はじめに・ご挨拶
「NPO法人からふる」は、“教育・スポーツに関わる活動の創造・発掘・発信・提供”のため、栗原市・大崎市・仙台市で活動しています。
新型コロナウイルスの影響で、
勉強も、
スポーツも 、
学習も、
学びも、
あらゆるものが奪われ、失われたまま、自粛を余儀なくされたこの数年間。
小学生も、
中学生も、
高校生も、
児童、生徒、学生としての限られた時間が希薄になったまま、
未来に向けて、
社会に向けて、
一生懸命頑張っています。
しかしながら、地方に住む子どもたちは、
もっと勉強したい!
いろんな資格にチャレンジしたい!
と思っていても、
試験会場が遠くてなかなか行けない。
そもそもそんな機会がない。
という問題に直面しています。
その結果、
せっかくのやる気が無くなってしまった。。。
目標が見つからずモチベーションが下がる一方。。。
といった状況に陥ってしまう子どもたちがたくさんいます。
そんな子どもたちが、
もっと勉強できる場所を与えたい。
もっとチャレンジできる機会を与えたい。
そんな子どもたちの、
気になる!
知りたい!
やりたい!
を引き出し、応えてあげられる場所・環境を、作っていきたい。
NPO法人からふるは、そんな思いで2018年から活動をはじめました。
このプロジェクトで実現したいこと
<石巻市に活動拠点を作りたい!>
NPO法人からふるは、
現在の、栗原市・大崎市・仙台市での活動に加え、
4月から石巻市での活動を始める準備中!
活動を始めるにあたって、まずは、からふるの活動場所を作りたい!
株式会社牡鹿観光様や、いしのまきNPOセンター様など、
石巻市の不動産企業やNPO法人のご協力もいただきながら、
からふるの活動場所を作ります!
現在、物件候補も様々上がってきていますが、
皆さんのご支援をいただきながら、最終選定は行っていきます。
☆活動場所・活動拠点候補事例の1つ
賃料:4.3万円
間取り:3K
所在地:宮城県石巻市鹿妻南地区
情報提供協力:株式会社牡鹿観光
☆石巻での活動実施内容(予定)☆
【質問回答熟】
「なんで?」「どうして?」
「知りたい!」「気になる!」
「分からない…」「どうしよう…」
全部、質問回答熟で聞いて、解決しよう!
・開室時間:15時~20時
・対象:小学生、中学生、高校生
Q.なんで“塾”じゃなくて“熟”なの?
A.一般的な塾のように、点数を取るため、成績を伸ばすための勉強をする場所ではなく、「なんで?」「どうして?」という疑問や、「知りたい!」「気になる!」という探究心など、子どもたちが“自発的に”学びに来る場所にしたいと考えています。雨風にさらされたり暑かったり寒かったり、様々な環境を経験しながら実が“熟”すように、子どもたちの『自分で考える力』を“熟”成させてあげたいという思いから、『質問回答熟』という名前にしました。
【からふる勉強会】
「授業のペースについていけない…」
「もっと難しい・ハイレベルな勉強がしたい!」
勉強の悩み、からふるにお任せ!
からふるスタッフが個別に学習指導!
一人ひとりにあったやり方、見つけます!
○年生なんだから、とか、○歳なんだから、って、本当に必要?
みんなの基準だと、
“吹きこぼれ”てしまう、もっとできる・やりたい子も、
“落ちこぼれ”てしまう、ついていけない・追いつけない子も
しんどい、辛い思いをしてしまう。
そんな子が、自分のペースで勉強できる場所・環境を、
『からふる勉強会』で作っています。
現在、
支援学級に通う小学生の子や、
数学の学び直しをしたい主婦の方にも、
ご利用いただいています!
【検定対策講座】
検定合格・資格取得に向け、からふるの有資格スタッフが学習指導!
合格者も多数輩出!
からふるで“資格”を取ろう!
