はじめに・ご挨拶
みなさん、はじめまして。
島根県益田市という小さな町で、地域初の民間学童施設を運営している、岩田綾介と申します。
プロジェクトをご覧下さり、ありがとうございます。このプロジェクト、決して私たちだけの想いではありません。
地域全体、県全体、日本全国にあてはまるプロジェクトだと私たちは考えております。
どうか、最後までプロジェクト内容をご覧下さればと思います。
※よつばキッズスクールは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
私の住んでいる益田市は、自然体験や地域交流活動などが幅広く学べ、保育園・幼稚園などの未就学児の子育て環境はとても良いと言えます。また全国的にも多くの自治体で、幼児期の子育て環境は整備されてきています。
その一方で、就学後の子どもたちの教育環境はどうでしょうか?
当施設ができる以前の益田市は、学童施設は市営のみで、預かり時間は各家庭の事情に対応できず、安心して就労できる環境ではありませんでした。
私はその頃より、子育て世帯のお父さん・お母さん方から、就学後の子育ての悩みを数多く聞いてまいりました。(詳しくは「13年間の想い」をご覧下さい。)
さらに、益田市では少子高齢化や人口減少が深刻化しています。現在、市の全体の人口である約45,000人のうち、0歳から14歳の層は約5,000人しかおらず、地域の方々が子どもに目を向けようとする機会がますます減ってきていると感じております。
又、社会的な不況で生活が困窮し「学びたいのに学べない、学べないことが当たり前」となっている世帯も増加しています。
※データ出所:国勢調査(総務省)、将来推計人口(厚生労働省社人研)
この悪循環をなんとか変えないと!
就学後の子どもたちにとって、より良い環境をつくることで、地域の人の力になりたい!
このような強い気持ちを抱き、令和4年4月に、地域初の民間学童施設よつばキッズスクールを設立しました。
もちろん運営に際してはさまざまな費用が必要となるため、助成を行政へお願いしましたが、民間学童施設の設立は当地でも初めての試みのようで、行政の方々は頑張って下さいましたが、助成は下りることがありませんでした。
親身になって相談に乗り、検討して下さった行政の方々には感謝しかありません。
そのため現在、運営費用は利用者様からいただく施設利用料でまかなっており、市営学童よりも高額となっています。
私の想いは、家庭の経済的な事情によらず、誰もが通え、誰もが学べる環境をつくることです。
今の状況は、私の本意ではありません。
現在よりもどうにか利用料を下げることができないか? と考えた末の取り組みとして、まずは令和4年12月にNPO法人(特定非営利活動法人)へ運営形態を変えたことにより、学童施設に助成している財団からの補助金助成への道筋をつくりつつあります。
さらに、クラウドファンディングを実施し、現在いただいている施設利用料を、全額!といきたいところですが、それは難しいとして、せめて半額近くまで下げられないかと、この度プロジェクトを掲載させて頂きました!
