ご挨拶
みなさんこんにちは!
この度は私たちのプロジェクトをご覧頂きありがとうございます!
私たち静羅太鼓は、和太鼓を通した文化交流を目的として、ルーマニア北東部の都市ヤシ市における公演『Concert de Wadaiko』のために結成された和太鼓チームです。
静岡県の大学生と地元の和太鼓団体により有志のメンバーを募り、日本からはるばる海を越えてルーマニアへ和太鼓演奏を行いました。
2023年3月6日の公演では、会場から溢れるほどの大勢の方に和太鼓の音色と魅力を届けることができ、大成功を収めることができました。
たくさんの応援やご支援をいただき、本当にありがとうございました!!
ルーマニアの方々に日本の和太鼓を届けてきたように、今度は3月の公演で協力や応援をしてくださった方々や日本に住む方々に、ルーマニアを身近に感じてもらい、両国の交流の絆を深める機会としていきたいという思いのもと、ルーマニアから演奏者を招待して、日本で凱旋公演「ルーマニアと静岡 響く音色」を開催する運びとなりました!
今回の公演では、ルーマニアの文化やヤシ市の紹介をしつつ、ルーマニアヤシ市から招待した3人のルーマニア人奏者による演奏、さらには企画者の地元であり開催地となる静岡の伝統芸能の演奏とバラエティに富んだ演目で構成されています。
一人でも多くの方に公演を楽しんでいただけるように、また、私が大好きなルーマニアという国にぜひとも興味を持っていただける機会となるように!
最高の舞台を作り上げることに尽力して参りますので、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
『ルーマニアと静岡 響く音色』公演概要
【日時】2023年8月17日(木) 13;30開演(13;00開場)
【場所】静岡市清水文化会館マリナート 小ホール
住所:静岡市清水区島崎町214 静岡市清水文化会館マリナート )
会場リンク:静岡市清水清水文化会館マリナートHP
【当日入場無料】(一部予約席あり)
【公演のプログラム予定】
◇オープニング
◇第一幕
・日本文化センター角所長によるルーマニア文化紹介
・ルーマニア奏者によるパーカッション(マリンバ・ドラム)と声楽による独奏と合奏
◇第二幕
・静岡大学和太鼓サークル龍韻太鼓による和太鼓演奏
【ルーマニアから招待する演奏者の方々】
Antonia Maria Bîrlă
ヤシ市オクタヴ・バンチラ国立芸術高校
打楽器専攻
Oana Andreea Severin
ルーマニア国立ジョルジュ・エネスク芸術大学演奏・作曲音楽理論学部声楽科准教授
Constantin Stavrat
ルーマニア国立ジョルジュ・エネスク芸術大学演奏・作曲音楽理論学部准教授パーカッション専門
【主催・共催・公演に関して】
主催:静岡ルーマニア文化交流協会(静岡ルーマニア文化交流協会HPはこちら)
共催:ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学日本文化センター(日本文化センターのHPはこちら)
ルーマニア国立ジョルジュ・エネスク芸術大学(ヤシ芸大のHPはこちら)
後援:ヤシ市、在日ルーマニア大使館
これまでの活動
静羅太鼓及び静岡ルーマニア文化交流協会について
静羅太鼓はルーマニアとの文化交流を目的として、静岡県の大学生と地元の和太鼓団体のメンバーが集い結成されました。
この度、和太鼓のみならずより広いを文化交流を今後もしていきたいという目的により、静羅太鼓の所属メンバーを中心として静岡ルーマニア文化交流協会を立ち上げました。引き続き、ルーマニアとの継続的な交流を続けてまいります。
活動について
2023年3月6日
ルーマニア北東部の都市ヤシ市において、和太鼓の演奏公演
2023年3月7日
ヤシ市オクタヴ・バンチラ国立芸術高校訪問交流
2023年4月1日 ルーマニア語話者の集い参加
2023年5月19〜20日 クルージ・ナポカフェスティバル(Zilele Clujului)において和太鼓演奏とワークショップ
2023年6月24日 クルージ・ナポカにて和太鼓ワークショップ
2023年8月17日 公演『ルーマニアと静岡 響く音色』開催!
