雷によって右足首を失ってしまい、松葉杖をついている少年でした。

その時、教室で生徒たちに将来の夢を尋ねてみると、「警察官になります」、「看護師です」、「先生!」、とみんながキラキラと目を輝かして答えてくれました。でも、ロー君だけは目を伏せ、口を閉ざしてしまったんです。

障害があることで学ぶこともままならない、自分の人生を切り開くされ許されずにいる、そんな子どもたちが貧困地域の中で、なお一層困難な状況に置かれていることを知り、今でもそのことが記憶から消せずにいます。

日本でも障害がある人たちは、いまだ様々な壁に立ち向かわなければなりませんが、ラオスでは社会から忘れられた存在として扱われているのが人々の現実です。

貧しさの中にあっても、障害があっても、自分の力で生き抜く術を身に着け、自分ものがたりを描いていくことのできる社会。ラオスでも、そして日本でも実現していきたいと思っています。

情報を得て、生きていくための知識を授けてくれる本。未知の世界に向けて扉を開き、想像する力、他の人に共感できる力を育み、ときに自分の生き方や道しるべさえも授けてくれる本。私たちと一緒にこの世界を本の力で変えていっていただければと思います。

多くの方々から気持ちをお寄せくださり、ご協力していただけることを願っております。

2023年2月
エファジャパン事務局長 関尚士


エファは日本全国の自治体、公立病院、保育所、福祉施設、交通機関、上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004 年に 設立された国際協力 NGO です。アジア3か国を中心に約18年の支援活動を行ってきました。

◯行なってきた事業(一例)
 ベトナム:アジア子どもの家奨学金基金、障害児支援
 ラオス:図書館建設、学校図書館・図書室支援
 カンボジア:ノンフォーマル教育運営支援、児童保護施設支援
 その他:アジア太平洋地域における地震やサイクロンなどの被災者支援
・エファが支援した学校図書室の数:40校(2020年1年間の支援実績)
・エファが支援した学校図書室で本に触れた子どもの数:21,000人(2020年1年間の支援実績)
・山岳部・農村部の子どもたちに届けた本の数:7,000冊(2020年1年間の支援実績)

◯日本とアジアを繋ぐ役割
・エファを応援する地方公共サービスに携わる人たちの数:47都道府県に77万人
・日本から現地視察・スタディツアーへの参加者:のべ460人以上(2004年〜)

税制優遇について

本プロジェクトへのご寄付はエファジャパンへの寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
エファジャパンは、所轄庁である東京都より「認定NPO法人」として認定されています。
本プロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象となり、支援者様は税制優遇を受けることができます。 

「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、(団体名)が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。

寄付をされた方には、寄付金受領後、エファジャパンより「寄付領収書」を発行いたします。
※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。

名義:お届け先にご入力いただく氏名を宛名として作成します。

発送先:お届け先にご入力いただく「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。

発行日:2023年4月30日付(CAMPFIREからの当法人への入金日)となります。  

発送日:2023年5月内の発送を予定しています。

詳しくは、以下のリンクよりエファジャパンのホームページにてご確認いただく他、所轄税務署や国税庁のウェブサイトなどをご覧ください。

個人の方:http://www.efa-japan.org/support/kojin/
法人の方:http://www.efa-japan.org/support/hojin/

●ご支援にあたってのご留意事項 

○本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

○ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。 

○支援完了時に「応援メッセージ」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。 

○プロジェクト達成後は、ご支援時に入力いただいたお届け先の宛名と住所にてリターンをお届けします(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書及びリターン品をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。  
(参考)支援時に記載したお届け先・備考欄の情報を変更したい

○ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。 

○ その他、ご支援に関するご質問は、こちらをご参照ください。
https://help.camp-fire.jp/hc/ja/categories/204192428


