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伝統の「横浜スカーフ」×アーティスト スカーフファンのたまごを育てよう!

現在の支援総額

57,000

8%

目標金額は700,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2013/05/27に募集を開始し、 2013/08/14に募集を終了しました

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伝統の「横浜スカーフ」×アーティスト スカーフファンのたまごを育てよう!

現在の支援総額

57,000

8%達成

終了

目標金額700,000

支援者数6

このプロジェクトは、2013/05/27に募集を開始し、 2013/08/14に募集を終了しました

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ものづくりの現場から発信!!
世界一の技術が生む「横浜スカーフ」その素晴らしい伝統を未来へー。伝統を懸けて、作家卯月俊光の描く繊細すぎる世界をスカーフに再現。
伝統と最新技術を駆使して挑戦します!「横浜スカーフ」を応援してください!

NEW!掲載終了間近、リターンを追加させていただきました!

◆6,500円ご支援いただいた方に:
卯月さんデザインのストール(45×120)(「scene #64」をモチーフに制作します。※この作品を元に完成サイズに合わせてデザインの調整をいたします。)

scene #64

▲作品タイトル「scene #64」

柔らかな印象の作品を薄手で軽やかな生地にプリント。羽織ってもよし、首にくるくる巻いても使いやすい長方形ストールです。

*作品について、卯月さんよりコメント
「scene #64」:遠くまで澄み渡った空気。頬をなでる風が心地よく、やわらかなフワフワとしたのどかな1日を描いてみました。

<これまでにないスカーフを ー卯月俊光さんとのコラボレーションー>

今回ご支援いただいた資金を基に、作家の卯月俊光さんの作品をモチーフにスカーフを作ります。
一流の伝統技術で仕上げる上質のスカーフ。それに負けないパワーを持ったアーティストと協力することで、スカーフを愛用してくださっている方たちには新しいデザインを。また、これまでスカーフに馴染みのなかった方たちへ、アート作品を楽しむという視点からスカーフをファッションに取入れるきっかけになればと願っています。
今回スカーフに使用するのは、卯月俊光さんの作品“cosmic”シリーズから「cosmic flower #1」「cosmic flower #4」の2点。88センチ×88センチのシルク100%スカーフに仕上げます。

◆作品タイトル「cosmic flower #1」
卯月さんが“cosmic”シリーズに取り組み始められたとき最初に出来上がった思い入れのある作品。
一見、レースのようにも見える図柄はとても繊細な線で構成されており、これらの細い線がいかに美しく再現できるか?それも伝統の技の見せどころでもあります。

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◆作品タイトル「cosmic flower #4」
今回はスカーフ用に特別にデザインを調整してくださいました。男性にも女性にもおすすめです。
巻き方によって、いくつもの表情を楽しむことができます。

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■横浜スカーフとは

「横浜スカーフ」のはじまりは、明治時代に盛んに輸出された絹のハンカチにさかのぼります。当時、生糸や絹製品の輸出で栄えていた横浜港。そこへ時を同じくして、東西から版画、友禅染めの絵師や刷師が集まってきます。その職人たちの技術が切磋琢磨され独自の横浜捺染(なっせん)が確立されました。
横浜市内を流れる大岡川と帷子川の水が染めの仕事に適した良質の水であったこと、温暖な気候、さらに「ハンカチ女」と呼ばれた仕上げのふち縫い加工に携わる勤勉な女性たちの労働力など、さまざまな好条件に支えられ、「スカーフといえば、“横浜”と“イタリアのコモ”」と言われるほど、横浜はスカーフの世界の二大産地の一つにまで発展を遂げたのです。その技術は世界一、まさに横浜が生んだ横浜ならではの地場産業です。

