はじめに・ご挨拶

この度は私たちのプロジェクトをご覧くださり誠にありがとうございます。
vega.の栗田と申します。私たちは店舗を持たない花屋として2015年より
夫婦で営んで参りました。生花の商品をはじめ、花や植物に蝋を合わせた作品や、
ドライフラワーで作る照明などを制作しています。長くなりますが御一読いただけますと幸いです。

プロジェクトをやろうと思った理由

3月27日で約５年使っていたアトリエを工事のため
急遽出ることになりました。
このプロジェクトを進行している途中で部屋を出ましたが
行き先が決まっていないため一時的な保管場所と自宅へ
荷物を運び込みました。

正直なところ時間の猶予もない中、行き先不安もありましたが
うだうだ言っていても時間は過ぎて行くばかり、、
気持ちを切り替え、やれるだけのことをやろうと２人で決めました。

あれこれ考えている中で「ピンチはチャンス」という言葉が浮かんで来ました。
よく聴く言葉ですが、今まで自分達自身で使ったことはないように思います。
そして、私たちにとって今がまさにその時と感じました。
そこで、この引越しを「しかたがないからする」のではなく
これを機に、これまで私たちが目標にしてきた「お客様にお越しいただけるアトリエを作る」
ということを実現させようと考えを改めました。
当然ながらただ引っ越すよりも難しくなるのですが、あえて挑戦してみようと思ったのです。

これまでありがたいことに、pop upのお話しを何度か頂いてきました。
資金に余裕がない時もありました、売り上げも約束されるものではないですが
直接お客様とお会いして商品を見て頂けるという貴重な機会ですので
もちろん、私たちは迷うことはありませんでした。

開催期間中「実際に商品を見たい」というお声を度々頂きました。
その度にありがたく、同時にそうして頂けない心苦しさを感じ、
新たにアトリエを構える時は必ずお客様に立ち寄ってもらえる
空間にしようと常々思っていました。

目標にしてきた来店可能なアトリエが実現できれば、
 直接商品をご覧いただきながらご相談頂くことができますし、
ロスフラワーを更に減らすことも出来そうです。
（独立当初からロスフラワーをなくしたい思いからオーダーメイドでやらせて頂いています）

コロナの規制緩和が進む中、もっと人とコミュニケーションを
取りながら楽しめることを増やしたいとも考えています。
アトリエの一角でのワークショップ開催や
日本全国の植物をモチーフにしたアート作品や関連商品等の
展示販売などもできたら良いなとあれこれ思案中です。
人との出会いや、今まではできなかった様々なことに可能性が広がります。

私たちはそれらを実現するにはまだ少し時間が掛かると思っていました。
しかし実現のためにできるだけのことをやったのか？と改めて夫婦で考え、
このプロジェクトをやらせていただこうと思ったのです。
また、この活動を通して少しでも多くの方々に私たちの存在を
知って頂けたら幸いに思います。

私たちが今までやって来たこと、商品については、大まかですが
下記の「これまでの活動」に記載していますので、是非御覧ください。

引越し先は、現在探し中です。
エリアとしましては、恵比寿、中目黒、代官山、広尾辺りを考えています。
できるだけ早く環境を整え、皆さまにご報告させて頂きたいと思っています。

いらしてくれた方々にも心穏やかに楽しい時間を
過ごして頂ける場所にしたいと考えています。
どうか新天地で皆さまをお迎えできるよう、
お力をお貸しいただけないでしょうか、よろしくお願い致します！

ある日のお祝い花

これまでの活動

私たちは2012年に代官山の花屋で出会いました。
私がフローリストを目指したのが30過ぎという事もありましたが、
先輩に10歳以上年下の男性がいました。

その男性と後に夫婦となり、vega.を始めるのことになるのですが
当初から年齢差などはほとんど感じたことはなく、良く気が合ったように思います。
出会った当時、私たちはもっぱら花や植物の話しで盛り上がり、
こういうことがやってみたい、こんなものが作りたいなどと
仕事の後、ゆず塩ラーメンを啜りながらよく話していました。

そうして花屋で働きながら休日には自分達の創作活動を始めていきました。


少女と植物をテーマに撮影した時の1枚
photo by Manabu Nakagawa

2014年に「vega.」という名前に決め、2015年に独立しました。
2016年には花や植物の新たな魅せ方はないものかと、あーでもないこうでもないと２人で考え、
蝋と合わせたらどうなるのかな？と沢山の試作を作りました。
蝋の温度、色の調合、掛け方などを何度もやり直し「matoi」（旧clad）ができました。
初めはオブジェから始まり、やがてペンダントライトを作りました。
実用的な照明というよりは空間演出に向いていて、店鋪装飾やイベントなどでは
滴る蝋が瞬間凍結されたようなビジュアルが独特のヴィンテージ感を出し、
ファンタジーな世界観を演出してくれます。

その後、扱いやすさ飾りやすさ、お客様からの声などを参考にして
ペンダントライト「tomoru」が新たに生まれました。お花の惑星の様な姿を見上げた時、
ほっと一息ついていただきたいという思いで作っています。
全国の方にお届けしたいと、専用のボックスを考案しmatoiでは叶わなかった宅配を可能にしました。

これまでは店舗を持たない花屋としてSNSやオンラインなどでやってきましたが
直接人にお会いし、お話しすることが大切だということをPOP UPなどを通して
改めて学びました。

matoi

クリックで保坂さほさんのInstagramへ飛ぶことができます＊写真は保坂さほさんのInstagramよりお借りしました。

tomoru

arrangement・bouquet

POP UPイベント

日本橋髙島屋さんで「tomoru」のPOP UP

*写真は一部です

雑誌の掲載

資金の使い道

引越しにかかる資金の一部　
内装を整える為の資金の一部　
CAMPFIREへの手数料

リターンについて

・生花（アレンジ、花束）

・オリジナルペンダントライト「tomoru」

・植物標本

・流木リース

・母の日アレンジメント

・ワークショップ

実施スケジュール

現在引越し先を探しています。
3月2７日でアトリエは出ましたが、まだ行き先が見つからない為
保管できる場所に荷物を運び、自宅で作業しています。
引越し先が見つかり次第なるベく早く、遅くても5月までには
引越したいと思っています。

そこから部屋を整え、皆様にお披露目できるのは
7月頃になる予定でおります。

最後に

人のお金で、、、正直気が引けました。自分達だけでどうにかできないものか、しかし今の私たちでは力不足で時間ばかりが過ぎてしまう、、、プロジェクトが成功した際には、「利用したい」と思ってもらえる場所にブラッシュアップし、
皆さまにお披露目したいと思っています。リターンにつきましてもできる限り充実させて少しでもお返ししてゆきたいと思っています。ご支援のほど宜しくお願い致します。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

大きなtomoru