資金の使い道
集めた支援金の用途は以下のとおりです。
・会場費(リハーサル会場費、当日の音響・照明費用含む)
・楽器のレンタル代(マリンバ、ドラム)
・楽器や機材の運搬費用
・ポスター・チラシ代
・ルーマニアからの奏者3人の招聘費、移動費、宿泊費等
・リターン実行費用
・CAMPFIRE手数料
リターンについて
¥1,000 お礼のメール
¥3,000 Aコース
当日の予約席(A席)+パンフレット
¥20,000 Bコース
当日の予約席(B席)+パンフレット+ルーマニアからのお土産マグネット+公演DVD(後日発送)+ルーマニアのポストカード
¥50,000 S1コース SOLD OUT
当日の予約席(S席)+美しいヨーロッパの水彩画(小)+駐車券+公演DVD+ルーマニアのマグネット+ルーマニア絵葉書のお礼状+公演会パンフレット
¥100,000 S2コース
当日の予約席(S席)+美しいヨーロッパの水彩画(大)+駐車券+公演DVD+マグネット+ルーマニアの絵葉書+公演会パンフレット
Aコース、Bコース、S1コース、S2コースでは座席前方を予約席としてご用意させていただいております。
当日の座席表(画像)をご確認ください。
↓↓公演当日お越しいただけない方向け↓↓
¥5,000 応援!セット①
ルーマニアの絵葉書のお礼状(日本発送)
¥10,000 応援!セット②
公演DVD +ルーマニアの絵葉書のお礼状(DVD同梱、日本発送)
実施スケジュール
2023年7月 クラウドファンディング開始
2023年8月16日 クラウドファンディング募集〆切
2023年8月17日 公演当日
2023年9月 リターン発送開始
公演に向けたメッセージ
ルーマニアからの演奏者①アントニアさんより
私の名前はアントニア・マリア・ブルラです。16歳で、ヤシ市のオクタヴ・バンチラ国立芸術高校で打楽器を専攻しています。小さい頃にアニメをきっかけに日本に興味を持ち、アニメを通じて日本の民間伝承や歴史、文化を学びました。今年の3月にヤシの芸術大学が日本の和太鼓団体を招待すると聞いて、とても興奮しました。力強い太鼓の音色を肌で感じるまたとない機会でした。
写真やアニメでしか見たことのない日本の方々の礼儀正しさ、古い建築物、お寺を訪ね、人々の歴史を感じ、共に食事をし、富士山を眺め、本物の緑茶を飲み、その体験をルーマニアの人々に伝える事ができれば嬉しく思います。また、これは私の趣味ですが、大好きな日本のぬいぐるみのお店にも行ってみたいです。(日本語訳:角悠介)
ご協力のお願い
ルーマニアは中・東欧でポーランドに次いで日本語学習者の数が多く、日本文化に対する関心が非常に高い国です。しかしながら経済格差もあり、若者にとって日本は未だに「遠い憧れの国」です。彼らがルーマニアで本物の日本文化に触れる機会も滅多にありません。
そんな中、静岡の8人の和太鼓奏者が静岡とルーマニア(漢字で「羅馬尼亜」)を繋ぐ想いを込めて「静羅太鼓」を結成し、2023年春にルーマニア三大都市の一つ「ヤシ」において、在ルーマニア日本大使館の後援及び現地二つの国立大学の協力のもと、演奏会を行いました。ヤシ中の日本ファンが集結し、会場は超満員となり、テレビ局、ラジオ局の取材も行われて大盛況でした。
また、静羅太鼓はヤシ市で打楽器を専門に学ぶ高校生・大学生の為に和太鼓のワークショップを開催しました。音楽を通じて静岡市民とヤシの若い音楽家達の国際交流が行われ、両市に一つの架け橋ができました。
そしてこの度、静岡とヤシにかかる友好の橋をさらに広げるべく、今度は静岡市に場所を移し、在日ルーマニア大使館及びヤシ市の後援のもと、音楽を通じた交流イベントを行う運びとなりました。
本イベントは静岡市とヤシ市の友好関係の更なる発展、そして日本と静岡の魅力をルーマニアにおいて発信してもらうプロモーターの育成を目的として、日本ファンのルーマニアの若者を日本に招待して開催致します。
審査・面接を経て、今回はヤシの芸術高校で打楽器を学ぶアントニア・ブルラさんにお越しいただくことになりました。アントニアさんにはパーカッションの演奏及び和太鼓との重奏を披露して頂く予定です。また、この来日の機会に静岡市民との交流や様々な日本文化を体験して頂きます。
静岡市におけるルーマニアの若者との音楽を通じた国際交流の実現、そして、招待者を通じルーマニアにおいて日本と静岡の魅力を発信していく長期的計画に賛同して頂ける方がいらっしゃいましたら、小口でも大変有り難く存じますので、御協力を頂けますと幸いです。
ルーマニアの隣国ウクライナへのロシアによる軍事侵攻により、航空券の値段も高騰しております。関係者一同、アントニアさんの日本滞在における自己負担を少しでも軽くしたいと願っております。
角 悠介(言語学博士)
ルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学日本文化センター所長・文学部ロマニ語講師/神戸市外国語大学客員研究員/学校法人アテネ・フランセ講師(ラテン語)/東京外国語大学オープンアカデミー講師/「国際ロマ連盟(IRU)」日本代表・議会議員/静岡ルーマニア文化交流協会特別顧問