☆取り扱い検定☆ ※検定試験の受験も、からふるで出来ます。
・数学検定
・理科検定
└講習検定
・英語検定
・日本語検定
・漢字検定
○費用について
これらの活動を石巻市で実施するために、会場となる場所を確保しようと思っています。
いしのまきNPOセンターさんをはじめ、石巻市で活動している様々な団体からの協力もいただいて、会場設置などをさせていただいていますが、安定的に子どもたちに機会の提供をするために、また、からふるの活動拠点として。
今回のプロジェクトでいただいた支援金は、
・石巻市で活動拠点を開設するための費用に
・石巻市での活動を知ってもらうための広報活動費用に
充てたいと考えています。
宮城県の現状
- 宮城県のベスト3・ワースト3ランキング
- 生スポーツ観戦
ご当地グルメがうますぎる
B型が多い都道府県
通販大好き都道府県
出生率
信号機のない横断歩道における車の一時停止率
メタボが多い都道府県
平均食塩摂取量
- 生スポーツ観戦
こういったことが、宮城県のワースト表現されていますが、教育分野「学習・学力」の面でも、、、
<宮城県の不登校率>
不登校の中学生 宮城県は全国で2番目に高い割合
<宮城県の学力水準>
2022年の全国学力学習状況調査の結果
宮城県の学力は、全国に比べて「低い」ことが、今年度実施された全国学力学習状況調査からも明らかになっています。
ではなぜ、宮城県の学力は上がらないのでしょうか。
それは、「自分の身の周りと比べる自己評価」しか出来ていないから、だと私たちは考えています。
学力が低い宮城県ですが、学力が高い子、勉強ができる子は、もちろんいます。
宮城県の学校に通っていて、東大や海外の大学に進学する子だって、もちろんいます。
でも、宮城県の学力レベルを考えたら、東大進学も海外進出もかなり難しいですよね。
そういった子たちは、日本トップクラスや世界レベルを目指して頑張っているんです。
残念ながら、宮城県でトップレベルだとしても、日本や世界でトップレベルになるわけではありません。
逆に、日本や世界でトップレベルだとしたら、宮城県の中ではダントツでずば抜けているはずですよね。
<都市部と地方の『格差』>
令和5年度宮城県公立高校入学者選抜出願倍率
宮城県は、仙台市が大都市として発展していますが、仙台市と仙台市以外では大きな『格差』があります。
人口や都市としての機能の差はもちろん、学習面でも『格差』が存在します。
令和5年度の宮城県公立高校入学者選抜の出願倍率を見てみると、
仙台市内の学校は平均して約1.3倍、
仙台市以外の学校は軒並み定員割れ、
という状況にあることが分かります。
この格差は、『競争の有無』に繋がっていると考えられませんか?
仙台市内の学校に進学するためには、少なくとも約1.3倍の倍率を突破しなければなりません。
定員が100人だとしたら、必ず130人は受験していることになりますよね。
そうすると、30人は不合格になってしまいます。
受験生としては、不合格にはなりたくない。
合格するためには、30人には勝たなければいけない。
それも、勉強をする原動力の一つになりますよね。
では、仙台市以外の学校に進学することを考えてみると、、、
どの学校も、定員割れ。
定員割れということは、よっぽどのことがない限りは不合格にならないですよね。
受験生としては、不合格の心配はほとんど無くなってしまいます。
ということは、頑張って勉強する必要は無いよね。と考えられますよね。
都市部と地方との間で、『大きな意識格差』が生まれてしまっています。
<子どもたち一人ひとりの可能性>
様々な問題を抱える宮城県ですが、一人ひとりがたくさんの可能性や潜在能力を、秘めたまま持っています。
ただ、そのたくさんの可能性や潜在能力が、“秘めたまま”になっているだけなんです。
どんなにたくさん可能性や潜在能力があっても、“秘めたまま”では、“宝の持ち腐れ”ですよね。
「だって、周りはみんなやってないし・・・」
「でも、今のままでも別に・・・」
「どうせ今からやっても遅いだけ・・・」
そんな「だって」「でも」「どうせ」は必要ない!
学年も年齢も、そんなの関係ない!
周りのことも気にせず、
“自分のチカラ”を付けようよ!
“秘めたまま”の可能性や潜在能力を、見つけて引き出して、
“自分のチカラ”にしようよ!
自分の好きなもの・好きなこと、伸ばそう!
他人を気にせず、自分のペースで身につけよう!
1年生が3年生の、3年生が1年生の勉強をしたっていいじゃん!
主婦が中学数学を学んでもいいし、小学生が高校数学を学んでもいいじゃん!
それが自分の個性・特徴じゃない?
“自分のチカラ”は、検定資格で確認しよう!証明しよう!
「自分はこんなことが出来るんだ!」って、自信を持って示そう!
