❉掲載している動画及び写真は所持されている方の了解を得ています。

♨はじめに・ご挨拶

はじめまして。

本プロジェクトにご興味を持っていただいてありがとうございます。

大阪にほど近い、兵庫県尼崎市杭瀬で創業100年を迎える小さな銭湯【第一敷島湯】を経営している、大将の黒木達也と女将の久美子です。大将は祖父母が戦後に杭瀬に移り住み、長く公衆衛生に携わってきた三代目にあたります。

日帰り旅行の時の出先で撮った写真
大将の黒木達也と女将の久美子

この写真は以前に撮ったものです。二人で撮った写真が、遊びに行った知り合いの銭湯さんのフロントで撮った、この写真のみでした。

本当は第一敷島湯の前で改めて写真をとる予定でしたが、クラファンの準備中に大将が内蔵疾患で緊急入院となりました。入院中の大将今は自宅にて静養中ですが、まだ無理のできない状態です。女将だけでは、今の時短営業(17:00~22:00)が精一杯です。

大将と二人で始めると決めたクラファンなので、元気を取り戻して本格的な仕事復帰するまでに支援を集めて、大将を安心させたいです。そのため、こんな状況ではありますが、クラファンに挑戦すると決めました。

漢方風呂の復活と大将の復活で、今後も一年一年を積み重ねて、次の100年に繋げていきたいです。

♨このプロジェクトで実現したこと

私たちは銭湯という日本の文化を、次の世代に繋げていきたいと考えています

第一敷島湯は、数年前より濾過器の老朽化で漢方風呂を休止していました。追い打ちをかけるように、今年の1月に配管が破損して、その浴槽自体が使えなくなってしまいました。以来、主湯1つで営業を続けてきました。

しかし、どうしても、人々の健康の助けになる漢方風呂を復活させたいんです！もちろん、大きな浴槽に入るという銭湯独自の健康効果はありますが、もっともっと皆様の健康の後押しをしたいと願い、薬湯を改修したいと挑戦することにしました。

漢方風呂にも様々な種類があり、ゆず風呂やしょうぶ風呂、ボンタン湯などなど、日本古来の知恵がたくさん詰まっているお風呂もあります今年１月の文旦湯去年の６月のしょうぶ湯

修理が終わったら、他の日本のハーブも取り入れた風呂にも挑戦して、皆様の健康の助けになりたいです。

どうか、私たちにこれからも皆様の心身の健康を保つお手伝いをさせてください。そのための支援をよろしくお願いします。

♨️私たちの地域のご紹介

杭瀬地区にはかつて6件もの銭湯があり、さながら「銭湯密集地」の様相を呈していました。周辺に工場が多く、出稼ぎの若い単身者や夫婦が多かったためだと聞いています。

しかし、経営者の高齢化や建物の老朽化が原因で廃業する銭湯がここ数年で一気に増えました。現在では、杭瀬の銭湯は第一敷島湯を含め3件です。

周辺には風呂がついていない物件もまだあるため、そうした物件に住む方々にとって、銭湯は必要不可欠な存在となっています。

また、自転車や自動車を使えない高齢の方は、銭湯が近くになければ通わなくなってしまうことが危惧されます。銭湯に通わなくなることはひとつの地域コミュニティから外れることを意味し、心身の健康にもかかわる問題を引き起こす恐れがあります。

銭湯が担う地域コミュニティの役割は大きいです。

♨これまでの活動

銭湯に通う、ただそれだけで寿命が伸びると言われています。現に、銭湯に来られる多くの方が、活気溢れる元気なご年配の方がほとんどです。

第一敷島湯では、健康の一助になるように冬至のゆず風呂やボンタン湯、暑気払いのしょうぶ湯を実施、笑うことで免疫力も高まる落語会の開催や適度な運動により心身を整えるヨガ教室も続けてきました。脱衣所で行われた落語会の様子

その他にも銭湯に興味を持って頂こうとギターで一緒に歌おう会(コロナ前)、お灸を学ぼう会、フリーマーケット、絵本の読み聞かせ会、大掃除大作戦など、様々な取り組みをしてきました。４年前の歌合戦など盛りだくさんのフリーマーケット６年前のギターと一緒に歌うイベントの様子

♨資金の使い道

集めた支援金は大切にに使わせていただきます。

①故障した浴槽の濾過器、配管の修理に使わせていただきます。

長年頑張ってくれてる裏方です

もし予想以上の支援を頂けたときは、

②水タンクの水漏れ修理

③老朽化した男湯脱衣場床の修理

③番台の改装（足を下ろせず腰を痛めている大女将(今年89歳)の負担を減らしたいのです）

など、100年を迎え老朽化している各所の修理作業に使わせていただきます。

支援して頂いた資金は余すことなく、今後、第一敷島湯を続け、地域に貢献していくために使わせていただくことをお約束します。
第一敷島湯は番台方式
いつも笑顔の大女将の功子です

♨️実施スケジュール

4月26日…クラウドファンディング終了

5月初旬…薬湯の改修工事(予定)

5月中旬…改修工事終了後、一番風呂を開催(リターン内容にございます)。翌日より再オープン

7月…リターン開始(予定)

改修工事の日時は業者の都合で変更になることがあります。その都度、報告させていただきます。

♨リターンのご紹介(詳しくはリターンの詳細をご確認ください。)

1,000縁…女将からの心を込めての御礼の絵手紙

2,000縁…1回入浴券＋ポストカード1枚

4,000縁…4回入浴券＋ポストカード2枚

6,500縁…8回入浴券＋ポストカード2枚

10,000縁…改修する薬湯浴槽のタイル＋１回入浴券＋銭湯絵馬(お焚き上げあり)80名様

10,000縁…下駄札に好きな言葉を入れられます。156名様

10,000縁…釜炊き体験＋その日の一番風呂

300,000縁…改修後のホントの一番風呂(1組、30名様まで)と記念品と記念撮影。

500,000縁…改修する浴槽のタイルの色を選べます＋改修前のタイルをもらえます＋銭湯絵馬(お焚き上げあり)、2名様。

1,000,000縁…ネーミングライツ。2024年の一年間のニックネームをつける事ができます(暖簾、SNSに書き込めます)1名様または1企業様。

♨最後に

大将は身を粉にして第一敷島湯を守ってきました。銭湯という名の人々の心身の健康を保つ仕事に真摯に取り組んできました。

だからか、この湯は、初めての人となぜか楽しくコミュケーションがとれたり、落ち込んだ心をほわんと、優しく癒してくれる摩訶不思議な空間となっています。

いろんな世代間でのコミュニケーションの場が少なくなっている今の時代。

こんな今の時代にこそ、必要な場所だと大きな声で私は言いたい。

私は第一敷島湯を支えてくれる人と、大将が動けない今も、なんとか営業を続けていけるように足掻いています。正直、このまま、止めてしまおうかと心が折れそうになることも、心にもない愚痴を言ってしまうこともありました。でも、守れと肩を推してくれる人や倒れないように支えてくれる優しい人達が居ることにも気づくことも出来ました。

私と大将は、ここの祖先が100年繋げてくれた事実を次の100年に繋げたい。丸い主湯と四角の薬湯のみ。他はありません。

 私は大将が守ってきたこの店を守りたい。第一敷島湯を無くさないでという声に応えたい。

どうか、皆様、私に努力を続ける力をください。何卒、よろしくお願い致します。

拙い文章ですが、最後までご覧くださり、ありがとうございました。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。