初めまして!渡邊翔太(わたなべしょうた)と申します。長野県白馬村出身、先月までは茨城つくば市にて妻と犬2匹で暮らしておりました。
この度、2023年5月。家族の事情により、白馬にリターンし、実家のペンションを引き継ぐことを決意しました。
しかしながら、40年前に両親が作ったペンションは厳しいコロナ禍、施設の老朽化、そして両親の高齢化などでボロボロの現状でした。そのペンションを再生させ、そして白馬の魅力をもっとたくさんの人に伝えたい。
そこで、一部のお部屋をワンちゃんと宿泊できるようにし、また広すぎるイングリッシュガーデンを手入れし、ドッグランにすることで、愛犬とも一緒に過ごせるペンションにしたいと考えました。
夏も冬も、白馬を存分に楽しめる。そして、ワンちゃんだけでなく、もちろん今まで通りスキー/ボードのお客様にも優しいペンションにしたい。このクラウドファンディングを通じて多くの方々に白馬の魅力を知っていただき、新しいペンションづくりに一緒に関わっていただけましたら幸いです。
ぜひ最後までご一読お願いいたします!
実家のペンションの屋号は『オーバーグルグル』と言いまして、40年前に大阪出身の父親が脱サラして、白馬に移住してきて開業いたしました。(東京出身の母親とは、父親が開業前の修行アルバイト中に白馬にてたまたま出会ってナンパしたそうです!笑)また、『オーバーグルグル』とはオーストリアにあるスキー場のある集落のことで、父親が学生時に訪れ、そこにある山々やスキー文化に感銘をうけ、その土地の名前をペンション名にしたそうです。オーバーグルグル - wikipedia
ペンションの所在地は、長野県の一番上にあり、北アルプスの麓にある白馬村で、日本でも屈指のスキー/スノーボードエリアです。最寄りのエイブル白馬五竜スキー場までは歩いて5分の好立地な場所にあり、僕も小さい頃からスキーに親しんでおりました。エイブル白馬五竜ホームページ
ペンション全体は西洋風の佇まいで、1階は暖炉があってバラ園を見渡せる開放的なラウンジと併設の食堂、そして大浴場があります。2階は全て客室となっており、ロフトのある部屋や和室などが12部屋ほどあります。
そして、ペンションの売りの一つが施設の前にある、僕の母親が手入れをしているイングリッシュガーデンです。600平米の広さがあり、バラをメインに栽培しており、原種から現代バラまで約200本栽培しています。また、そのバラで作った自家製無農薬の『コンフィチュール』(通称:バラジャム)もペンションの名物の一つで、朝食や夕食のデザートに添えて提供していて、たくさんのお客様から好評を頂いております。
草花の香りを感じながらガーデン内を散策したり、横のちょっとした広場でBBQをしたり、夜になれば星空観測ができたりと、白馬の大自然をすぐに感じることができます。(勿論白馬なので、冬は残念ながら降雪のため閉園してます。)
ペンションの紹介と併せて、少しだけ僕の自己紹介をさせてください。
高校から白馬を離れ、大学時代以降は茨城・つくばで暮らしておりました。茨城ではバンドをしており、人気はあまり出なかったものの、地元のお客様やバンド仲間に恵まれ、昨年ワンマンライブを成功させ、またバンドと同時に地元のライブハウスにてイベント/音響スタッフを昨年までの16年間勤めておりました。また、シルクスクリーンを主とするウェアプリント業にて、Tシャツにプリントするお仕事もしておりました。
正直、幼少期は白馬の魅力なんて1mmも分かっておらず、こんな田舎を抜け出し、なんとかして早く都会に出たいと言う典型的な都会に夢を見る若者でした。しかしながら大人になって白馬の魅力や自然の素晴らしさ(また都会の鬱陶しさ)に気づき、今年5月より白馬にリターンして参りました。
昨年に結婚をし、現在は妻と犬2匹(チワプーのハッピー7歳/♂と、トイプードルのロイ3歳/♂)と過ごしております。2匹のワンちゃんとの生活は、なかなか楽しいもので、ドッグランや旅行など、週末となれば関東近辺のワンちゃんスポットによく出かけておりました。
左:ハッピー 右:ロイ
この度両親の作ったペンションを継ぐことになりましたが、叫ばれるスキー離れや、雪不足、そして昨年までの厳しいコロナ禍。理解していたもののやはり経営状態はなかなか厳しい現状です。しかしながら、同時にこのままのやり方で営業するには建物やガーデンにも問題が多々ありました。
問題その① 広過ぎるイングリッシュガーデン
