◆GAIA_crewよりご挨拶◆
プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。劇団GAIA_crew代表、加東岳史です。
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この「GAIA_crew」という劇団は、元々SNSの「mixi」上のコミュニティ「ミクシー演劇しようぜ」の中で「mixi上だけで集まったメンバーだけで公演を打つ」というコンセプトで行われた公演を発端としています。
2007年の旗揚げから公演をかさね、10周年記念公演ではこちらのCAMPFIREさんで初のクラウドファンディングを実施。351%の達成率を頂きました。
池袋シアターグリーンを本拠地に、2011年の第6回公演「Around my world~私の中の斉天大聖」からはUstream(現在はYoutube Live)による全ステージ無料ネット中継を行うなど、団体コンセプトである“お客様が楽しんで笑えて、ちょっとホロリと泣けて、何かが心に残る芝居”を実現するために上演を続けております。
本年6月14~18日には18回目の本公演「異説 東都電波塔 陰陽奇譚」の上演を予定しております。声優の野水伊織さん、伊藤節生さん、井上優さん、望月英さん、坂本佳史さん、甘利萌音さん、そして忍者系Vtuber声優の朝ノ瑠璃さん、関西から劇団赤鬼の土性正照さん、劇団東京都鈴木区の橘実咲季さん、舞台やステージで活躍する千歳まちさんなどをゲストに迎え、劇伴をゲーム「ワイルドアームズ」シリーズなどのなるけみちこさんが担当します。
舞台は「if」の世界の昭和32年東京、日本最大の電波塔「東都タワー」建築現場に現れた魑魅魍魎に対するため集まった、建築チームと陰陽師たちの奮闘を全力でお届けします。
◆このプロジェクトで実現したいこと◆
今回、クラウドファンディング(以下CF)を実施しようと思ったのは、作品の世界観をできる限り伝える方法を模索してのこととなります。
今回の作品は上記掲載のように、昭和32年、日本最大の電波塔「東都タワー」建築現場に現れた魑魅魍魎たちに対して、タワー建設を目指す建築チーム、そして怪異の対策として招集された陰陽師達が互いに理解を深め、共に戦うというのが主軸の物語になります。
物語の肝は「魑魅魍魎たち」をどう表現するかです。勿論役者が演じる部分も多いのですが、どこかおどろおどろしい雰囲気を照明効果と演技だけで表すのはちょっと面白みにかけるのでは……と思っていました。
そのため今回は、舞台前面に紗幕(透けて向こうが見える幕)を貼り、役者は全員その裏で演技を行います。紗幕にはプロジェクションマッピングのような形で映像を投影し、魑魅魍魎、そして演出効果を具現化したいと思っております。
しかし、収容人数100人ちょっとの劇場でも、舞台全面に効果的な映像を投影するにはプロジェクター含む機材の調達、映像制作、当日の映像出力オペレーションなどと、通常の公演以上にその部分に割く資金が必要となります。
今回はこの部分を皆様のお力をお借りして、解消したく思っております。
今回のCFでご支援いただいた資金は、映像機材、素材制作、当日オペレーションの費用として使用させていただきます。
機材調達にはANO株式会社様のご協力を得まして、映像制作、当日オペレーターとしては過去作「ワンダー・オーヴァー・レインボウ」でも配信映像効果を担当してくれたVJ ScreenSaverさんにお願いしたいと思っております。
VJ ScreenSaver
◉プロフィール
2016年夏よりVJとしてのキャリアを開始。
渋谷club asia、渋谷WOMB LIVEなどの都内有数のクラブだけではなく、豊洲PIT、東京ドームシティホールなども担当。
屋外での大型音楽フェスや、舞台公演の配信映像、アーティストの全国ツアー帯同など、
クラブVJとしてだけではなく、大小様々なシチュエーションで映像を使った演出を行っている。