略歴:ルーマニア最大の国立大学の日本文化センター所長として、日本大使館等と協力しルーマニア国内において日本語教育・日本のプロモーションを行うほか、日本国内ではルーマニア大使館や在大阪ルーマニア名誉領事館等と協力し、ルーマニア語およびルーマニアのプロモーションを行う。一方、少数民族ロマ(=ジプシー)の言語「ロマニ語」の研究者として、ロマ民族への貢献により欧州議会や国際ロマ連盟、ロマ文化団体より感謝状・表彰を受ける。著書に『ロマニ・コード 謎の民族ロマをめぐる冒険』(夜間飛行、「2022年マライ・メントライン賞」受賞)、『ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語』(白水社)など。
ルーマニアからの演奏者②オアナさんより
オアナ・アンドレエア・セヴェリンと申します。ヤシの国立ジョルジェ・エネスク芸術大学演奏・作曲・音楽理論学部声楽科准教授です。ヤシの国立オペラで20年以上のキャリアを持つソプラノ歌手であった母アドリアナの職業を受け継ぎました。母はジャコモ・プッチーニ作曲のオペラの「蝶々夫人」で蝶々さんを演じ、この役の考証のため、母の資料集めを手伝った事が日本文化との私の最初の出会いでした。服装、髪飾り、アクセサリー、そしてヨーロッパの人々も学ぶべき礼儀正しさ、どれをとっても私たちのそれと大きく違っており非常に興味深く、印象的でした。そして、これらを実際に目にする機会が訪れたのが2005年の愛知万博でした。私は万博でルーマニアの代表の一人としてジョルジェ・エネスクの歌を披露しました。
この訪問の際に日本の上質な緑茶や伝統料理を味わい、美しい神社仏閣を散策し、よく計画されたツアー旅行に目を見張り、豊かな自然、そして美しい庭園を眺め、日本を堪能しました。あの美しい土地を再び訪れ、時を経て養われた今の私の感性をもって日本を味わうことが出来たらどれほど良いでしょうか。(日本語訳:角悠介)
ルーマニアからの演奏者③コンスタンティンさんより
コンスタンティン・スタヴラトと申します。ヤシの国立ジョルジェ・エネスク芸術大学演奏・作曲・音楽理論学部准教授でパーカッションを専門としています。
ヤシの芸術大学で行われた「静羅太鼓」による和太鼓ワークショップは打楽器学の新しい世界へと私を導き、視野を広げてくれました。そしてヤシにおける静岡の人々との交流の中で、礼儀正しさ、時間の正確さ、真面目さ、自信が述べたことばへの誠実さといった日本の方々のライフスタイルを目にしました。私は日本の自動車や機械のファンでもありますが、やはり何よりも日本製の楽器の保証された品質の高さを常に実感しています。日本に行き、有名な土地を訪ね、食の芸術を堪能し、そして何よりも静岡の方々ともう一度音楽を通じた交流ができれば大変嬉しく思います。(日本語訳:角悠介)
最後に(企画者より)
ここまで、私たちのプロジェクトをご覧くださり誠にありがとうございます!
ルーマニアは『Romania』と書くごとく、古代ローマ時代からの伝統と格式、芸術と文化が息づく国です。
日本はといえば、周りを海に囲まれることによって独自の文化や芸術、芸能が豊かに育まれてきました。
現在「日本」というとアニメ・マンガ・ゲームと、海外では紹介されます。ルーマニアでもアニメ・マンガ・ゲームのファンもとても多く、毎年日本に関する催し物も開催されていて大盛況です。私自身も、アニメ・マンガ・ゲームが大好きです。
しかしながら、日本=アニメ・マンガ・ゲームだけとしてしまうのは勿体無い…!歴史に磨き上げられたその国独自の匂いたつような個性を持つ日本独自の文化にも触れていってほしい…!という思いを感じることもありました。
この先100年200年と経てば、アニメ・マンガ・ゲームも重厚な印象を持った一つの深みのある物になっていくかもしれませんが、私は、アニメ・マンガ・ゲームに今興味を持ってくれた人達に、そこを入り口として「日本はまだまだ奥が深いですよ!さあさあ、どうぞどうぞ!」と、ぜひとも日本の懐に深く招き入れていきたいのです。
(ゲーム的に言うと、ルーマニアの人が友達になりたそうにこっちを見ている…引き摺り込みますか?友達になりますか?という感じでしょうか)
3月のルーマニアの公演で、「日本が大好き!」と言う少年(小学校の3〜4年生くらいでしょうか?)に出会いました。独学で学んだという彼の日本語は、丁寧な言葉遣いでした。彼は、法螺貝を手にした時に「美しい」と、目を輝かせました。私は彼こそ、『美しい』と感じました。
今回開催する公演は文化交流とは言えないものかもしれません。とてもとても小さな点でしか無いかもしれません。
けれど、日本の方々にはルーマニアの息吹を。ルーマニアの奏者方には、更に深い日本を海外に発信していく。
そこに踏み出していきたい。その一歩となれば!と、念願しています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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