ご挨拶
日本ろう者テニス協会 理事長 森本尚樹
皆さん、はじめまして。一般社団法人日本ろう者テニス協会 理事長の森本尚樹と申します。当協会は日本における聴覚障がい者(ろう者)のテニスの団体として、テニスを通じて聴覚障害者スポーツの普及・振興、強化等の活動を行なっております。
*「デフ」は英語の「deaf」で、意味は聴覚障がい者(耳の不自由な人)のことをいいます。デフスポーツは、未だに長期の海外遠征や合宿に参加するためには、遠征費用(大会エントリー費、宿泊費、交通費等)の大半を選手やスタッフが自己負担しているのが現状です。彼らのために「少しでも環境を変えていきたい」「負担をできるだけ軽くして、国際大会に集中してほしい」思いがあってこそ、本プロジェクトを立ち上げました。
🎾第3回世界デフテニス選手権について🎾
開催地 ギリシャ クレタ島 ヘルソニソス
世界デフテニスチーム選手権大会(ドレセ&マエレ杯)も兼ねて開催します。
大会期間 2023年9月23日〜10月7日
日本選手団 9月19日出国、10月9日帰国予定
参加選手12名 スタッフ8名 20名予定
参加種目 シングルス、男女ダブルス、ミックスダブルス、団体戦
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《出場選手紹介》
★親松直人 鹿島道路株式会社
デフテニスプレーヤーの親松です!
メダル獲得に向けて全力で頑張ります!是非応援のほう宜しくお願い致します!!
★今井悠翔 学校法人京都産業大学
前大会の成績よりも好成績を残せるように日々精進まいります。応援よろしくお願いいたします!
★菰方里菜 同志社大学
前回悔しい結果で終わった種目もあるので、今回はその悔しさをバネに1試合1試合を大切に自分の全力を出して頑張ります!絶対メダル取ります!
★鈴木梨子 専修大学
団体戦、個人戦共に金メダルを獲得し、結果で恩返しができるよう、全力で頑張ります!
応援よろしくお願いします!
★宮川百合亜 日本大学
今回初めての国際大会ですが、個人戦も団体戦も自分のプレーで周りの人達を魅了できるよう全力で挑んでいきます。 また、チーム一丸となり支え合いながら一戦一戦集中してメダル獲得に向けて頑張っていきます。 応援宜しくお願い致します。
★杉本千明 京都外大西高等学校
この度日本代表に選出されました、杉本千明です。初めての国際大会ということもあり、期待と不安でいっぱいですが自分の力を最大限発揮出来るように頑張りたいと思います。 皆様応援宜しくお願い致します。
★太尾 霞 東京女子学院中学校/立川ルーデンス ジュニアテニスアカデミー
世界に負けないプレーで勝つ!
★相原風城 常葉大学附属菊川高等学校/ブレスパティオテニスクラブ
前大会ではユース部門に最年少14歳で出場しましたが、圧倒的な体格・パワーの差で自分のテニスができず悔しい思いをしました。
あれから4年、日々練習してきた成果を発揮し一戦一戦全力で頑張ります!
日本代表として自覚を持ち、支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに、良い結果に繋げたいと思います。
応援よろしくお願いします。
★金子碧斗 東海大学
メダルとれるように頑張ります。
★村越一斗 明星高等学校/長居庭球場
世界デフテニス選手権の日本代表選手に選ばれた村越一斗です。 自身にとって初めての世界大会の為、不安もありますが、練習通りのプレーができるよう頑張ります! 応援よろしくお願いします!
★山本大駕 八尾市立南高安中学校/テニスラウンジ八尾
世界デフテニス選手権ユース部門に選出されました山本大駕です。
今回初めての世界大会で、不安や緊張などありますが自分の中の最大限のプレーができるように精一杯頑張ります!
今回の大会はプレー面で頑張るだけでなく、他の選手のプレーも見て学んで、また次の大会へ繋げていきたいです。
また、今まで支えてくださったコーチやスタッフの方、家族への感謝を忘れずに頑張っていきます。
応援をよろしくお願いします!