2018年以降は制作活動も並行し、企業案件も多数請け負っている。また映像活動と並行して
各種ロゴやイベントフライヤー、オリジナルアパレルのデザインなども行い、商業カメラマンとしての一面も持つ。
五感のなかでも“視覚”というものを重要視しており、ただ映像を出すだけではなく、フロア全体をグラウンドとして、音楽を視界からも体感できるVJ演出を心情として、東京の夜を今日も彩り続ける。
是非VJ ScreenSaverさんの作り出す陰陽の世界を具現化するため、お手伝いをいただければと思います。
必要な予算としては、機材レンタル、映像制作、稼働費で約60万、更に美術費として20万、衣装費を含む補助として20万、計100万円を設定させていただきます。
今回のCFが成功しなくても公演自体は行いますが、映像効果に関しては無し、もしくはかなりの縮小版で公演を行わせて頂きます。
正直、映像効果を含めてしまうと、全部のステージが満席になっても黒字になるというのはかなりギリギリのラインになってしまいます。それでもできる限り物語の世界観を広げたいと思っておりますので、ご協力いただける方がいるなら、ぜひご協力頂ければと思います。
◆GAIA_crew18回本公演 概要◆
<開催日>
2023年6月14日(水)~18日(日)
<場所>
池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATER
<出演者>
野水伊織(シンクリッチ) 伊藤節生(AIR AGENCY) 朝ノ瑠璃(クロコダイル) 望月英
千歳まち(株式会社U-8) 土性正照(劇団赤鬼) 橘実咲季(劇団東京都鈴木区)
坂本佳史(プロダクション・エース) 天利萌音(リベルタ)井上優
三橋亮太 秋山えりか 杉山ひろこ 日高望 後藤大輔 大西真央 草梛祐史(以上GAIA_crew)
<スタッフ>
脚本・演出:加東岳史
劇伴制作:なるけみちこ 映像制作・オペレーター:VJ ScreenSaver
舞台監督:九巻尚志 美術:門馬雄太郎
照明:河上賢一 音響:須川忠俊 衣装製作:奥宮キエラ
制作:濱田直行・水葉知香 広報・撮影:大塚正明 デザインワーク:タカハシススム
協力:ANO株式会社 株式会社ゴーストレイト シンクリッチ AIR AGENCY クロコダイル U-8
プロダクション・エース リベルタ 劇団赤鬼 劇団東京都鈴木区
◆ゲスト出演陣からのコメントも到着しました!◆
■野水伊織
今作は人間と幻妖が交わるお話ということで、私たちが表現するにはどうにも足りない部分が見えてきました。もし皆さまにお力添えいただければ、見せたい景色をお見せすることができます。
そのお返しはリターンもさることながら、舞台の板の上でお返しします…!
東都に生きる者として縦横無尽に駆け回るための応援を、何卒よろしくお願いいたします!
■伊藤節生
この作品に興味を持っていただきありがとうございます。
僕自身も新たな作品、世界に出会えることにすでにワクワクしております。
良い舞台になるよう座組一同全力で挑ませていただきます!
もしよろしければ皆さんもお力添えいただけたら幸いです。
■朝ノ瑠璃
忍者系VTuber声優の朝ノ瑠璃です!
昨年5月の公演をきっかけに関わらせていただき、まさか出演することになるとは思ってもみませんでした……!
VTuber初の舞台出演となりますが、よいものをお届け出来るよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!!
■千歳まち
いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます!
役者としては、舞台を観劇していただくだけで、とても大きな力になっております。本当に感謝しかありません。
ですが、今回はより高い理想を叶える為に、皆様のお力かしていただきましたら幸いです。
皆様の応援で、理想を現実に実現できたら嬉しいです。
応援よろしくお願いします!
