【5/12追記】情報解禁!! 4/22-23に宮崎で開催された「G7宮崎農業大臣会合」において、オーガニックファームZEROの有機米と有機野菜(にんじん、馬鈴薯)をG7各国の要人にご提供いただきました!! 詳細は活動報告をお待ちください。
私たちは、宮崎県新富町の有機米農家です。
農業一筋45年の有機米農家が、
有機米おにぎり屋新店舗オープンに挑戦します!
※本ページの最後に、挑戦者・宮本恒一郎本人が今の気持ちを手書きでお伝えしております。ぜひ最後までお読みいだけると幸いです。
*ごあいさつ
初めまして!
私たちは、宮崎県新富町でおにぎり屋を営む『有機米農家 おにぎり宮本』とそのサポートメンバーです。
2年前、町が遊休資産を活用してつくった新富町チャレンジショップ(下の写真)の第1号店として、2021年6月にオープンしました。
『おにぎり宮本』のオーナーは、20年にわたり有機農業に挑戦してきた宮本恒一郎です。2年前、農業一筋45年のベテラン農家がおにぎり屋を開くという(かなり無謀とも思える!?)挑戦に踏み出しました。ありがたいことに、お客様による口コミやローカルメディア各社に取材・掲載していただくことで、町内外に常連のお客様を獲得することができました。私たちは、スタッフを含め地域住民に愛される存在になった『おにぎり宮本』を存続させ、これからも有機米おにぎりを提供していきたいです。
◎チャレンジショップ卒業。新店舗で有機米おにぎり屋さんを続けたい!!
コロナ禍のスタートで苦難の連続でしたが、周囲の人々に支えられ、早くも使用期限の2年を終えようとしています。
私たちは、この度まもなくチャレンジショップを卒業します。そして、完全独立! これから新店舗を準備して、新たな船出を迎えます。
4月に入り、新店舗物件をようやく確保。想像以上にかかる改装費用に心折れそうでしたが、私たちは有機米おにぎりを通して皆様とつながっていくことを決心しました!!!
◎目指すは「農業の魅力を伝えるおにぎり屋」
実は今年3月、宮本恒一郎率いる『オーガニックファームZERO』は令和4年度農林水産省「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」において農産局長賞を受賞しました!
振り返ると、有機栽培を始めるも失敗の連続で何も収穫できないという時代がありました。それを乗り越えた今、ようやく努力が実り始めてきたところです。
「有機米だけでなく、有機農産物がもっと広まり消費者に選ばれるように」
「付加価値で農業経営を向上させ、持続可能な農業を後世に引き継ぎたい」
宮本恒一郎さんはおにぎり屋を通して、そんな農業の未来の実現も自身の使命と感じています。
こちらが、有機米「宮本」です。
炊き立ての有機米ごはんはつやっつやで、しゃきっとしていて。
立ち上る湯気は、なんとも言えないいい香り。
木枠を使い、
ふんわりと手際良く握られたおにぎりは、
一粒一粒が生きています。
土に、人に、環境にやさしく
有機栽培で育てられたお米を想うと、
ほおばる前から、もぅおいしい。
これが、私たちが愛して止まない
『有機米農家 おにぎり宮本』のおにぎりです。
◎有機米おにぎりと有機野菜の惣菜が並ぶ、テイクアウト専門店OPENをご支援ください!
新しくオープン予定の『有機米農家 おにぎり宮本』では、こんなお店を目指しています!
