はじめまして!
道の駅きよかわ 駅長の三浦俊荘と申します。
バーチャル村民の募集ページをご覧くださり、ありがとうございます。
今回、皆さまには道の駅きよかわを主体として実施する、
農家と消費者をつなぎ、関係人口を増やす取り組み「サブスクまちおこし」を提案させていただきたく、このたび当ページを立ち上げさせていただきました。
改めまして、大分県豊後大野(ぶんごおおの)市清川町で「道の駅きよかわ」を運営しております駅長の三浦と申します。
1952年に豊後大野市清川町(旧・清川村)で生まれ、生まれも育ちの生粋の清川っ子でございます。道の駅には計25年携わらせていただいており、長年道の駅の運営に尽力して参りましたが、年齢も70歳を過ぎ、私自身、地域のプレーヤーとしてのゴールも間近に感じてきているところであります。
ただ、我がマチが直面する課題を目の当たりにしたとき、何かできないかと思案した結果、今回のご提案につながりました。
拙い文章ではありますが、最後までご覧いただけますと大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
まずは少し、我が地元である「清川」、そして私が運営している「道の駅きよかわ」の紹介をさせてください。
その名の通り、清らかな川と豊かな大地に囲まれた小さな村。
人口約1800人。農・林業が主幹産業ののどかなマチ。
豊かな大地、清らかな水、すがすがしい空気・・・
昔なつかしい日本の原風景があなたを迎えます。
そんなほっこりしたマチかと思いきや、
実は、アーチ径が日本一・二位の石橋が立ち並ぶ絶景スポットや、
樹齢1000年!日本最大のカシの木など、
あっと驚くようなスポットもたくさん。
先人が守り、育んできた歴史を肌で感じることができます。
そして、このような豊かな自然のなかでの農業に魅力を感じ、農業に熱中する人がいる。
そうして育てられた農作物を、消費者様により近い場所で提供したい。
そんな村人たちの想いが集まり、道の駅の前身となる直売所のスタートにつながりました。
最初のスタートは駅前の直売所。地域に支えられ32年。
道の駅きよかわは、平成13年4月28日にオープンいたしました。それまであった牧口駅(現・豊後清川駅)からの移転オープンという形でした。駅前の直売所は平成2年から、村のみんなで総力を結集して盛り上げてきたところでございます。
私たちの道の駅のコンセプトは「身土不二」
身土不二とは、身体と土は二つとあらず、
人間の体と土は切っても切り離せないという意味で、
人間の健康は四里四方にできた旬のものを食べると健康で長生きをするというお釈迦様の教えだそうです。
安心・安全な農産物の生産、何よりも化学物質による農業ではなく、
自然循環による農業に励むということで直売所設立以来のコンセプトであります。
前身である駅前の直売所スタートから数えて32年。
「農」のマチ・きよかわと共に歩んでまいりました。
地域の拠点として、様々な課題解決にも取り組んでまいりました。
道の駅の役割には下記のようなものがあります。
①地域振興の推進
②直売所を軸にした農業振興
③地域の情報発信
④防災拠点としての任務
近年の課題としては、やはり高齢化による「買いもの難民」が挙げられます。
田舎はどうしても車社会となっているところですが、免許返納をした高齢者は
なかなか買い物に出ることができない。買いもの難民となってしまいます。
その対策として、全国的にはあまり例がないと思いますが、
道の駅きよかわでは「移動販売車」の運行を開始しました。
同時に、地域支援サービスということで地域の高齢者のお困りごとを解決する、
「便利屋」的な事業も行っております。
微力ではありますが、このような形で地域課題を解決するべく
地域住民の方々、とりわけ道の駅の会員さまとともに
七転八倒しながら様々な取り組みに携わってまいりました。
気づけば髪の毛も真っ白に・・・(キレイな白髪ですねと褒められることもあります)
冗談はさておき、大好きな地元である「きよかわ」を盛り上げたい。
もっとたくさんの人々に清川を知っていただきたい。その一心で突き進んでまいりました。
その「きよかわ」が、今、ピンチです。
先ほども申し上げたところではありますが、全国的な例に漏れず、高齢化の波が押し寄せております。
農家がつぎつぎとやめ、野菜だけでなく、村自慢の特産物・クリーンピーチ(清川産の桃)の生産農家が激減しております。
自慢ではありませんが、20年以上、私はほぼ毎日出荷される野菜を見ています。農産物の量・質はもちろんのこと、それぞれの農家さんの表情に至るまで、生産者さんの状況を最も間近で見ている自信があります。
直売所はいつも野菜で賑わっているように見えますが、やはり農産物の出荷量は減少しているのが現実です。
野菜の質は落ちていません。ベテラン農家さんばかりです。
でも高齢化の波には勝てない。
このまま何もできないのか・・。無力感を感じる日もあります。
この状況で私たちに何ができるのか、考えてみました。
ベテラン農家さんたちは本当にたくさんの野菜を毎日生産しています。清川町の稲作・畑作総面積は現在44㎢で、中山間僻地ではあるものの、人口比でみると大分県内でも屈指の農業地帯です。
一方で、最近農家さんと話しているとこういう声をよく聞きます。
「70超えたら朝きちぃけん、百姓でけんなぁ」
「跡継ぎがおらんきぃ、集落も維持できるか心配じゃあ・・」
「まあこげぇあるけど、とりあえず頑張るで!」
農家さんたち、高齢ですがまだまだやる気はあります!