イングリッシュガーデンは、長年の間、母親1人で管理しているため、若い頃はバリバリに屋外での作業をこなしていましたが、最近では肩を痛めて手術をしたり、また若い頃に比べると体力の衰えがあったりで、なかなか隅々まで手が届かない状況です。
数日ほっとけば、雑草も伸び放題、隣の花壇に隣の品種が進出。そして冬を越える準備も少しでも怠れば、来年は咲かずに死んでしまうかもしれないと言う大自然を相手にしてガーデンを管理するには相当の根気と体力が必要です。(長年培った母親が有する知識を継承し、僕らがガーデンを管理する話もありましたが、それも難しいのではと言う結論になりました)
母親自身が今後の管理に非常に不安があると感じており、これからもずっと栽培したい気持ちはあるが、そろそろ縮小させなければいけないかもという相談を近年受けておりました。しかしながら、ガーデン作りの意欲は衰えておらず、小さくてもカッコいい庭を作り続けたいとまだまだ意気込んでおります。
問題② 築40年 老朽化問題
父親曰く、当時は最新鋭とは言わないまでも、設計や使用する材質など良質なものにこだわって仕上げた自慢の建物だったわけですが、流石に40年経て、また最近では補修も後手後手に回ってしまい、いろんな場所に少しずつではありますがガタが来ている現状です。特にクロス周りの損傷が至る所に見られます。
また、昨年は館内にお湯をめぐらせるボイラーが突然壊れてしまったりと、徐々に直してはいかなければならないところが今後も出てきそうな予感がしております。
40年間両親が続けてきた・守ってきた土台の上で僕が新しく何か試みをしたい。
そんな中で浮上したのが、イングリッシュガーデンを縮小し、ワンちゃんの宿泊の為に新たにドッグランを併設し、また合わせて今後お客様の為に館内のクロスをリノベーションしようというのが、今回のプロジェクトです。
今回のプロジェクトでは、バラやガーデニングされた花壇に囲まれて、都会では感じることのできない雰囲気の中で、ワンちゃんと遊べて、ペンションの一部のお部屋をワンちゃんと一緒に泊まれるようにできたらと考えております。
ドッグランの周りに母親が育ていた花を綺麗にガーデニングし、また、ワンちゃんと一緒に食事のできる飲食スペースも作ります。また、冬は区画を雪上にて整備の上、雪上のドッグランにして、雪の降った翌日はパウダースノードッグランができたらと思ってます。
客室は、5部屋のみワンちゃんと泊まれるようにゲージやリードフックを設置したり、掃除の際には粗相や抜け毛に対する専用の清掃道具を導入いたします。館内はワンちゃんOKエリア/NGエリアを作ろうと考えておりますので、今まで同様ワンちゃんを連れてないお客様にも宿泊していただけることができます。
白馬にはワンちゃんと一緒に遊べたり、一緒にお食事できる施設が少ないと感じており、今回のこのプロジェクトで白馬のワンちゃん旅行が増えて旅の目的地の一つになるお役に立てればとも考えてます。
また、今までに僕は軽井沢、那須、伊豆などのワンちゃんに優しい観光地に行くたびに、その土地と白馬を比較して、白馬の雰囲気も絶対に負けてないので、ワンちゃんと過ごせる施設が増えれば嬉しいなあとも思っておりました。
白馬はそもそもスキー/ボードの印象が強すぎて、ワンちゃん連れにそもそも敬遠されて、旅行の候補地に入っていないかもしれませんが、ワンちゃんと過ごす白馬のグリーンシーズンの魅力はたくさんありますし、そしてウィンターシーズンもスキー以外でワンちゃんとの楽しみを作れるだろうと自信を持って思っています。
今回のプロジェクトのリターンは、新しくなったオーバーグルグルにぜひ遊びに来て欲しいという思いを込めて、今秋以降に使える宿泊券や、イングリッシュガーデンで採れた自家製のバラジャムなどをご用意いたしました。 また、宿泊券はワンちゃんがいない旅行のお客様でもご利用になれます。
○3,000円
支援の御礼(白馬の景色のオリジナルメッセージカード)
○10,000円
支援の御礼(白馬の景色オリジナルメッセージカード)
自家製のコンフィチュール瓶(バラジャム)
○20,000円
1泊2日宿泊券
※大人2名/ワンちゃん2匹まで
○20,000円
-冬季限定-
1名様 7泊分素泊まり券
○35,000円
1泊2日ファミリー宿泊券
※大人2名/お子様2名まで/ワンちゃん2匹まで
○40,000円
1泊2日宿泊券 × 2回分
お部屋命名権
※あなたのワンちゃんのお名前がオーバーグルグルの部屋の名前になります!