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。




最新の活動報告

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  • こんにちは、エファの高橋です。クラウドファンディング終了までいよいよあと7日となりました。目標300万円まで遠い道のりですが、毎日のご支援のおかげで、スタッフ一同あきらめない気持ちで頑張っております!8月22日、本棚演算株式会社さんが、クラウドファンディング応援のためにイベントを開催してくださいました。スタッフの鎌倉幸子が、ポル・ポト時代に多くの書物を失ったカンボジアで図書室支援を行なっていた時代のことから、エファの現在の事業のことまでご紹介させていただきました。ポル・ポト時代のカンボジアでは、子どもたちまで処刑されました難民キャンプで行ったお話会(人形劇)に、3万人が聞き入りましたイベントの中で、私の心に残ったのは、鎌倉スタッフの過去のエピソードです。ーーーーーーーーーーーカンボジア難民キャンプの女の子がこう言ったんです。もちろん配給される食べ物はありがたい。けれども、「お菓子は食べたらなくなるけれど、絵本は何度でも読めるから好き」実は、同じ言葉に再会した時があったんです。それが東日本大震災の時に気仙沼できいたことばだったんですね。「支援物資はありがたいけれど、いま手にした本が、子どもたちの一生の支えになります」本を贈ることは、永遠に刻まれる心の渇きに対処する活動であったと感じました。ただ、これを享受できるのは、健康なひとだけ。だから、これを「いい話だった」で終わらせるがめちゃめちゃ悲しいなと思った。ーーーーーーーーーーーエファの事業は、エファスタッフだけのものではない、と改めて感じました。鎌倉スタッフに感謝のことばを伝えてくれたカンボジアの女の子、気仙沼の方、多くの方に突き動かされて、いまのエファの事業があります。もちろんこのクラファンをご支援いただいている135名の方々も含め、多くの方の願いの詰まった事業を、どうにか成功させたいです。障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい。どうか一人でも多くの方にこの想いに寄り添い、ともに歩んでいただけますとうれしいです。引き続き応援のほどお願いいたします。\エファのクラウドファンディングは8月31日(土)23:59まで/https://camp-fire.jp/projects/715080▼8/22のイベントの動画は、こちらで無料配信いただいています。皆様ぜひご覧ください! もっと見る

  • こんばんは、エファの高橋です。この度、エファの取り組みを応援してくださっている本棚演算株式会社さんが、クラウドファンディングの応援のためにイベントを開催してくださることになりました。本棚演算株式会社さんは、本で地域を豊かにすることを目指して設立されました。今井太郎代表取締役は、紀伊國屋書店に30年余勤務されたご経験をお持ちだそうです。この度のイベントでは、図書館と地域をテーマとするオンライン開催の場を貸してくださいます。本の力、図書館の力で皆さんと繋がれることを楽しみにしています。イベントの公式ページ・お申し込みはこちらから(Peatix)https://www.localknowledge.jp/2024/08/1527/※チケットの購入期限は当日8月22日の18:00まで※途中入退室可能、耳だけの参加も可能です↓本棚演算株式会社さんにて書いてくださった、イベント紹介文もとても素敵です! ぜひご一読ください!ーーーーーーーーーーー長い戦禍によって荒廃したカンボジアで、1999年から9年間、絵本や紙芝居の出版、図書館建設、図書館員育成等の読書環境再興に携わって来られた鎌倉幸子さんは、現在、認定NPO法人エファジャパンのメンバーとして、カンボジアとラオスで障がいのある子どもたちのためにデジタル図書を開発する、というクラウドファンディングを8月31日期限で行われています。今年目の手術を受けられた鎌倉さんはオーディオブックを初めて利用してみて、多くの本を聴くことができるこの国の読書環境をありがたく感じると同時に、翻って、開発途上国で生きる障がいを持った子どもたちのことに改めて思いを馳せたそうです。エファは2021年からカンボジアとラオスで、障がいのある子どもたちの学習支援に本格的に取り組んでこられました。それは、ひとりひとりの子どもたちに最適な「もの」と「ばしょ」を整え、子どもたちの成長を支える「ひと」を育成する、総合的な支援活動です。デジタル図書も整備すべき「もの」のひとつで、昨年の試行錯誤を経て、ようやく現地で誰もが作れて誰もが使える体制ができつつある段階なのだそうです。8月22日の「本の場」では、カンボジアやラオスにおける子どもたちの“読書の飢餓”の現状、エファのこれまでの取組みとこれからの計画について、鎌倉さんに直接語っていただきます。ーーーーーーーーーーーイベントの公式ページ・お申し込みはこちらから(Peatix)https://www.localknowledge.jp/2024/08/1527/ もっと見る

