私のこと•愛犬ラナのこと
今、この記事を書くにあたり、ザッと自分の半生を振り返ってみると、実に様々な業種をこなしてきたな…、と思う。
高校卒業後は、家が貧しく、そして次女である私に進学という道は無く、地元の工場で三年間働きました。その後、歯科材料の営業、歯科助手、コンビニのバイト、医療事務、アパレル店員、街頭のティシュ配り、外貨両替、そして衛生士へ。
これらの仕事は私を大きく成長させてくれた気がします。
なぜなら、本来の仕事の意味を考えた上で自らのステップアップのために今、こうして活動をしているからです。
私は2018年に千葉県いすみ市に移住してきました。その前の年に社会人学生をやりながら、国家資格である「歯科衛生士」の資格を取得。
晴れてこの地で衛生士になりました。衛生士としてクリニック勤務のほか、地元の老人ホームへ訪問し口腔ケアを担当しています。
ありがたいことに環境にも恵まれ、何不自由なく働かせていただいております。(歯科衛生士業務と本プロジェクトは一切関係はございません。)
…そこへ、一匹のゴールデンレトリバーとの出会いが私の考え方を、そして運命をも変えたのです。
ゴールデンレトリバーのラナは4歳の時に、当時同棲していたパートナーと一緒に里親としてお迎えしました。
前の飼い主さんの躾も、そして個体としての性格も非常に良く、ラナは素直で可愛い男の子でした。
人間の都合により全ての環境が変わっても、飼い主を信じて、そして与えられた自分の環境に満足し、いつも笑顔でいました。
ワンちゃんも顔に性格が表れると思います。
ラナのお顔は、男の子なのに少し垂れた優しい目、(よく女の子に間違えられました)、そして本当に表情が豊かな子でした。
私が写真をたくさん撮ってたので、いつの間にか作り笑顔も覚えました。笑
ボール遊びが大好きで、毎日のようにキャッチボールをしました。嬉しそうな笑顔です。
はい、こちらは作り笑顔ですね。
おうちの目の前が一面田んぼ!
田んぼのあぜ道もお散歩コースでした。
タオルや洋服を巻き巻きされて
ちょっと迷惑そうなラナ。笑
そんなラナは、2023年一月末に、突然この世を去るのです
心臓に悪性の腫瘍ができ、それが肺にも無数に転移。
おかしいな?と病院で受診をしてから、
わずか三週間でこの世を去りました。
呼吸が苦しく、酸素濃縮器をレンタルして
闘病生活も頑張りました。
火葬前の最期の姿。
享年8歳でした。
ラナからのインスピレーション
仕事でつまずいた日。
プライベートで嫌なことがあった日。
期待していた通りにならなかった日。
イライラすることがあった日。
どんな嫌なことがあった日でも、ラナに会うと元気をもらえました。穏やかな気持ちに戻れました。
それはなんでだろう?と、
ある時真剣に考え、気付いたことがありました。
それはラナは、素直に生きているから。
「計算も打算も建前も駆け引きもない。」
人間は、無意識に自分にとって安全な場所、安全な立場、もっと言うと優越感が得られる立場を求める。
それが故に素直になれない時がある。
私たちの社会はすべてと言っていいほど対人関係で出来ている。
対ヒトとの立場、優劣を無意識に模索し、より安全な立場を獲得し保持しようとする。
仕事場、夫婦関係、友達関係、親子ですらそうと言える。
ラナには、まったくそれがないんだ…。
計算や打算がないのに、こんなに私に会って喜ぶってことは相当私のことが好きなんだ…と感動すら覚えました。
だから一緒にいて心地が良い。
むしろ、「励まされてる感」や「味方でいてくれる」という感じがする。
そして
無垢さは、”神聖さ”さえ感じる。
そんな考えから、自らを顧みたとき、
毎日を、如何につまらないものにしているかは自分自身なんだ、と言うことに気付いたのです。
そして、愛してる人に愛を伝えること、感謝を伝えることの意味や、そこで起こるパワーを真剣に考えるようになるのです。
なぜアクセサリーなのか?
現代では、ファッションの一部として捉えられる装飾品(ネックレス、指輪、イヤリング、ブレスレット、アンクレット)の歴史をたどると、もともと護符の意味や魔除けとして用いられていた。
そしてそこには、例えば、骸骨のモチーフを敢えて加え、「死を忘るるなかれ」(メメント•モリ)のような”想い”も込められたりしてきた。
私が作るアクセサリーには、ファッションという捉え方よりも、そういった”想い”を大切にしたい。
•Rana-Sutraのアクセサリーを身に付けてー 身を引き締める
•Rana-Sutraのアクセサリーをふとした瞬間に見つめてー 気持ちを切り替える
•Rana-Sutraのアクセサリーを身に付けた瞬間にー 『マインドセット』
「気持ちを切り替えること」「マインドセットをすること」のお手伝いができたら、それは私の本望だと思います。
仕事の本来の意味は、
「人のお役に立つこと」です。
これからの活動
天然石のリングをメイン商品として、真鍮、シルバーアクセサリーをインターネットにて販売していきます。
それと、別セクションとして死別したペットの遺骨や被毛を使って
『クレメーションジュエリー』
も展開していきます。
ペットも大切な家族の一員です。
愛するペットを亡くされた気持ちは、今の私には痛いほどわかります。
本当に辛いですよね。。。
そして色々な事情でペットとしばらく遠距離になってしまう方にも、
ペットの「被毛入りリング」はいいかもしれませんね。
資金の使い道
◆ホームページ、ロゴ作成費
◆機材、材料、梱包材等購入費
◆宣伝広告費
◆キャンプファイヤー手数料
◆リターン購入費
など
リターンについて
■御礼とともにラナの写真12枚(一緒に過ごした4年ちょっとの中から、1月〜12月の季節ごとの写真を抜粋します。)とエピソード添えてメールにてご送付 ¥2,000
■Rana-Sutraブレスレット ¥4,000
■Rana-Sutraオリジナルマグカップ ¥5,000
■Rana-Sutraオリジナルサコッシュ ¥6,000
■真鍮リング(天然石付き) ¥8,000
■Rana-SutraオリジナルTシャツ ¥10,000
■シルバー925リング ¥15,000
■ペットの被毛リング作成 ¥25,000
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。ラナが亡くなって現時点で2ヶ月ちょっとが経ちます。悲しみの波の間隔はだんだん長くなってはきましたが、気を抜くと、また一気に押し寄せます。
ラナが元気なうちは、まるで人ごとのように感じていたペットロスが、こんなにも辛いとは、本当に想像もしていませんでした。。。
ラナが亡くなって、しばらくは毎日のように泣き明かしていました。
ラナは私の世界の中心でしたので、中心がいなくなり生活のリズムを整えるのが大変でした。仕事前の朝の散歩や、おやつの時間を考えなくなるなんて・・・と、全てが感傷的でした。
そんな気持ちを切り替えたくて、作品作りを本格的にやり始めました。そこで遺骨や被毛を入れたリングが完成し、
気づいたら少し前を向けるようになっている自分がいました。
私にとって、Rana-Sutraとして活動していくことは、今までと変わらずラナを愛することと一緒です。
そして、ペットを亡くされた方のお気持ちに少しでも寄り添い、前を向くきっかけになれたらと思います。
一点一点想いを込めて、お作りいたします。
応援よろしくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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