これが、からふるの願いです。
プロジェクトを立ち上げた背景
現在の活動範囲でもある宮城県栗原市・大崎市は、宮城県の北に位置する県内一・二の面積の市です。宮城県の県庁所在地である仙台市からは車で1時間~1時間半の位置にあり、自然豊かな田舎町になっています。
また、新たに活動を展開する石巻市は、宮城県の沿岸部に位置する、仙台市に次ぐ都市圏として発展、約13万人が住む市です。東日本大震災による津波被害を乗り越え、地元の人達だけでなく、様々な繋がり・パワーが集まって、復興・発展している市になっています。
しかし、学習やスポーツをする子どもたちの視点では不便に感じることが多いのも事実です。
まず、検定・模擬試験の実施状況について。
少子化や人口減少の影響で、生徒数が少なくなってきていることもあり、学校での実施自体が減ってきているのが現状です。一方で、高校・大学入試において、純粋な試験の点数だけでなく活動実績や資格も判定に関わるようになってきているのも事実です。
次にスポーツ団体への活動支援について。
検定・模擬試験と同様に、地方のスポーツ少年団の登録選手数は減少傾向にあります。
練習場所が遠いため親の送迎が欠かせないことや、学校からの帰宅時間がそもそも遅くなり練習に参加できないことなどが理由で、本当はやりたいけどできない子どもたちも少なくありません。
これらの問題に対応・対処するために、2018年1月にNPO法人からふるは立ち上がりました。
まず、検定・模擬試験の実施と利用しやすい会場の設置を行い、より多くの子供達に勉強しやすい環境、資格へのチャレンジが出来る環境を作ることにしました。
会場が遠くて参加できないという方々のために、少人数の会場を複数箇所設けることで、近い会場を選べるようにしました。これによって、多くの方に今まで取得を断念していた資格へのチャレンジをしていただいています。
スポーツ団体への活動支援では、遠征時のバスの手配や、より多くの選手が練習や試合・大会に参加出来るような環境づくりも心がけています。
今回、このプロジェクトで、団体設立後、行ってきたこれらの活動を石巻市でも始め、これからの社会を担う子どもたちが、より多くの可能性を手にしてもらえるように、からふるは進めてまいります。
そんな私達に賛同していただける方、ご協力頂ける方、今回のクラウドファンディングにご協力いただけませんか!
これまでの活動実績
○日本初!?講習検定実施&合格者輩出!
日本理科検定協会の協力の下、規定の講習を受け、確認試験により取得する“講習検定”を、
からふるが国内で初めて実施!
栗原市の女子中学生を国内初の受験者として迎えて、2022年8月に実施。
日本理科検定協会から「理検Doctor」の認定を受けている、当法人理事長菅原一真が、
講師となり、計4回の講習と、実力チェックテストを行いました!
結果は、、、
見事合格!!!
国内初の講習検定合格者を輩出しました!!!
その他、合格者からいただいた、受検してみての感想などのメッセージは、
当法人のHPで公開しています!
講習検定受検者・合格者の声
【遍歴】
2018年1月 NPO法人からふる設立
☆サッカー(VOCK大崎LFC)
2018年 8月 新潟遠征
2018年 9月 JFA第9回全日本U-15女子フットサル選手権大会宮城県大会 優勝(3連覇達成)
2018年 11月 JFA第9回全日本U-15女子フットサル選手権大会東北大会 準優勝
2019年 5月 JFA全日本U-15女子サッカー選手権大会宮城県大会
2019年 9月 JFA第10回全日本U-15女子フットサル選手権宮城県大会 優勝(4連覇)
2019年 11月 JFA第10回全日本U-15女子フットサル選手権東北大会
2019年 12月 福島遠征(いわきガールズフットボールフェスティバル)
2020年 1月 第10回宮城県フットサルフェスティバル大会 優勝
2020年 10月 JFA第11回全日本U-15女子フットサル選手権東北大会
2020年 12月 宮城県女子フットサルリーグ2020
☆学習
2018年 4月 春期講習会
2018年 8月 夏期講習会
2018年 12月 冬期講習会
2019年 4月 春期講習会
2019年 5月 GW特別講習会
2019年 12月 冬季数学補講
2020年 1月~3月 高校入試直前学習応援プログラム
2021年 2月 CAMPFIREにてクラウドファンディング「宮城県「NPO法人からふる」コロナ禍を乗り切るための支援をよろしくお願いします」を実施。
2022年 6月 からふる検定ガイダンス
2022年 7月 数学検定対策講座
2022年 8月 数学検定対策講座/理科検定対策講座/講習検定
2022年 11月 英検ESG祭り
2022年 12月 数学検定対策講座
2023年 1月 数学検定対策講座
