心育テーブル「La Coloritable」を見て、最初に聞かれることは「どうやって使うの?」です。
実はこの質問には正解がないのです。
塗り絵でしょ?
ストーリーを作るの?
子どもが落書をしてもいいものでしょ?
どれもできます。そしてそれが全てではありません。
丁寧に色をぬることで、根気や集中力が育つでしょうし、どのくらい早く塗れるかを競ってみれば手先が器用に育ってくれるかもしれません。
毎日、洋服を着せ替えてあげることもできる。着せ替え遊びでセンスが磨かれるかも。
ときには課題を与えて、考えてもらうこともできる。例えば「この男の子は今日すごく嫌なことがあったよ、その時の顔の色はどんなだろう?その周りの子はどんな様子でその子を見てるかな?」こんな課題で、自分が怒っているとき、騒いでいるとき、悲しいときの周りの反応を想像しやすくなるかもしれません。
春は春らしく、夏は夏のイメージで、四季それぞれの色を付けて写真に保存すれば、そこには四季折々のギャラリーに早変わり。
一度キレイに色を塗り写真に保存、そこからほんの少し、何カ所か線の色を変えてみる、帽子にちょっとロゴを書いてみる、そんな工夫を凝らして、写真に保存する、ちょっと見比べてみて!あれあれ!?あっという間にオリジナルの間違い探しを作れます。
キレイに塗り上げたテーブルは、ちょっとおしゃれなインテリアにもなります。このテーブルはフランスのデザイナーさんの作品ですからね。
子どもの気持ちを理解するきかっけにもなるかもしれません。お子さんによっては、自分の気持ちを伝えるのが苦手な子もいます。そんなとき、気持ちを表現してもらうメッセージボードにも活用できるかも。
用意されたワークショップももちろんあります。しかしこの心育テーブル「La Coloritable」の本質は「創造」と「想像」です。
自分たちで考えて、自分たちならではのやり方で心育テーブル「La Coloritable」の可能性を広げていってもらいたい、豊かな想像の世界を心ゆくまで楽しんでほしい。。
そんな愉快な、楽しい心育テーブル「La Coloritable」です。