★山本蓮央 八尾市立南高安中学校/テニスラウンジ八尾
ピンチになっても諦めず逆転できるような試合をしたいです。
★高橋明弓 名古屋市立 菊井中学校/TIPS 金山
今回初めて世界デフテニス選手権ユース部門に出場させてもらいます高橋明弓です。 海外で試合することは初めてで不安と緊張でいっぱいです。 今までサポートいただいた皆様への感謝を忘れぬように精一杯頑張ります。 応援よろしくお願いします。
《スタッフの紹介》
★松下哲也 監督 ㈱富士通エフサス
代表監督として選手が存分に力を発揮できるような環境を作り上げて多数のメダルを獲得したいと思いますので、応援の程、よろしくお願いいたします。
★佐野村学 トレーナー 帝京大学
チームや選手の目標に向かって精一杯サポートさせていただきます。
★梶規子 トレーナー 日本体育大学
選手、チームの目標達成に貢献できるよう尽力したいと思います。
★村越太 ドクター 三和会永山病院
Don't think.Feel!
★伊久美礼子 手話通訳士
世界のレベルは高いですが、日本人の粘りで乗り越えましょう!選手が自分の最高の力を出し切れるようスタッフとして支えます!
★梶野耕佑 ユーススタッフ兼広報 ㈱住友電気工業会社
ユース選手のメンタルやケアなどをサポートし、
現地の情報を日本にしっかり伝えられるように精一杯頑張ります。
デフテニスの将来を担う選手への支援
手話通訳士 伊久美礼子
みなさん、初めまして。手話通訳士の伊久美と申します。私は手話通訳士として7年、日本ろう者テニス協会の一員として選手をサポートしており、たくさんの聞こえない子供たちと接してきました。その中で感じているのは、世間の障がい者に対する偏見は依然として根深い、という現実です。そのため聞こえない子供たちは聞こえる子供たちと比べてテニスを楽しむ機会が少なく、ましてアスリートになる機会など自分ではなかなか見つけられません。テニススクールに入りたくても障がい者であるがために門前払いされた、という悲しい話も何度か聞きました。しかし、その中で「聞こえないけれどアスリートとして頑張っている先輩たちがいる!」また、「その先輩たちを追いかけて一生懸命頑張っている聞こえないユースの選手もいる!」ことを多くの聴覚障がいを持つ子供たちに知ってもらいたいのです。また聞こえる人たちには、聞こえなくても普通にスポーツができるということを理解していただきたいのです。しかし、聞こえない人達のスポーツ大会は世間ではまだまだマイナーであり、9月にギリシャで開催される世界選手権の出場選手・スタッフへの国からの補助金は足りず、自己負担額が非常に重く、出場に二の足を踏む状況に至っております。クラウドファンディングで支援金を集め、選手たちが遠征費の心配をせずに試合に集中して多くのメダルを獲得してもらい、これからの社会を担う聞こえない子供たちにスポーツの楽しさとアスリートになる夢を持ってもらいたいと切に願っております。
指導時は手話と口話を使って指導します。しかし、手話がわからないジュニアたちは補聴器または人工内耳を付けて近くの手話通訳士の声を聞いています。聴覚障害と一口に言ってもコミュニケーションは様々あります。
🎾デフテニスとは🎾
デフテニスは音の聞こえない中でプレーを行っていることが最大の特徴です。
聞こえない耳を補助する補聴器や人工内耳を付けながらプレーする者、補聴器をつけずに全く聞こえない状況の中でプレーする者と、同じ聴覚障がい者であっても耳の聞こえ方が異なることから、プレースタイルも人それぞれです。
聴覚障がい者は一般の聞こえる人に交じって試合に出ることもありますが、特にデフリンピックや全国レベルの聴覚障がい者のテニス大会では補聴器の使用が認められていません。聞こえる人の場合は相手側のテニスボールの打球音、ダブルスではパートナーの掛け声などの音を頼りに状況判断しながらプレーすることができます。しかし、補聴器を使用しない聴覚障がい者は、プレーすべての判断を目に頼らざるを得ないため、最初の1歩がどうしても遅れがちになったり、聞こえる人と同様のプレーをすることができません。そういったハンディを乗り越えるため、ダブルスではパートナーの特徴やプレースタイルをより理解し、またパートナーと十分なコミュニケーションを図りながら戦術などを共有しながらダブルスのローテーションなどを確立させていく必要があり、聞こえる人に比べてスムーズなローテーションをするために倍以上の時間を費やす必要があります。聞こえないというハンディの中、強化合宿などにおいて、練習を重ねに重ねてダブルスのパートナーとの絆を深めることで聞こえる人と遜色ないプレーができたときは何とも言えない喜びを感じます!
