初めまして。秋田県最古の温泉郷で知られている『秋ノ宮温泉郷』にある創業138年の旅館【鷹の湯温泉】です。源泉温度低下と湯量減少により浴槽の稼働が十分に出来ず、138年創業以来『最大の苦境』に立たされています。どうか皆様、鷹の湯温泉の新たな挑戦を応援していただけないでしょうか！！

鷹の湯温泉5代目社長　小山田光博（オヤマダミツヒロ）と申します。

物心ついた頃から父と一緒にお風呂掃除をするのが日課でした。
東京の調理師学校を卒業後、都内の料亭で経験を積み2011年に実家である鷹の湯温泉にUターンしてきました。その後は、父と母と妹(1番目）とパートさんと切り盛りしていましたが、2020年に父である4代目社長　小山田光太郎（オヤマダコウタロウ）が71歳という若さで他界してしまいました。人手不足とこの先の不安を抱えていたところ妹（2番目）夫婦が秋田の地へ戻り、経営に携わってくれるようになりました。

2020年11月には80度あった源泉温度が70度まで温度が落ちるという原因不明の現象が起きました。その時点では特に営業に支障がなかったので通常通り営業しておりましたが、2021年8月にある日突然30度まで源泉温度が落ちてしまい半年間の休業をせざるを得ませんでした。その間に源泉（温泉が湧き出ているところ）の横の川から流入してきている所のせき止め工事や源泉の中をコンクリートで仕切りをつけるなど対策しましたが特に改善されませんでした。

2022年4月頃から自然と源泉の温度が60度まで上がったので一度は営業を再開することができましたが、2022年10月に入ってから日に日に温度低下していくのが目に見えて確認できました。当旅館は自然に湧き出た温泉をそのまま各浴槽に配分しており、ボイラーなどの温める機能はありません。その為、すべての浴槽（11個）を稼働することができなくなってしまい、12月の半ばから完全休業を余儀なくしております。

まず、一刻も早くお客様へ温かいお風呂を提供する為、そして休業中の維持管理費の損失流出を止める為に、低下した源泉の温度をあげるボイラーを設置してあったかい温泉を提供するべく鷹の湯再生プロジェクトに挑戦したいと思います。

鷹の湯温泉は、８世紀（飛鳥、奈良、平安）時代に行基が発見したとの伝承があります。鷹匠と傷付いた鷹が温泉に入り傷が治ったことから【鷹の湯】と名付けられました。初代 小山田秀が旅館として創業したのが明治１８年、二代目小山田八兵衛は虎毛山に登山道を開設するなど町のエジソンと言われていました。三代目小山田兵太郎は道を切り開き冬季観光に先鞭をつけ、創業当時は農家の方々の湯治場で地元の方などで賑わっていたそうです。四代目小山田光太郎は深さ130センチの立ち湯を作ったりたくさんの湯舟を当時の従業員と一緒にアイディアを出しあって作るなど鷹の湯温泉を繋いできました。そして現在は五代目小山田光博、母、妹（１番目）、妹（２番目）夫婦、パートさんで運営しています。

そして当旅館は、温泉ファンの中でも知る人ぞ知る

に所属しており、全国各地の温泉ファンの方々に御贔屓いただいております。

1954年ごろに有名な建築家 『白井晟一』先生に手掛けていただいた、半月亭のお部屋があります。修繕工事などして一部しか残っていませんが、丸みのある柱は当時のまま残っています。この部屋以外にも玄関横や階段の柵などが残っています。

浴槽も豊富で深さ130cmの立湯や屋根のない解放感溢れる野天風呂、混浴半露天など足湯を合わせて

深さ１３０㎝の立ち湯がある大浴場

開放感ある野天風呂

夜の婦人半露天

混浴半露天

料理も地元で取れたイワナ料理、山菜（ワラビ、ミズ、フキ）などの食材を中心とした地元ならではの料理を味わえます。
秋田名物きりたんぽ鍋など堪能していただけます。（季節によってお料理は変わります。）

日常を忘れ温泉で贅沢をしようというより、質素で特に飾らないありのままの雰囲気を存分に楽しんでいただきたい！！
川があるのでお泊りしながら渓流釣りを楽しむのも良し！野鳥観察をするも良し！
珍しい野鳥や野生動物を見ることもできます。近くの役内川ではイワナやヤマメも釣れます。四季折々違った景色を楽しんで頂けます。特に紅葉の時期はおススメです！！
泉質は、ナトリウムー塩化物泉で「あったまりの湯」で上がった後にポカポカするのが特徴の温泉です。日々の疲れが取れぐっすり眠りにつけると大好評です。無色無臭の温泉となっておりますので硫黄臭などに抵抗が有る方でも気にせずご利用いただけます。