・有機米おにぎりのテイクアウト専門店
・有機野菜を使った手作り惣菜も販売
・ショーケースからパパッと選べる
・注文を受けて握る出来立ておにぎりもOK
・有機農家発信の農業情報に触れられる
個人で営む小規模店舗だからこそできる、オーダーメイドのサービスを提供します。また、コロナ禍でやりたくてもできなかったご飯の炊き方・おにぎり作り教室や食育にも取り組みたいと、スタッフ一同今からワクワクしています。
そんな新店舗オープンに向けて、現在準備を進めています。内装・外観の改装や厨房機器の準備など、想像以上に費用がかさみそうです。そのうち300万円を、クラウドファンディングを通して皆様にご支援いただけたらと考えています。
また、このクラウドファンディングを通して、有機米農家・宮本恒一郎の挑戦を伝えたい。「諦めなかったからこそ今がある」そう語る宮本恒一郎の人生をかけた挑戦について、これから紹介させてください。
●父と田んぼで過ごした幼少期
『オーガニックファームZERO』は新富町内の有機米農家。13年前に有機JAS認証を取得した田んぼにて、恒一郎さんや次男・貴倫(たかのり)さんほか家族が力を合わせて、コシヒカリ、夏の笑み、おてんと育ちの3種類の有機米を栽培しています。2021年から「宮本米」として、台湾への輸出も始まりました。
この地で45年にわたり農業一筋で生きてきた宮本恒一郎さん。
18歳のころに家業を受け継ぐかたちで就農し、当時は慣行農法(法律で認められた農薬、肥料を基準の範囲内で使う一般的な栽培方法)で米やサツマイモを栽培していました。
「田んぼや畑がいつも遊び場だった。稲刈りになるとコンバインを運転しながら、黄金色の田んぼで誇らしげだった父の姿を今も覚えています」
恒一郎さんの原点はまさしく、この“田んぼ”です。
●父の栄誉を受け継ぐ「宮本米」
実はそんなお父さんには、かつて昭和天皇にお米を献上したという輝かしい実績があります。恒一郎さんが小学生の頃、桐箱に詰めた「天皇献上米」をご両親が汽車に乗って上京し、皇居まで届けたそう。「宮本米」は、そんな由緒正しき流れを汲んだお米でもあります。
●持続可能な農業経営には“付加価値”が必要
父親と一緒に農業で汗を流しながら、次第にこれまでの「当たり前」に対する疑問を感じはじめます。
収穫量を増やすために化学肥料を与え、農薬で害虫を防除する。手間とお金をかけて良い作物をつくっても、市場に出せば安いものが求められる…
「自分たち農家は収量や売値ばかりを気にしていて、消費者の口に入るところまで責任を持てているだろうか」
「今のような農業を続けていたら、環境も自分たち農家も、持続していくのは不可能だ」
恒一郎さんの出した答えは「有機農業」でした。
環境負荷を減らした農業で環境にやさしく、消費者に安心安全なものをお届けする。自分の作物に“有機という付加価値”をつけることで、経営的にも持続可能な農業を目指す決心をしました。
これからの農業と消費者、次世代の若き農業の担い手のために。
●厳しかった有機農家への道
有機農業に取り組み始めたのは、恒一郎さん43歳の時。
有機農産物として市場に流通させるには、守るべきさまざまな規定があります。
米作りは88の手間がかかると言われるほど、多くの作業に労力を費やします。
慣行農法でも大変なのに、有機栽培では除草も一つひとつ手作業で行うため、気が遠くなりそうです・・・。
有機農業を目指し取り組みを始めてから10年間は、失敗の連続。
「枯らしたり虫にやられたりして売り物にならず、泣く泣く処分することが何年も続いた。あの時は本当にみじめな思いをしたよ」
それでも、諦めずに続けてこれたのは、なぜなのでしょう。
「みじめな、つらい思いを家族にもさせてしまいました。
『これがどん底なんだから、あとは這い上がっていくしかない。今に見とけよ』
そんな気持ちで、絶対諦めないと決めていました」
強い信念と強靭な精神力、家族への感謝の気持ちが、有機米農家への道をこじ開けたのです。
●2008年 有機JAS認定取得、2020年 アジアGAP認証取得
時には県外まで出向き有機農業仲間と交流したり、相談に乗ってもらったり。一進一退ながらも少しずつ有機農業のやり方を習得していった結果、有機JAS認証を2008年ついに取得することができました。
有機農作物に関する意識が高い台湾などへの海外輸出も視野に入れ、2020年にはアジアGAP認証を取得。その翌年4月には、『合同会社オーガニックファームZERO』を設立しました。
▲「合同会社オーガニックファームZERO」ブランドムービー
●お客様とじかに接するから伝わる、伝えられる
そもそもどうして農家にとどまらず、自らおにぎり屋に挑戦するのでしょうか?