改めて現代社会における子育てについて考えた時、出てくるのはマイナスな考えが多いのではないでしょうか。
高額な養育・教育費、地域による子育て支援の格差、物価高騰…経済的に子育てをするのは難しい、二人目は考えられない、、、挙げれば次々に出てきます。
「子どもは社会の宝」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。この素敵な言葉、都合の良い時にだけ使われているな、と私は思います。
年齢を重ねるごとに、子育てに掛かる費用は上がります。費用がない家庭は教育が受けられず貧困の連鎖となる事も予想されます。そうした問題を放置し、子どもは宝だと単に放言することに、何か意味があるのでしょうか。
「子育て支援対策」は決して国任せにしておく問題ではありません。
誰かのせい、何かのせい、誰かが行ってくれると対策を考えない、行動しない事が一番よくありません。
一人一人が子育てに対する考え方を変えていく事で、子どもたちが沢山の学びを育めるのだと思います。
どこかひとつの環境が変わる事で波及していき、社会全体の好循環へと繋がっていくのではないでしょうか。
私は13年間、地元・益田市内で保育士として勤務し、子育て世帯や将来を担う子ども達としっかりと関わってきました。
その時も、多くの保護者さんから、就学後の子育てと仕事の両立に悩んでいる声が聞こえてきました。
ちなみに島根県は共働き世帯が日本で一番多く、良い面では女性の雇用率が高いと言えますが、その反面、世帯の所得が低い、子育ての時間が少ないというデメリットもあります。
その結果として、、
「小学生になったら、放課後子どもが行く場所がない・・仕事量を減らさないと」
「仕事が終わってからが本番。ご飯作って片づけて、宿題の確認して、、あっという間に寝る時間、、」
「仕事も頑張りたいから、もっとキャリアアップして働かないといけない、、けど子育てもあるし、どうしたらいいか、、」
そんな声が数多く聞こえてきたのです。
13年前と今で、子育て世帯の悩みは何一つ変わっていません。
又、限られた子育て世帯への支援が多く、支援が必要なのに受けられない中間層も増加傾向にあります。
一生懸命に働き、子育てをし、あっという間に1日が終わる、そんな生活をしている家庭が沢山あります。
沢山の辛い悩みを抱えながら…
そんな子育て世帯、子どもたちの力になりたいと、よつばキッズスクールでは、益田市初の民間学童施設として、保護者さんにとっては子育ての負担と不安を軽減し、子どもたちにとっては有意義な放課後を過ごせるよう、地域の大人と関わりながら自然の大切さ、仕事の大変さ、昔ながらの遊び、スポーツ、勉強など数多くのことを学びながら、一日一日を大切に過ごしています。
宿題のサポートや、英語や書道、音楽の先生を施設にお招きしてご指導を頂くことも積極的に取り組んでいます。
また、保護者さんのご希望に応じ、お子さんの習い事への送迎も、私たち自身が行っております。
さらには地域企業さんに御協力頂き、子どもたちの興味や関心など沢山の学びを育めるよう、職場見学もたくさん実施しています。
自然学習・クリーン活動(山や川、海に出かけ地域の豊かな自然の中で過ごしています)
地域交流・スポーツ体験(地域の魅力ある方々に御協力頂き、沢山の活動に取り組んでいます)
地域全体で関わり、子どもたちの成長を見守ることで、結果的に地域への愛着を育み、将来的には地域への定着率も増え、少子化・過疎高齢化が減少し、地域活性化に繋がると、私は信じております。
私は子どもたちが大好きです。
できないことに挑戦するけど、くじけそうになったり、友だち同士で励まし、また挑戦して「できた!」と嬉しそうに笑って見せてくれる笑顔が大好きです。
益田市だけでなく、全国の子どもたちが、家庭環境に関係なく、多くの事に挑戦して経験を積み、沢山の事を学んで将来への可能性を広げていく、そして毎日を笑顔で過ごせる!
そんな社会が訪れれば良いなと強く願っております。
まずは、益田市から「小さな町の小さな一歩」を踏み出していきます!!
前述したように、当法人は保護者さんからの施設利用料で運営しておりますが、その金額は運営が可能なギリギリの費用だと言えます。
幅広い世帯に利用して頂くため、利用料は最低限の金額に設定しているからで、賄いきれなかった運営費は個人の貯蓄から捻出しています。
こうした自助努力を行っていても、施設利用料は市営学童よりも高額となり「だれでも利用できる学童施設」とは程遠いのが現状です。
このたびご寄付頂いた費用はすべて、運営費に使用させて頂ければ、令和5年度の利用料を約半額にすることが可能です!
<資金の使い道>
令和5年度 運営費内訳
・テナント家賃+駐車場代 120万
・電気水道費 36万
・活動費(職場見学・自然体験など) 60万
・おやつ費 24万
・送迎費 60万
・クラウドファンディング手数料 33万 計333万円
<スケジュール>
主なスケジュール(案)は次のとおりとなります。
23年3月21日 クラウドファンディング実施
23年4月1日 令和5年度よつばキッズスクール 利用児童30名でスタート
23年4月30日 クラウドファンディング終了
23年5月1日 令和5年度よつばキッズスクール利用料を減額設定(4月利用料は利用者さんへ返金を行う)
ご寄付をして下さった皆さまには、子どもたちが気持ちをこめて作った作品をお送りいたします。
詳しくは、リターンの詳細を御確認下さい!!
