みなさまこんにちは!プロジェクト”MOONRAKERS”です。
コラボレーションプロジェクト「MACKINTOSH PHILOSOPHY」with「MOONRKERS」。
途切れることのない多くの応援をいただいており、改めまして心より深く感謝を申し上げます。
ほんとうにありがとうございます!(涙)
英国伝統のデザインと日本の先端技術というある意味真逆の存在でありつつ、お互いに「自分の分身」を見つけたかのように感じた今回のコラボレーション。
みなさまに正しい組み合わせであったと言っていただけているようで、ほんとうに嬉しく感じています。
ご期待に応えられるよう、引き続きがんばってまいります。
そして本日は、圧倒的人気を博している「MOON-TECH® Jacket(ムーンテック®ジャケット)」の「テーラリング技術」について、ページではお伝えしきれなかったその詳細を共有させていただきたいと思います。
「MOON-TECH®」は厚みはそれなりにあるものの、Tシャツにも使われる薄手の「カットソー」素材です。
よって、わたしたち「MOONRAKERS」では、そもそもこれをジャケットに使うという発想がありませんでした。想像も出来なかった・・・というのが正直なところです。
しかし、「MOON-TECH®」を見た「MACKINTOSH PHILOSOPHY」の見解は全く異なりました。
その反応は、「この素材を使えばいままでにないジャケットが出来る。自分たちのテーラリング技術でそれをやってみせる。」というもの。
わたしたちは正直その話を半信半疑で聞いていました。
しかし、出来上がったジャケットを見た瞬間・・・わたしたちは正直驚嘆しました。
そこには美しいシルエットで、まるでそれ専用の素材でつくられたような美しいイージージャケットが生まれていたのです。
そしてその羽根が生えたようなエアリーな軽さ!柔らかな着心地!そしてもちろんそれは「MOON-TECH®」の過剰なほどの機能性と、取り扱い利便性を保ったままに・・・です!
それはほんとうに驚き以外のなにものでもありませんでした。
キャンプファイヤー限定販売の当プロジェクトの目玉として設定した「MOON-TECH® Jacket」。
その商品には、下記のような美しい「テーラリング技術」が含まれています。
まず、商品として最も目立つ「ラペル」部分。その美しい膨らみ感のある仕立ては特筆ものです。
そして、品位を左右するラペルのステッチは素材の特性やコンセプトを活かし、あえてAMF(手縫い風)ステッチではなく、0.7cm巾のマシンステッチでクールな機能感を表現しています。
カジュアルシーンはもちろん、ビジネスシーンでも使いまわしの効く仕上がりです。
そして着用時にシワになりにくく、洗濯を行っても崩れを抑制する縫製仕様もプロが見ればわかる工夫の凝らされたものです。
「カットソー素材」にどうしても発生しがちな胸元の「シワ」。
それは、カジュアルシーンではともかく、ビジネスシーンではだらしなさ感じさせてしまうものです。
今回、「MOON-TECH® Jacket」ではその問題を解消するために、見返しの裏側をアームホールまで伸ばして連結する仕様を採用しています。
若干わかりにくいので図解しますと、通常イージージャケットの見返しは上図のような仕様が一般的です。しかし、今回の「MOON-TECH® Jacket」では、上記仕様ではやはり「カットソー」素材の柔らかさから胸元に「シワ」が出やすい形となりました。
この問題を解消するために、「MOON-TECH® Jacket」では下図のような形で見返し部分をアームホールまで伸ばし連結し、胸元に「シワ」の入りにくい二重構造としています。
そして、実行した「こだわり」はもう一つあります。
それは「織物」とことなり構築的なシルエットが出にくい「カットソー」素材で、立体的なシルエットを出すための「ダーツ」。
襟裏に隠れ通常の着用時には見えない部分です。
しかし、この「ダーツ」がこの「場所」に、この「長さ」で、この「運針」で存在することが、どれだけ商品を美しくするのか。
ぜひその素晴らしい「テーラリング」技術をご覧いただければと思います。
彼らが当たり前のように語る「テーラリング技術」。
しかし、それはまさしく積み重ねた伝統からしか生まれないほんとうに素晴らしいものです。
素晴らしき伝統の技術に裏打ちされた「こだわり」。そしてそこからくる「美しさ」。
ぜひ、ご体感いただければと思います。
プロジェクト”MOONRAKERS”