○50,000円
-冬季限定-
1泊2日ファミリー宿泊券
エイブル白馬五竜スキー場リフト券付き(1日分)
○60,000円
1泊2日ファミリー宿泊券 × 2回分
お部屋命名権
○70,000円
1泊2日1年間フリーパス宿泊券
お部屋命名権
※1年間1泊2日に限り泊まり放題です。連泊はご遠慮下さい。
○100,000円
1泊2日ファミリー1年間フリーパス宿泊券
お部屋命名権
○300,000円
団体/会社様 1泊2日オーバーグルグル貸切券(30名様まで)
夕食朝食付き(BBQや宴会など対応いたします!)
お部屋命名権
※宿泊券は夕食朝食付きです。
※ご宿泊券は2023年10月以降の宿泊になります。
また、ゆくゆくは全犬種受け入れ可能としたいのですが、ドッグランのフェンスや現状の客室の問題もあり、宿泊に関しましてひとまず小型犬と中型犬のみの対応とさせていただきます。2024年5月以降に大型犬を受け入れる体制を整えれるようにしてまいります。
プロジェクトの進行次第では、大型犬が受け入れをすぐできるような状況を作りたいと思っておりますので、随時報告して参ります。
スケジュール:
2023年9月 ガーデン改修 / ドッグラン工事 / 館内一次工事
2023年10月 リターン品発送/リターン宿泊券開始(通常宿泊のワンちゃんとの宿泊受け入れ開始)
2023年12月 リターン宿泊券(冬季限定)開始
2024年4月 館内二次工事 / ドッグラン大型犬対応フェンス工事(予定)
費用の使い道:
ドッグラン外構工事費用 1,000,000円
館内クロス張り替え費用 300,000円
ワンちゃん専用宿泊グッズ&ワンちゃん清掃道具購入費 500,000円
リターン品発送費
クラウドファンディング手数料
最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。
本プロジェクトを通して、ワンちゃんとの宿泊も、またワンちゃんのいない今までのスキーのお客様も、ゆっくり寛いでいただける素敵なペンションを目指していきたいと思っております。そして、40年前に両親が作ったペンションを再生させ、白馬の魅力をもっとたくさんの人に伝えたいです。
そして、最後に少しだけ。白馬の現状に対する僕の思いを書かせてください!
現在、白馬ではインバウンド向けで外国人の方が経営するペンションが急増していたり、外国人向けの飲食店が沢山あります。インバウンドを否定するつもりはありませんが、外国人の方だけで賑わってる白馬ではなく、日本人の方々にも勿論たくさん白馬に来て欲しい!、自分たちの国に、こんな素敵な場所があることを知って欲しい!と強く思っております。
インバウンド需要の大切さは勿論わかりますが、気付いた時には、白馬の施設や飲食店、遊び場が全て外国人向け(提供する側もされる側も外国人!)になってしまうのは嫌だなあと思ってます。
別に外国の方が嫌いというわけではないです!僕の人生で、外国の方と仲良くなり、楽しい時間を過ごし、貴重な体験ができたことは少なからずあります。
しかしながら、近隣のペンションが外国人の経営者の手に渡ったと聞くたびに、自分の家もそうなるかもしれなかったと思うと、身の毛がよだつ思いですし、このタイミングで白馬に帰って来れて本当に良かったと思ってます。
今回2代目としてオーナーを継ぎ、両親が築き上げた40年の歴史に新しいページを刻み、白馬をもっともっと盛り上げたい一心です。ワンちゃんとの旅行の方も、スキー/ボードの方も、ぜひ、このプロジェクトを通して、白馬に、そしてオーバーグルグルに遊びに来てください!皆様のお越しを心からお待ちしてます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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