▼はじめにご挨拶
ご覧頂きありがとうございます。
本企画の立案と推進をしております、大野と申します。
この度、その市場価値を問うべくCAMPFIREさんに企画を掲載いたしました。
よろしくお願いいたします。
▼このプロジェクトで実現したいこと
「利益共有の仕組みを備えたマーケットプラットフォームを作ること」です。
昨今、不動産業界のプラットフォームにおいては「Airbnb」「CouchSurfing」「シェアリングハウス」など「所有から共有」の有用性が認知され、その在り方が注目されております。
この度、プラットフォーム提供者・販売者・消費者(以下、「参加者」)の全員に利益をもたらすことで、より多くの方に参加利用してもらえるマーケットプラットフォームを作ります。そして、これまでにない社会への利益還元機能を盛り込みむことで、フラットな取引と社会貢献性を実現させたいと考えております。
本企画のキーワードは「独占ではなく共有」です。その仕組みをこれから詳しくご説明いたします。
※本企画で用いられるプラットフォームとは、販売者と消費者を繋ぐインターネット上のマーケット(売り場)を指しております。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
既存プラットフォーマーは、販売者と消費者の間に位置し、インターネット上で「売り場」を提供しています。そして、その売り場の販売者から月額費や手数料を得て収益としております。販売者にとって、この費用(月額費や手数料)は大きな負担です。そして、その負担は消費者にも価格面で影響を及ぼしております。
一方でプラットフォーマーは、「売り場」を提供しておりますが、消費者の対応や、商品あるいはサービスを提供することはありません。従って仕入れや発送、在庫管理や棚卸もありません。基本的に取引には介入しないからです。プラットフォーマーは、あくまでプラットフォームの維持管理が仕事です。
私は2016年に本企画の制作を開始いたしました。その際、延べ12名の各関係者にヒアリングし、異なる複数の会社からシステムに係る見積りを出してもらい、様々な情報を集めました。そして、その労力や費用対効果を加味しても「プラットフォーマーに利益が偏り過ぎている」との結論に至ります。利益を得ること自体は商業活動として自然と言えますが、過度にバランスを欠いているプラットフォームが業態を問わず多いと考えております。冒頭で述べましたように、そのシワ寄せは販売者と消費者が負うことになりますので、彼等の立場からすると費用対効果の低い環境と言えます。何よりプラットフォーマーの為のプラットフォームではなく、そこを利用する人達全ての為のプラットフォームが市場に無いことに違和感を覚えました。
こうした状況を踏まえ、「従来にはない視点・目的・機能を持ったプラットフォームが、ひとつの選択肢として市場にあってもいい。より多くの人にとってフラットなマーケットがあってもいい。そしてただのプラットフォームではなく、全員参加型の社会貢献性を備えることで、さらに多くの人と利益を分かち合おう。」と発起し、2017年から数名で本企画を始めました。
私はプラットフォームの存在目的を2つに分類して定義しております。
①従来のプラットフォーム
「自己利益完結型」 プラットフォーマー > 販売者 > 消費者
■消費者の購入額には、販売者がプラットフォーマーから課せられている費用が含まれてます。
→消費者は間接的にプラットフォーマーに費用を支払ってます。
■販売者の売却額には、販売者がプラットフォーマーから課せられている費用が含まれてます。
→販売者は直接的にプラットフォーマーに費用を支払ってます。
■プラットフォーマーは、販売者と消費者から多くの利益を得ています。
→その利益はプラットフォーマーの資産となり完結します。
②本企画のプラットフォーム
「利益共有拡散型」 プラットフォーマー = 販売者 = 消費者
■参加者全員にとっての利益
プラットフォーマーは自らの利益を制限し、その余剰資金を販売者に還元することで全体の利益均衡を図ります。販売者の負担軽減は売価に反映され、消費者に価格面で利益をもたらします。このバランスは利益の循環を形成します。
■社会への利益還元
プラットフォーマーは自らの利益を制限し、その余剰資金の一部を社会に還元します。その為の実行機能をプラットフォームに備えます。
■実効性と透明性の確保
社会への利益還元方法はプラットフォーム上にて公募し、参加者の投票により採用されます。プラットフォーマーは採用された企画を履行し、その情報を履行の担保としてオンライン上に公開します。
つまり「みんなで利益を共有して、その一部を社会に還元できるマーケットプラットフォームを作ろう!」です。
▼資金の使い道
大きく3つの工程をスケジュールごとに分けております。
【フェーズ1】企画とプラットフォーム開発 ※2016年~2017年下旬に完了
企画からプラットフォーム開発と動作テストまでの全工程を含みます。
【フェーズ2】プラットフォーム稼働と課題抽出 ※2018年中旬予定
一部修正。マーケットプラットフォームとして市場に公開します。
これと並行して認知度向上、課題抽出と修正を行います。
【フェーズ3】課題解決と安定運用に向けての環境構築 ※2018年下旬予定
社会への利益還元活動の機能をプラットフォームに実装します。
これ加え、安定的に稼働できる物的・人的環境を整えます。
※今回はフェーズ2以降の資金に利用いたします。
▼リターンについて
本企画始動後においては、以下の案を検討しております。
【A案】社会貢献活動の様子を公開いたします。
【B案】割引や特典でお返しいたします。
▼最後に
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございました。
以下、お約束と展望について簡単に記載いたします。
【お約束】
1)プラットフォーマーは利益循環を保つための仕組みを備え、これを維持します。
2)プラットフォーマーはサイト運営と利便性向上に努めます。
3)余剰金の一部を社会的に意義のある目的で使用し、その履行を情報公開いたします。
4)支援者の方々にリターンいたします。
【展望】
本企画のようなサービスを通して、ソーシャルな力(あらゆる形態のコミュニケーションや相互扶助など)が市場に作用し、人と人の間に温かく緩やかな相乗効果が生まれる事を期待しております。そして世知辛い世の中を、ほんの少し世知辛くない世の中にしたいなぁ。と、密かに想っております。
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