ゼミ指導教員の簗瀬康(やなせこう)です。
応援していただいている皆様方には心から感謝申し上げます。
また、いつも活動報告を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は「なぜ簗瀬が国際学会発表のサポートをすることに決めたのか?」
その理由をお伝えしたいと思います。
約10年前、私が大学院生だった頃のことを思い出します。研究に対して一所懸命取り組んでいましたが、正直に言うと、研究にはあまり面白さを感じませんでした。毎日がストレスに満ちた日々で、我慢しながら進めていました。
研究を始めて2年目になると、やっと研究が完成し、アメリカで行われた研究発表の機会を手に入れました。アメリカリハビリテーション医学会という学会でした。私はひとりでアメリカのテキサス州にあるダラスという街へ行きました。学会の4日間、一流の研究者たちと交流する中で、最新の研究についての講演を聴いたり、私の研究に対するアドバイスをいただいたりしました。
当時、大学院時代の研究室では私の取り組みや研究について褒められることはほとんどありませんでした。しかし、アメリカの学会では「面白い研究だね!」や「また来年の発表を楽しみにしているよ!」といった嬉しい言葉を沢山いただきました。久しぶりに学ぶことに前向きになり、「新しい発見をして皆に伝えたい!」という気持ちが湧き上がりました。
この学会がきっかけとなり、今は大学教員として楽しく研究を続けることができています。
私にとって、「国際学会への参加は人生を大きく変える貴重な経験」でした。
このような経験から、私のゼミの学生たちにも同じような経験をしてもらいたいと思い、サポートすることに決めました。
ほとんどの学生にとって、今回のフランスは初めての海外経験となります。私はゼミの大切な学生たちが素晴らしい経験をすることができるように、本プロジェクトに全力で取り組んで参ります。
プロジェクト終了まで残り2週間余りとなりましたが、
ネクストゴール達成のために引き続き頑張って参ります。
今後ともご支援&周りへご周知をしていただけると、とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。皆様方に心から感謝申し上げます。
簗瀬康