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平成5年頃までは、ヨーロッパブランドのスカーフの委託生産を引き受け、デパートの店頭を飾る高級スカーフの多くは横浜製でありました。残念ながら現在では、経済のグローバル化による生糸や生地の生産地の変動、プリントの機械化やそれに伴う安価なプリント製品の増加。追い打ちをかけるようにヨーロッパブランドの自国生産への切換えなどによって、横浜スカーフは徐々に衰退に追い込まれています。そこで、立ち上がったのが「ギルダ横浜」です。

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▲軽快なリズムで染めていきます。職人さんの動きは無駄がなくとても美しい

■「ギルダ横浜」ーものづくりの現場からユーザーへー

スカーフの生産は分業で成り立っています。それまでバラバラだった製版工場やプリント工場、縫製工場、無地染工場などスカーフの関連工場をまとめ、各工程ごとのコミュニケーションを深めることで、あたかも一つの工場であるかのようなものづくり集団を目指しています。
「ものづくりの現場からユーザーへ」を合い言葉に、無駄な流通経費を省き、下請け体質から脱却していくのも目的のひとつです。
また、伝統の技術・熟練の知恵を活かしながら最新のデジタル機器を併用し、繊細なデザインを忠実に再現するのもギルダ横浜の最も得意とするところです。いま、「横浜スカーフ」の生き残りをかけて、ものづくりの現場から発信する新しい商品の開発などにもチャレンジしていきます。
http://www.gilda-yokohama.com

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▲手捺染はいくつもの版を使い順に色をのせていきます。このように細かい版で繊細な線を表現します。

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▲元となる染料は20色ほど。0.01グラム単位の調節で無限の色を生み出します。

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▲あたためながら調合した染料を溶かしていきます。店頭に並んでいるスカーフの色がこんな風に小さなお鍋で作られているなんてびっくり!!

■「スカーフファンのたまご」を育てる

上質なシルクのスカーフは大切に扱うと20年、30年と使うことができます。また、保温性に優れたシルクは防寒やこれからの季節には冷房対策にもおすすめ。コンパクトに持ち運びできるのも魅力です。ですが、とくに若い世代において、ドッレッシー過ぎる…、巻き方が分からない、など、手を出しにくい印象を持っている人も少なくありません。(→今回リターンの中にもスカーフの巻き方ミニブックをご用意しております!)カジュアルなスタイルにも取入れられるスカーフ。スカーフは正方形だという概念を飛び越えたスカーフ、例えば、ネクタイの代わりにスカーフを巻いてみるなど。巻き方ひとつで表情の変わるスカーフのたくさんの可能性を製品化していきます。
さまざまなアイディアでスカーフを楽しみながら愛用してくれる方たち、スカーフ業界を盛り立ててくれる方たち「スカーフファンのたまご」をギルダ横浜は育てていきたいと思っています。

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▲見本の色と合っているか確認していきます。熟練の職人の研ぎすまされた感覚です。

ただ、染まるだけでいいってもんじゃなくて、深みのある色を出すとかね、コクがある色。そういったものを追求していったら、必ずやそういうことを歓迎してくれる市場っていうのがあるはずだと、確信は持っています」(メイン動画、ギルダ横浜・北澤さんインタビューより)

■支援金の使い道

今回ご支援いただいた支援金は、デザイン代、生地代、製版代、サンプル代(色や線の出具合を調整するための試作品)、プリント代、縫製代など、スカーフを作る資金に使用させていただきます。

<卯月俊光さんプロフィール>
茨城県生まれ
東京芸術大学工芸科染織科卒業
同大学院美術研究科染織終了
安宅賞 東京芸術大学部卒展ポスター買い上げ
毎年、都内ギャラリーにおいて個展、グループ展を開催
http://www.h7.dion.ne.jp/~moon125/

<卯月さんからメッセージ>
◆今回スカーフにする作品についてお聞かせください。
ーー今回スカーフにする作品は、視覚効果を強く意識した作品です。シリーズ名を“cosmic”としています。ある一つのシンプルな行為の反復によって宇宙的な、広大無辺な空間にとけ込む様にオブジェが表出されます。
cosmic:(秩序と調和のあらわれとしての)宇宙の、広大無辺な