オーガニックファームZEROの有機JAS認定圃場では早期栽培(通常より時期が早い作法)で米を収穫した後、空いた田んぼでニンジン、ジャガイモ、ニンニクを有機栽培しています。でも、お米も野菜もこれまでは有機農作物に関心の高い都市部への全量出荷でした。そのため最も身近な地域の人たちにその魅力を伝える場がなかったのです。
「自分たちが作った有機の米や野菜を、地域の人たちにも食べてもらいたい」
「健康志向の消費者や農家さんに、有機農業の魅力をもっと知ってもらいたい」
有機農家だからこそ伝えられることを、おにぎり屋を通して一人でも多くの人たちに伝えたい。恒一郎さんをはじめ私たちは、あふれるほどの伝えたい思いを胸に秘めています。
●チャレンジしたからこそ気づいたこと
有機農業に取り組みおにぎり屋を始めたことで、新たに気づいたことがあります。
◎地の利を生かした大きな「価値」
ZEROの圃場は新富町の海岸近くにあるため、黒潮の影響で暖かく、同じ品目でも他の地域より早く作物がつくれること。いち早く市場に出せるため、それも大きな「価値」になります。
◎新たなご縁の広がり
おにぎり屋という異業種をやることで、農業だけでは繋がれなかった人たちとのご縁が広がったこと。業種も地域も越境して、想像をはるかに超えたワクワクが広がっています。
人前で有機農業やお米について話すシーンも増えました。自信はなくともありがたく挑戦し、今ではずいぶんと自分の言葉で話せるようになった恒一郎さんがいます。
そして何より、「おにぎりおいしかったよ!」
その一言がどんなにうれしいか。チャレンジして初めて知る喜びでした。
未経験だった私たちが、有機米おにぎりでお客様の笑顔をいただけるようになりました。チャレンジショップの2年間があったからこそ、次のステップに進むことができます。
完全独立するこれからが本当のチャレンジです。有機栽培のおにぎりや惣菜の販売だけでなく、外に飛び出して食育や農業体験も企画しながら、農家と消費者をつないでいきたいです。
どうかご支援をよろしくお願いします。
(店長・倉永佑紀)
小さい頃から農業の姿しか見てこなかった父親が、64歳になろうとしている今、我が家で栽培した有機米や有機野菜を使った『有機米農家 おにぎり宮本』を開業する、大きなチャレンジに挑もうとしています。
「おにぎり文化をもっともっと広めたい」「有機農業を広めたい」「消費者の皆様と接したい」そんな父親のチャレンジ魂を理解し、応援していきたいと思っています。
(オーガニックファームZERO・宮本貴倫)
◎資金の使い道
新店舗は、新富町内の飲食店空き店舗を改装します。
クラウドファンディングでいただいたご支援は、その改装と厨房機器購入費用の一部に当てさせていただきます。
◎リターンについて
まず第一に、私たちの有機米を味わっていただきたいので、
●有機米「宮本」【2023年7月収穫の新米】(写真①/早期水稲の超早場米です)
●おにぎり宮本商品券(お近くの方、店舗ご利用いただける方はぜひ!)
●有機米「宮本」を使ったオリジナルパックご飯(写真④/できたての新商品!非常食にも!!)
上記3つを基本に組み合わせてご準備しました。
また、おにぎり宮本の豚汁に使っている有機野菜もあります!
●オーガニックファームZEROの有機野菜(写真②/有機栽培の人参・ジャガイモ・ニンニクをご自宅で!)
さらに、おにぎり宮本に欠かせない
●「キムラ漬物」さんのお漬物(写真③/天日干し大根をたっぷりのぬかで漬けた発酵食品!)
を組み合わせたセットもあります!
そして、届いたお米でおにぎりを作る際にぜひ使ってほしい
●おにぎり宮本焼印入り「おにぎり木型」(写真⑤/同じ町内の小田木工所さんに製作を依頼したオリジナル木型!)
付きのリターンもあります。親子でおにぎり作りを楽しんでくださったらうれしいです。
また、どのリターンにも
●新店舗「おにぎり宮本」店内にご支援者様のお名前を掲示
掲示するご希望のお名前(法人や団体名も可)で作成し、掲示させていただきます!
これから皆様と一緒におにぎり屋をつくり、農業の魅力発信を楽しんでいけたらと思っています。
高額にはなりますが、企業様や団体様にぜひご検討いただきたいリターンもご用意しています!
【あなたの名前がおにぎり宮本のスタッフシャツに!スポンサー応援セット】
【<現地集合・現地解散>おにぎり宮本のメンバーがご案内!新富町見学】
【宮本さんによる出張おにぎりワークショップ】
◎新店舗オープンは6/18「おにぎりの日」に決定!
5月31日、契約満了につきチャレンジショップを卒業します。
新富町役場や新富町商工会の皆様には大変お世話になりました!新店舗を軌道に乗せることで、少しでも恩返しをしていきたいです。
オープン日は、6月18日(日)を予定。なんとこの日は「おにぎりの日」というベストタイミング。
新店舗の進捗などは『有機米農家 おにぎり宮本』のInstagramで随時発信していきます!
*実施スケジュール*
4月28日 CAMPFIRE クラウドファンディング スタート
5月31日 チャレンジショップ卒業
6月9日 クラウドファンディング 終了
6月末〜 リターン発送スタート
6月18日 『有機米農家 おにぎり宮本』新店舗オープン!