🎾2025年11月デフリンピック日本開催🇯🇵🎾
2022年9月10日の国際ろう者スポーツ委員会総会にて、開催都市が東京に決定しました。日本での開催は、アジアエリアでの開催は2009年台北デフリンピック以来4大会16年ぶり。1924年に第1回国際ろう者競技大会がフランスのパリで開催されて以降、1世紀を迎える記念大会とな ります。2025年11月15日から11月26日までの12日間、競技は東京都の他、福島県、静岡県、の計3都県で開催される予定。
🎾デフリンピックとは🎾
2021年に東京で行われたオリンピックやパラリンピックは記憶に新しいと思いますが、皆さん「デフリンピック」はご存知でしょうか?障害者のスポーツの祭典と聞くと「パラリンピック」を思い浮かぶ人は多いと思うのですが、実は聴覚に障害をもつアスリートはパラリンピックに参加していません。そのかわり、「デフリンピック(Deaflympics)」という4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための国際総合スポーツ大会に参加しています。
デフリンピック公式ロゴ
デフリンピックは2001年に国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て「ろう者(Deaf)+オリンピック(Olympics)」の造語で「ろう者のオリンピック」という意味を持つかたちで現名称となりましたが、第1回大会は1924年にパリで開催され、世界でオリンピックに次いで2番目に古い国際総合スポーツ大会となっており、実はパラリンピックよりも歴史がある大会です!(パラリンピックは1960年に第1回大会が開催されました) 「なぜ、同じ障害者なのに聴覚障害者はパラリンピックに出場しないのか。」という疑問を持った方もいると思いますが、パラリンピックよりも歴史があることや手話を使うなどのコミュニケーションの取り方に違いがあること、またデフリンピックの独創性を維持するという理由でパラリンピックに参加・合体するのではなく、伝統あるデフリンピックを継承するかたちで大会を存続させています。
🎾デフリンピック2025メダル獲得する為、
優位の順位を獲るには世界デフ選手権大会において世界ランキングを上げるために最も大事な視点🎾
世界ランキングや試合というのは、自分をどう上げるかという観点もありますが、一方で、今の自分の実力を表したものであると見ることもできます。世界デフテニス権大会の試合に出場していると、順位がつくと、順位を上げたくなります。デフテニスの最高峰2025年デフリンピック東京にメダル獲得する為には、世界ランキング優位の順位に立たなければならないことから個人ポイントを稼ぐために、世界デフテニス選手権大会に出なければなりません。デフリンピックに向けた強化選手と次世代選手を送り出し、選手たちが目指すのは、2025年デフリンピックです。耳の聞こえない世界で、自分自身と向き合い、国際大会へ挑戦する選手たちを一緒に応援していただけませんか?
資金の使い道
【必要経費】
航空券(一人当たり)
35万円
ホテル(一人当たり)
シニア選手 56万円 (約3週間)
ユース選手 11万円 (約1週間)
現地経費 20万円(昼食、飲料など)
【国庫補助金充当分】
エントリー代
個人 115,000円
チーム 57,500円
保険 12万円(団体)
国内交通費 約30万円
キャンプファイヤー手数料(17%) 170万円
合計 953万円
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターン品発送準備終わりました。
2023/11/23 09:51大変お待たせしました!「2023年世界デフテニス大会でメダルを」のリターン品発送準備が終わりました。今日発送し来週辺りには届くので、届くまでは楽しみにしてください。応援や支援して頂きありがとうございました。今後とも応援をよろしくお願いします。 もっと見る
無事に到着しました。
2023/10/14 13:3710月7日(日)ナショナルチームは21日間にわたり、世界デフテニス選手権大会と世界デフテニスチーム選手権大会に参加し、本日、ギリシャのクレタ島から無事に帰国することができました。今回の遠征は、私たちにとって貴重な経験となりました。これを今後の活躍に繋げていくため、引き続き努力を重ねてまいります。お出迎えいただきまして、誠にありがとうございました。 もっと見る
世界デフテニスチーム選手権大会にて、史上初!世界一の座に
2023/10/06 23:4610月6日デフテニスの女子チーム決勝戦が行われ、日本代表チームがイタリア代表チームと対戦しました。女子シングル2では宮川選手が6-0、6-0で完勝し、女子シングル1でも鈴木選手が6-0、6-1で勝利しました。さらに女子ダブルス(オープン)を行い、菰方・杉本組 6-0、6-0で勝利この結果、日本代表チームはイタリア代表チームに勝利し、デフテニスの世界大会で初めての優勝を果たし、世界一の座を手に入れました。チームの選手たちの名前は、菰方里菜選手、鈴木梨子選手、宮川百合亜選手、杉本千明選手です。この快挙を称え、デフテニスを応援する全ての方々に感謝します。また、選手たちからコメントを頂く予定でございますので、お楽しみにお待ちください。改めて、日本代表チームの快挙に対して心からおめでとうございます もっと見る
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