でも不安要素があることもヒシヒシと伝わってきます。
この状況で私たちができること、
それはこれまで以上に【生産者さまと消費者さまの距離を近づけること】だと思いました。
道の駅を長年運営している私たちだからこそ、できることだと考えております。
きよかわを共に盛り上げる、バーチャル村民を募集したい!
残念ながら、今のままでは地域の高齢化・人口減少は止められません。
ただ、実際に住んでいなくても地域に関わってくれる人さえいれば、地域は生き残れる。
そのため、バーチャルきよかわ村を起点とした「サブスクまちおこし」を提案させていただきたいと思います。
サブスクまちおこしとは、「地域(農家)が抱える課題」と「消費者さまのニーズ」を道の駅がマッチングすることにより、まず「きよかわ」という地域を全国の皆さまに知っていただく、その上で関係人口・交流人口を増やせる仕組みを生み出し、マチを活性化させていく試みです。
その第一段階として、サブスクまちおこしにご賛同いただける皆さまには「バーチャルきよかわ村」の村民になっていただきたいと思います。(バーチャル村民票もお送りいたします。)
皆で相談しながら知恵を絞って、リターンの内容も考えさせていただきました。
今回のクラウドファウンディングで、まずはリターンをお試しいただいて、気に入っていただければ今後もサブスク(定期購入)という形でご利用いただけるよう展開してまいる予定でございます。
少しだけでもいいので、ぜひ一度内容をご覧いただければと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。
よくぞここまで、されど今から
一滴の水が
集まれば流れとなり
やがてその流れは川となって大海にそそぐ
小さな村で産声をあげ人々の夢を乗せた
小さな船
自信と確信をもって船だして32年
これからも
とどまることの知らないこと船は
ここに集う心を乗せて 夢と希望にむかってゆく
あなたの「ふるさと」になれれば、これ以上に嬉しいことはありません!
今回の企画は、道の駅としてまずは地域のモノ・ヒトを知っていただきたい。
その上で、この「きよかわ」という地域を少しでも感じていただきたいと考え、企画しました。
興味をもってくれた人には私たちの地域に訪れるきっかけになってほしい。
人口減少に歯止めをかけることはできません。
でも、地域の「関係人口」は増やすことはできる。
関係人口が増えれば、マチは生き残ることができる。
私事で恐縮ですが、この「きよかわ」を皆さまと一緒に盛り上げていくことができればこれ以上嬉しいことはございません。
"いつかはあなたの「ふるさと」に。"
この言葉をキーワードに、これからもたくさんの人に愛される地域づくりに携わって参りたいと考えております。
私も努力を惜しみません。
いちど、「きよかわ村」の村民になってみませんか?
皆さまの村民登録、心よりお待ちしております。
拙い文章でしたが、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
有限会社ふるさと物産館 夢市場
道の駅きよかわ
代表取締役 三浦 俊荘
<本プロジェクトのスケジュールについて>
◆2023年6月15日 クラウドファウンディング終了
◆2023年7月中旬以降 リターン発送開始
※リターンが8月以降となるものは下記となります。
・規格外野菜のお送り(8月・10月頃の予定)
・清川産の新米のお送り(11月頃の予定)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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