クラファンラスト10日!!
いよいよラストスパート!目標の70%まで達成しました!!
残り僅かですが最後まで頑張ります!!
さて、本日は我々 “ 生活文化同人 ” が毎年開催している
『 大平生活塾 』についてお話します!
毎年8月に2泊3日大平宿に集まり、囲炉裏を囲んで昔ながらの生活をしながら、建物の調査や、修理の活動をしています。
今年も8月19日~21日と活動をしました!
△現地調査の様子
今年は、各建物の実態調査に重きを置き活動をしてました!
△皆で同じ釜のご飯を食べます。
ここで今年の参加者の声をご紹介!
●新井聡 / 生活文化同人代表(埼玉県/建築士)
毎年訪れる大平ですが、今年は長期的な大平の保全と建物調査ということで、劣化状態を詳細に見ることができました。今回の調査で放置できない箇所が多く確認されましたが、同時にこの数年はしっかりとしたメンテナンスが行われていることも確認できました。建物や場所への関心と大平の重要性が認識されていることを示す素晴らしい兆候です。地域の歴史的な建造物や風景は、その地域のアイデンティティや文化的な価値を象徴しています。それらを適切に保全し、維持することは、次世代にその豊かな遺産を受け継ぐ手段となります。建物調査を通じて、劣化の進行状況や修復が必要な箇所を詳細に把握することは、将来の計画と努力の指針となるでしょう。また、メンテナンスの実施が確認できるということは、地域コミュニティや関係者の協力や意識向上があった結果でしょう。これにより、その場所の歴史や魅力が認識され、大平の重要性が広がっていくことが期待されます。地域の人々が自身の遺産に誇りを持ち、保護することは、文化的な継承を支える一翼を担っています。
●猶木彩笑 / オリジナルグッズデザイン(東京都/建築)
4回目にして、初めて激しい天気の大平に当たりました。大雨のときは、水路の水かさが増して、色は茶色く濁っているのですが、晴れるとすぐに澄んだ水に戻ります。優秀な、ろ過機能に驚かされました。
●淺田なつみ(東京都)
大平生活塾に参加したのは、今回が3回目でした。のんびり、いろりの周りでごはんを食べる時間がとても良かったです!焼きナス入の大平鍋が格別でした。
●張本美晴(学生)
自然や火、他人と共に暮らすような、現代の日本ではできない体験ができました。昔の日本の生活や、日本家屋への理解が深まったと思います。
●海東壱子(東京都/建築士)
猛暑から解放されて、気持ちよく過ごしました。下紙屋さんの縁側に座ってスイカを食べながら道を眺めました。畳もきれいでした。雨が降る景色や、囲炉裏に陽が差して煙や湯気が浮かび上がるのを見ると、大平宿に来た気持ちになります。今年はお猿やカエルも見られて満足です。
●黒栁文子 (神奈川県/南信州生まれ)
今年の生活塾は、建物調査が活動の中心。建築家の方々は担当の家の調査に1日中大忙し。建築素人の私は「留守番」と称して、縁側で爽やかな風に吹かれて昼休み、極楽!極楽!みんなで揃って夕食の準備。今年参加された「竈名人」、さりげなく観察したので、来年は自力で竈ご飯炊きに挑戦できそう。酷暑の下界から脱出して、大平の涼しさを再認識。真夏に布団をかけて安眠できる絶好の避暑地でした。この環境を維持したい。
●西岡麻里子(神奈川県/建築士)
クラファンへの挑戦と飯田市から委託の各棟調査という、近年にない大きな課題を抱えた今年の大平生活塾。今年、どこまでやれるか?は、これからの生活文化同人の進む道にも影響する大きな課題です。先頭にたつ若い人を支える気持は皆、変わらないと思います。今年は同人と生活塾の活動を初めて!リアルタイムで世の中に発信した、記念すべき年になりました。発信者のみなさまは忙しい中、お疲れ様です。ありがとうございました。数年前に比べると、畳も流しまわりも綺麗になり、風の通る居心地の良い室内になりました。現地管理者の広瀬さんたちの地道な管理、清掃にも本当に感謝しています。流しまわり、囲炉裏、広間が一体になった下紙屋さんの間取り、使いやすさを感じました。大平の保存が1歩前進するかも、という淡い期待が少し濃くなりました。前進しますように祈ります!
来年も開催予定です!伝統建築や、集落について学びたい方はもちろん!
古民家や昔の暮らしに興味のある方など、建築関係でない参加者も大勢います!
是非!ご興味のある方はご参加ください!
興味のある方は
生活文化同人の公式ホームページをご覧ください!
■ 生活文化同人 HP
https://sb-doujin.jimdofree.com/