◎最後に…挑戦者・宮本恒一郎から皆様へ
Go the distance!!
メンバーで力を合わせ、最後までやり抜く覚悟です。
皆様、どうか『有機米農家 おにぎり宮本』へのご支援よろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告】新米の発送準備スタートしました
2023/08/11 17:02こんにちは、おにぎり宮本親衛隊です!宮本さんとBBQ皆さま、暑い日が続いておりますが、体調を崩されていないでしょうか?宮崎は台風が直撃していましたが、何とか新米収穫は間に合い、無事に発送準備をスタートすることができました。梱包作業を進める宮本さんと仲間たちお野菜コースやお食事券などを選択いただいた皆様には、すでにリターン品の発送を終えておりますが、新米コースを選択いただいた皆様にはお待ちいただいておりました。新米の宮本米がずらり宮本米が積みあがっていく様子を見ながら、親衛隊も宮本さんもしみじみ。準備が整い次第、順次発送作業を進めてまいりますので、もう少しお待ちくださいませ。無事に心配発送準備をスタートできて宮本さんもこの笑顔新米のお届けをお楽しみに!また、おにぎり宮本のInstagramも適宜更新中です。こちら➡https://www.instagram.com/yukimai_onigirimiyamoto/ぜひ、フォローいただければ幸いです。===========================*有機米農家 おにぎり宮本*住所:宮崎県児湯郡新富町大字下富田3-31電 話:090-9719-2093営業時間:10:30〜15:00 ※おにぎりが無くなり次第終了定休日:毎週月曜日、及び第2第4日曜日===========================店舗おにぎり宮本も、お陰様でフル稼働中です。日によっておにぎりがなくなると早めに閉店となりますので、余裕を持ってのご来店いただければ幸いです。それでは新米のお届けまで、今しばらくお待ちくださいませ。引き続きどうぞよろしくお願いいたします(^^)/ もっと見る
【ご報告】町長も来店!お陰様で6/18に新店舗にてリニューアルオープン致しました
2023/06/22 15:49こんにちは、おにぎり宮本応援隊です!お陰様で、6/18(日)おにぎりの日に無事「おにぎり宮本」リニューアルオープン致しました!当日はあいにくのお天気ではありましたが、町内外はもちろん、全国からお客様がお越しくださいました。店長自ら愛情たっぷりおにぎりを握りますレジにはおにぎりを求めて行列が遠くは北海道から駆けつけてくださった支援者の方も!!本当にありがたくてもう胸がいっぱいでした(´-`).。oO店内にはもちろん、おにぎり宮本の新しい看板も♪ピカピカの新しいロゴ町内からはチャレンジショップ時代から応援してくださっている、新富町小嶋町長の姿も!!新富町の小嶋町長とおにぎりポーズここから、また沢山のお客様をお迎えし、笑顔で帰っていただけるよう精進して参ります。そしてそして…クラウドファンディングでご支援いただきました皆様のお名前は、カウンター上部にどどんと掲示させていただきました!北海道から地域別に支援者の皆様をご紹介南は沖縄までご支援いただきました改めて、こんなにもたくさんの方々に支えられて開店を迎えられたこと、感謝と感動で胸がいっぱいです。一部、お名前掲載を辞退という方もいらっしゃいましたので実際はここに乗り切らない支援者の皆様に支えていただきました。本当にありがとうございます。リターン配送に関しましては、お米や野菜の収穫など、旬の季節があるものに関しては少しお待ちいただく場合がございますが、どうか楽しみにお待ち頂ければ幸いです。おにぎり宮本は新富町で皆様をお待ちしております。もし、宮崎へお越しになることがございましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。今後の新商品開発もお楽しみに もっと見る
【6/18新店舗開店】新おにぎり宮本オープンします!
2023/06/17 17:20こんにちは、おにぎり宮本応援隊です。いよいよ明日、おにぎり宮本がリニューアルオープンします!!実はこの開店日は、、、「おにぎりの日」なんです!!( ´ ▽ ` )新しい店内はもちろん、新メニューもお披露目しますので、ぜひお近くにお住まいの方はお越しいただければ幸いです。=======================【新店舗リニューアルオープン】日程:6月18日(日)時間:10時半〜15時 ※売り切れ次第終了場所:宮崎県児湯郡新富町富田3丁目31番地========================ぜひ、お早めにお越しください。皆様をお迎えできることを楽しみにしております。 もっと見る
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