  • ==========================▼エファは夏のクラウドファンディングに挑戦中!<2024年8月31日まで>『障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい』現在の達成率は3%、応援をよろしくお願いいたします。==========================こんにちは、エファの高橋です。エファは毎年、図書館総合展というイベントに参加しています。図書館界最大のコンベンションといわれ、さまざまな館種の図書館の取り組みやサービスを知ることができます。こちらの総合展にあたって、無料オンラインイベントを開催します。他では聞けない、とても可能性に満ちた、興味深い内容のはず!お昼休みのラジオがわりに、ぜひ皆さんチェックしてみてください。(お申し込みいただければ、後日アーカイブ視聴あり)【イベント1】ラオス語、クメール語でマルチメディアDAISYをつくってみた!!全プロセスを公開<7月1日(月)、3日(水)、4日(木)12:30~13:00 3回シリーズ>マルチメディアDAISYとは:視覚障害者・肢体障害者・聴覚障害者・学習障害者・寝たきりの人等様々な人が利用できる、アクセシブルなデジタル図書です。読み上げられている音声を聞きながら、読んでいる箇所がハイライトされたり、写真や絵を同時に見ることができます。使い勝手の良い便利な専用のマルチメディアデイジーリーダーアプリもありますが、有料であったり、多言語に対応していないものも多いのです。エファはカンボジアとラオスの人たちが「誰でもつくれて、誰でも使える」教材を開発したいと考えています。日時:■2024年7月1日(月)12:30-13:00【STEP1】ワードで原稿を作成■2024年7月3日(水)12:30-13:00【STEP2】DTbookへの変換【Word】■2024年7月4日(木)12:30-13:00【STEP3】DTbookからDaisy3へ変換【STEP4】リーダーで読み上げ※お申し込みいただければ、後日アーカイブ視聴あり会場:オンライン(お申込みいただいた方にZoomのリンクをお送りします)登壇者:関尚士(エファジャパン 事務局長)、鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)お申し込み:https://www.libraryfair.jp/forum/2024/1186/series【イベント2】【エファジャパン事業紹介】障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい<7月6日(土)14:00~14:30>障害がある子どもたちは「学べない」のではなく、学びを支える一人ひとりの個性にあった「もの」がないことが大きな課題です。障害のある子どもたちは、個々にあった学習スタイルがあります。一般的に市場で売られている本や教材が、彼らの学習ニーズや能力に合わない場合があります。アクセシブルとは利用しやすい、近づきやすいという意味を持ちます。エファは、アクセシブルな教材の購入、開発に取り組んでいます。エファのカンボジアとラオスでの活動についてご紹介します!日時:■2024年7月6日(土)14:00-14:30会場:オンライン(お申込みいただいた方にZoomのリンクをお送りします。)登壇者:鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)お申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/68c4a159825982 もっと見る

コメント

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  1. 2023/03/24 12:01

    この度の取り組みに応援メッセージを寄稿させていただいたご縁で、僅かですがご協力させていただきました。 私自身がこうした取り組みをさせていただいた中で気づいたことがあります。 最初は何かを「してあげる」という気持ちから様々な取り組みに参加させていただいていましたが、こうした取り組みに「参加させてもらえる」ことで自分自身も成長したり、支援させていただいた皆さんの言葉や笑顔に元気づけられることの方が大きいと感じています。 現在、私たちの暮らしも物価高騰などで決して楽ではないと思います。 皆様の気持ちと力が集まってこの取り組みがスタート地点に立てるようにご支援よろしくお願いいたします。

    1. 2023/03/25 18:00

      bananafish52様、すてきなコメントをありがとうございます。「してあげる」から「させてもらえる」になる感覚、わかる気がいたします。 子どもたちが本の飢餓という課題のなかにいることは看過できることではありません。ただ、そういう子どもたちだって非力ではなく、私たちに問いかけてくれること、気づかせてくれることがあるのは確かなのではないかと思います。 このクラウドファンディング はおっしゃるとおりあくまでもスタート地点。多くの方と一緒にスタートできればうれしいです。


  2. 2023/03/01 06:54

    御香典の返礼に代えて、ラオスの子どもたちへ図書を届けるこの活動を応援させていただきます。車が好きな父も、きっと図書館車の取り組みに想いを寄せてくれると思います。エファの皆さん、がんばってください!

    1. 2023/03/25 17:55

      Luaugchan様、こちらでのお返事が遅くなり申し訳ございません。改めて、あたたかなコメントとご支援に感謝いたします。目には見えないところで応援してくださっているひとがいることを、忘れてはならないと改めて思います。お父様のお気持ちものせて、子どもたちへ本を届けていきます!


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