2023年 2月 数学講座
※その他通年で参加者の有無に応じて、コロナ禍を鑑みながら以下の検定・模擬試験を実施
○検定試験
・実用数学技能検定
・日本漢字能力検定
・実用理科技能検定
・文章検定
・日本語検定
・英語検定
○模擬試験
・新みやぎ模試
・宮城ぜんけん模試
※見出し画像や本文中に記載されている各種検定試験・模擬試験のロゴ・名称は、各種検定試験・模擬試験それぞれの主催団体の登録商標または商標です。
☆からふるスタッフの保有資格
・数学検定準1級
・漢字検定準2級
・理科検定物理2級/3級
・英語検定3級
・文章検定3級
・日本語検定3級
・JFAスポーツマネジャー資格Grade2(※)
※JFA(日本サッカー協会)が主催する、SMC(スポーツマネジメントカレッジ)を受講することで得られる資格。
SMCについて、詳しくはこちら
資金の使い道・実施スケジュール
2023年3月下旬まで:協力企業・団体からの情報提供をもとに、拠点候補地の選定・決定
設ける拠点の他、利用できる施設・場所の調査も
☆公共施設、民間施設、自前のスペース等
同年3月下旬から4月上旬:学校の春休み開始に合わせ、からふるの活動開始
同年3月31日:クラウドファンディング終了
同年4月上旬から:学校の新学期を見据えて、からふるの活動始動
同年6月~:リターンの履行開始
○石巻活動準備費
・活動拠点契約時費用:25~35万
・施設利用・会場費等:15万
・開設準備にかかわる協力スタッフ経費:10万
・広報活動費:15万
・その他経費:5万
※その他、支援額に応じて、検定試験の実施費用や什器備品費などに充当。
○その他
・返礼品の送料、CAMPFIREシステム利用料等:5万
最後に
少子化や都市部との格差によって、高校入試でもほとんど定員割れが起きてしまい、競争も努力もなく進学出来てしまう環境で、子どもたち一人ひとりが秘めたたくさんの可能性、潜在能力が、見つからないまま、発揮されないままになってしまっている状況。
ほんの少し頑張れば、たった一歩を踏み出せば、たくさんの選択肢も明るい未来も、すぐに手が届くだけの力を持った子どもたちはたくさんいます。
当法人の活動で、そんな子どもたちが、希望を持ち、自信を持ち、「できた!」「やれた!」を持てるように支援をしていきたいと思います!
賛同していただける方々、ご協力、ご支援いただける皆さん、よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るからふるワークショップ “なんで勉強しなきゃいけないの?”に答えられるワークショップ エピソード0(ゼロ) 開催決定!
2023/03/27 10:37からふるワークショップ"なんで勉強しなきゃいけないの?" に答えられるワークショップ【日時】 4月3日(月) 14時〜15時(90分)【場所】 いしのまきNPOセンター会議室 〒986-0832 宮城県石巻市泉町3丁目1-63 (石巻市総合体育館内)【定員】 5名【参加費】 無料【対象】 「勉強ってなんでするんだ?」 と、疑問を持っている方 伝え方に困っている方普段子供たちが勉強していることは、どういうところで活かすことができるのか、いろいろな素材を例に挙げて、勉強する意味と価値をお話しします。今回の教材は、万石浦のパン屋「はこ」さんのパン!ワークショップに参加していただいた方には、テーマ素材の、はこさんのパンをお持ち帰りいただきます。勉強会、検定試験、数学教室など、からふるは他にも活動をしています。詳しくは、当法人のHPをご覧ください。HP:http://www.mj-j.co.jp/colorful/ もっと見る
『大人の数学教室』仙台で実施中!
2023/03/04 07:50【大人の数学教室】仙台で実施中!昨日は、仙台で実施中の【大人の数学教室】の実施日でした!「数学を学び直して、青春を取り戻したい!」という主婦の方が参加し、中学数学のアレコレを勉強中~今回は、数学検定5級の過去問を使って、どれだけ力がついたからの実力チェック!結果は、、、前回より解ける問題がとっても増えました!!!力がついた実感って、とっても嬉しいですよね♪数学は、やればやった分だけ力がつく、学習だと思っています。主婦の方とも、「赤ちゃんみたいにハイハイしてでも、ちょっとずつ進めば、富士山だって登れちゃうよね~」「そんな風に、コツコツ積み重ねて行けば、めちゃめちゃ難しい内容だって、理解できるようになるはず!」と、話していました!次回は、3/7(火)!【大人の数学教室】仙台で実施中!現在受講生大募集中!!!時間や日程が合わない・・・という方でも、まずはご相談ください! もっと見る
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