ヤマセミ

カワウ

☆紅葉の時期の色鮮やかさや夜の星空の素晴らしい景色を皆様に実際に体験していただきたいです。

そして、この存続の危機に直面して妹夫婦から1つの提案がありました。

妹夫婦は2人ともトリマーを８年以上やっていました。その経験を生かしてワンちゃんと温泉を統合して一部を愛犬と泊まれる施設に改築したりドッグランを作りたいと考えています。

そこで思った事は、湯沢市で犬っこ祭りが有りたくさんの愛犬連れが多いのにも関わらず、ワンちゃんと過ごせる場所や泊まれる場所が少ないのです。湯沢市初の愛犬と一緒に泊まれる宿を作りたいと思います。大切なワンちゃんと一緒にホッとできる環境を提供したいです！

リターン品で愛犬と泊まれる宿泊券もご用意させていただいております。
（ワンちゃんが快適に過ごせる環境作りが必要な為、通常のリターン品よりお時間頂きます。発送は８月頃を予定しております。）

《当旅館の看板ワンコ》

チワワのゆずちゃん

チワワのハッチくん

プードルのあかねちゃん

①加温設備を取り付けて多くのお客様に当旅館自慢のあったまりの湯を楽しんでいただきたい

②古くなった建物を一部修繕工事をして愛犬も泊まれるお部屋、ドッグランを作りたい

③クラウドファンディングを通して鷹の湯温泉の存在をたくさんの方に知ってもらい湯沢市にたくさんのお客様に来てもらう

秋田県湯沢市は県南部に位置する約4.4万人の街で、小野小町の郷として有名で、菅義偉．元総理の地元です。
山形県、宮城県、岩手県の県境にあり秋田県1の豪雪地帯で美味しいお米（あきたこまちなど）や美味しいお酒、いぶりがっこ、本場の稲庭うどんなどたくさんの名物があります。
冬は雪まつりでかだる雪まつりや犬っこまつりがあります。犬っこ祭りでは全国各地から愛犬連れが訪れます。

源泉の横に有る川からの流入をせき止め工事や、源泉の中をコンクリートで仕切りをつける

↓

もともとあったプールの横を掘り新たに温かい温泉が自然湧出する

2022年10月温度低下、水位低下

2022年12月　休業

地域の秋ノ宮湯ノ岱は県内で一番の豪雪地帯です。休業してはいますが、建物の維持管理が重要になってきます。
少しでも維持管理費の損失流出を抑えるために、雪下ろしはすべて自分たちで行っております。

《資金使い道》

・加温設備導入の資金

・ご支援への返礼品の生産

・旅館の運転資金、改築資金

・CAMPFIRE手数料

≪スケジュール≫

4月末・・・加温設備導入、ワンコと泊まれる部屋改装

5月中旬・・・営業再開

5月、6月・・・リターン品発送

8月・・・ワンコと泊まれる未来宿泊券発送

入浴券やオリジナルグッズ、未来宿泊券、ワンちゃんと泊まれる未来宿泊券、木札掲載などを
リターン品としてご用意しております。 

※目標金額に達成しなくてもリターン品はお送り致します。

※宿泊券付のリターンは万が一、加温装置設置出来ず、源泉温度が低い場合は近隣の温泉施設に入浴のみ行って頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

一刻も早く営業を再開して、お客様に温かい温泉を提供できる日を願い、このプロジェクトに挑みます。またたくさんのお客さまを笑顔でお迎えできるように精一杯頑張って参ります。これまでのご縁、そしてこれからのご縁を大切にしていきたいと思います。お帰りの際に『絶対またこの温泉、スタッフ、ワンちゃんに会いにきたい』と思って頂けるような宿を目指します。どうか皆様のご支援賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い致します。
最後になりますが、このような場を提供していただいているクラウドファンディング運営会社様、そして協力していただい数々の皆様、ご支援いただく皆様に感謝させて頂きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。どうか鷹の湯温泉に皆さまの力をお貸し下さい。自然豊かな場所にある温泉宿を私達はこれからも大切に次の世代に引き継ぎたいと思っております。もっとたくさんの方々に知っていただきたいです。

新たな再生に向かう鷹の湯温泉へお越しいただき、代々受け継がれて来た鷹の湯のゆをご堪能下さい。

皆様のご来館を従業員一同お待ちしております。一緒に鷹の湯温泉の新たな一歩踏み出していただけませんでしょうか。

秋の宮温泉郷　鷹の湯温泉

〒019-0321

秋田県湯沢市秋ノ宮字殿上1番地

TEL　0183-56-2141/FAX　0183-56-2143

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。