いろいろ申しましたが、私は島根県益田市に住んでいる「人」が大好きです。
相手を思いやる心、家族のように時には厳しく接してくれ、沢山の事を学ばせてくれる。
そんな気持ちが心の奥底にある方々ばかりだと感じています。
本当に素敵な人が沢山住んでいます。
そんな魅力ある大人と子どもたちを繋げるのが、私の役割だと認識しています。
「次の時代を担う子どもたちの可能性が花開いていく」
その手助けをするために、皆様のお力をお貸しくだされば幸いです。
最後まで、プロジェクトをご覧下さりありがとうございました。感謝申し上げます。
理事 岩田 綾介
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見る5/1 沢山のご寄付、沢山のご声援ありがとうございました!
2023/05/01 09:15NPO法人よつばキッズスクール 理事長 岩田 綾介です。 3月21日から始まったプロジェクトが昨日で終了となりました。結果としましては達成することはできませんでした。沢山のご寄付やご声援、プロジェクトに目を通して下さった方々に大変申し訳なく、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。全ては私の力不足が原因です。ですが、今回クラウドファンディングを行った後悔はひとつもありません。沢山のご声援や勇気を頂き、多くの学ぶ事がありました。プロジェクトに取り組んで学んだ事や沢山の出会いに感謝し、より一層、子ども達や子育て世帯の方々の力になれるよう日々、努力していきたいと思います。もし可能であれば、個別でご支援の感謝を直接お伝えしたいと考えています。当法人の連絡先当てに、ご連絡していただけると喜びます。Mail:yotsubakids428@gmail.com個人情報等の兼ね合いやご連絡ができない場合もあると思います。無理のない程度でお返事頂ければ幸いです。 ~今後の活動について~今後の大まかな活動の方向性として、当法人の一番大切な取り組とて「地域の大人と子ども達を繋げる」ことです!今年度も地元の企業さんへお邪魔させて頂き、職場見学に取り組んでいきます!大変ありがたいことに今年度も、14社に伺う約束ができています。具体的な活動状況については、このクラウドファンディングページの活動報告と当法人のHP、SNSにて御報告致します。今回は残念な結果となりましたが、今後もよつばキッズスクールを応援して頂ければとても嬉しいです!!!!この度は、沢山のご寄付、ご声援を頂き大変ありがとうございました。改めまして、感謝申し上げます。引き続きよろしくお願い致します! もっと見る
4/28 残り2日となりました。
2023/04/28 10:00初めてのクラウドファンディングも残り2日となりました。プロジェクト期間中は沢山の方々が応援の声を掛けて下さり、寄付もして頂いて本当に、多くの方々に支えらえている事を改めて実感することができました。応援して下さっている方々の想いを胸に、最後まで諦めずに拡散の取り組みをしていきたいと思います!このプロジェクトが終了しても、私の「子ども達や子育て世帯」の方々の力になりたい想いは決して終わりません!必ず、私の想いを実現できるよう当法人の運営を頑張っていきたいと思います!! もっと見る
4/22 みんなの笑顔
2023/04/22 07:54おはようございます。クラウドファンディングも残り8日となりました。今日は正直に気持ちを報告させて頂きます。少し弱音を吐いてしまいますが、お許しください。残り8日でプロジェクトを達成するのはとても厳しいと思います。プロジェクトに目を通し、寄付をして下さった皆さまには大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の力不足が原因です。ですが、このプロジェクトへの想い、子ども達や子育て世帯の力になりたい想いだけは誰にも負けない自信があります!!!日本で一番熱い想いを持っている自信があります!!!!!!「なんでも挑戦する事が大事!」「最後まで諦めない気持ちが大事!」と子ども達に声をかけ関わっています。最後まで諦めていません!!!私の熱い想いを沢山の方々に伝わるよう努力したいと思います!応援の程、よろしくお願い致します。 もっと見る
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