◆卯月さんご自身も染織を学ばれておりますよね。それも含めてスカーフを手にとってくださる方にメッセージはありますか?
ーー服、布、テキスタイル、文様はとても好きな世界です、今回作品がスカーフという形になって展開される事は私自身とても楽しみです。作品が平面から身に纏う立体として、たくさんの方々に新たな表情を与え、自由に楽しんでいただけると幸いです。作品を身体の一部として自由ににコラボレーションしてください。

■リターンについて

◆500円:感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りさせていただきます。
◆1,000円:今回スカーフのデザインをしてくださった卯月俊光さんの作品をデザインしたポストカードを使ってお礼のお手紙をお送りします。
◆2,000円:手捺染のハンカチ1枚(柄はこちらでお任せください)+オリジナルスカーフの巻き方ミニブック

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Web

▲イラストと写真でスカーフの巻き方をわかりやすくご紹介いたします。レディースだけでなく、男性の方にも参考にしていただけるオシャレな巻き方を掲載予定!(画像はイメージです)

◆3,000円:卯月俊光さんの作品をデザインしたポストカード4枚セット

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A)「leaves #1」, B)「水に浮かぶ夜光花」, C)「月の出を待って、、」, D)「ばぼねあら」
コンセプトは心象風景を質感豊かな色彩とフォルムで表現しています。

◆6,000円:手捺染ハンカチやてぬぐいなど合わせて3枚(柄などはこちらでお任せください)+オリジナル捺染工場フォトブック

Web

▲今回のメイン動画を制作してくれたカメラマンが撮影する捺染工場の風景をフォトブックにしてお届けいたします。職人さんの息づかいやあたたかさの伝わる一冊です。フォトブック用に新たに撮りおろしますのでご期待ください!(注:サンプルは動画から切り抜いた静止画をイメージとしてはめ込んでおります。実際の掲載写真とは異なりますのでご了承ください)

◆8,000円:今回スカーフにする作品2点をミニポスターに。(2枚セットで)

■ご支援いただける方に、やはり何と言ってもお届けしたいのはスカーフです。

「横浜スカーフ」の新たな挑戦の第一歩となるスカーフです。シルクのしなやかさ、色の発色など、実際にお手にとってお確かめください。

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左:スカーフA  右:スカーフB

◆18,000円:スカーフA(「cosmic flower #1」をモチーフに制作します)
◆18,000円:スカーフB(「cosmic flower #4」をモチーフに制作します)

◆36,000円:スカーフA+スカーフBの2枚組+スカーフの巻き方ミ二ブック
◆40,000円:スカーフA+スカーフBの2枚組+捺染工場フォトブック+スカーフの巻き方ミ二ブック

◆50,000円:スカーフA+スカーフBの2枚組+【特別企画!】捺染工場見学ツアー
(*ツアーのお土産として、スカーフの巻き方ミニブック&捺染工場フォトブックをプレゼントいたします)
今回メイン動画の撮影にもご協力していただいた横浜市内の捺染工場さんへ見学ツアーにご招待いたします。伝統ある職人さんの技を間近で見られるとても貴重な機会です。
版を重ねて刷っていく工程と、染料などを保管している場所のご見学(作業のタイミングが合えば、染料を作る工程もご覧になっていただけます)工場の見学の後には、座談会を予定しております。横浜市内にある工場最寄り駅に集合のうえ、ご案内いたします。【限定10名様】
※見学ツアーは8月後半から9月末までの平日を予定しております。ご参加いただける方には後日メッセージにて複数の候補日からご希望日をお伺いいたします。

また、ご支援いただいた皆様に今年秋、都内ギャラリーにおいて開催される、卯月俊光さんの個展のご案内状をお送りさせていただきます。(※500円のパトロン様にはCAMPFIREメッセージからのご案内となります)

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<関連動画>

▲横浜スカーフ 伝統の手捺染〜瀧澤捺染を訪ねて

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