◆最後にーー僕たちが演劇を作る理由◆
今回の作品のテーマは「復興と祈り」です。
この作品の元ネタとなっている東京タワーの建設は昭和32~33年に行われました。昭和三十年代といえば僕らのイメージだと「ALWAYS 三丁目の夕日」のような東京の下町の風景などを想像することが多いかと思います。
しかし、ここから干支一周前、昭和20年は終戦の年です。僕らの終戦のイメージは一面焼け野原になった東京の写真を歴史の教科書で見たようなものでした。
わずか12年であそこまで復興したそのバイタリティに僕は驚きました。そして今を生きる僕らの干支一周前は2011年、かの東日本大震災の時期です。
東日本大震災の翌週、僕らは6回目の本公演を控えておりました。非難轟々の中で断行した公演はバッチリ赤字でしたが、終演後お客様に「何を見ても何も感じなくなっていたけど、久しぶりに心が動きました、明日も頑張って生きます」と言われて、劇団員みんなで号泣したのを覚えています。あれから12年、決して風化してはいないけれども、少しだけ過去のことになりつつあるあの震災を乗り越えて僕らは今、新たに新型コロナウイルスの影響を受けながらも、演劇を続けていこうという「復興」の時期にあると思います。
東京の復興のシンボルである「東都タワー」の建設の物語を描くことで、人々がそれでも前を向こうとするバイタリティを描ければ。
更に、今回は建築現場の人間たちと陰陽師たちが理解しつつ協力していくという部分も描きたく思っています。
どんなに近代化が進んでも、どんなに新しいテクノロジーが生まれても、「祈り」という行為を止めることは出来ないんじゃないかと思っています。上手くいきますように、良いことがありますように、そして弔いも。そこにこそ、今を作ろうとする現場の人間と、古くから伝わる呪い使いである陰陽師が手を取る可能性がある気がしています。
今回、Vtuberの朝ノ瑠璃さんにご参加いただきますが、最も古典的な演技表現である演劇に、電脳の世界をフィールドとする人が参加してくれることと、この祈りにまつわる人たちの思いが重なる気がしています。
僕たちがやっているのは「小劇場演劇」です。吹けば飛ぶような、商業とも言えないような小さな表現媒体です。でも、僕らは作品を見てくれた人の人生を変えたいと真剣に考えています。皆様のお力をお借りして、この作品を見ていただける皆様になにか、ちょっとでも前を向けるようになってもらえるものをお届けしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
★支援前にお読みください★
全て税込み、送料込みの価格です。
<募集方式について>
・本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
・CAMPFIREの仕様上、御一人で複数回の支援(購入)が可能です。
※但し、限定数の設定されている複数コースの同時決済はできませんので個別にお申込みください。
・プロジェクト終了後のご連絡は主にCAMPFIREのメッセージ機能で行います。
※ほとんどのリターンでご返信が必要なメッセージを送信いたします。
※会員登録されていない方は、最初にこちらからお送りするメッセージに、
返信用メールアドレスの記載を行いますのでそちらからのご返信をお願いいたします。
※一定期間を過ぎてもご返信がない場合は権利放棄と見なす場合があります。
・ご都合により公演に参加されない場合も特典品は指定住所にお送りします。
※その際、権利を第三者に移譲することはできません。
以上、予めご了承くださいますよう、お願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る舞台無事終演!!!ありがとうございました!!
2023/06/19 12:24「異説 東都電波塔 陰陽奇譚」無事に全8ステージ終幕を迎えました。演者全員怪我もなく、皆様にもご好評を頂けたようで関係者、演者一同胸をなでおろしております。これから似顔絵イラスト、オンライン感想会、加東描き下ろし脚本などでご連絡する皆様、そして全ての皆様へ御礼メールを送らせて頂きますので、いましばらくお待ちくださいませ。まずは取り急ぎ御礼まで!本当に本当にありがとうございました! もっと見る
スタッフTシャツサンプル到着!
2023/05/29 12:40劇団GAIA_crewです。リターンで展開しておりました『東都電波塔記念Tシャツコース』でお渡しするスタッフTシャツのサンプルが上がってまいりました!モデルは少尉役の千歳まちさん!サイズはXLで、ボディのカラーはスモークブラック、プリントはレッドとなっており、正面はシンプルにロゴ、背面には「害を与えてくる人を退散させる」護符の刀印をプリント!更にキャスト・スタッフの名前が記載されています。こちらは『東都電波塔記念Tシャツコース』以外の販売はありませんので、演者、スタッフと支援者様のみの限定アイテムとなります!当日受け渡しを希望された方は物販ブースでのお渡しを予定しておりますので、お立ち寄りの上、必ずその旨お伝えくださいね!稽古も通し稽古に入り、残りニ週間全力でお届けします!チケットも千秋楽は完売間近、お早めにお申し込みください!詳細、申込みは以下公式特設サイトまで!https://gaiacrew.com/sp/toto-tower/ もっと見る
クラウドファンディング無事終了!目標達成ありがとうございます!
2023/05/01 00:05「異説 東都電波塔 陰陽奇譚」クラウドファンディング無事終了しました!94名様から1,440,750円のご支援頂きました!本当にありがとうございます!!目標達成となりました!この後支援者の皆様にはメッセージで諸々お知らせお送りさせていただきます、頂いたご支援は映像効果の予算、そして衣装、美術などの制作費に充てさせていただきます、公演は6月14日~18日池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATERにて!追加情報も続々出ますのでお待ちくださいませ!まずは達成の御礼まで。劇団GAIA_crew一同より。 もっと見る
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