遠くに見える茶色の屋根白の建物が被災を免れた小学校です。
2週間が経ちました。50%のご支援ありがとうございます。心より感謝申し上げます。引き継ぎ頑張ります。田老町に行ったお話しの続きです。
85歳の父と84歳の母と引っ越した盛岡市から生まれ故郷 宮古市田老町に親戚のお仏壇にお参りに行って参りました。車の運転が大好きな父も宮古街道が快適に整備されたとはいえ途中大雨だったりとかなり体力消耗したはずです。
もう最後になるかもと言う事で親戚7箇所にお供え物を持ってご挨拶です。
その最後に訪れたのは叔母の支援マンション。
防波堤が見える景色ですがとっても狭くて
切ない気持ちになりました。最後にまた来るからねとご挨拶してドアを閉めて振り返ると懐かしい小学校が見えました!高台だがら流されずに残ってたんです。
思い出しました!タイムカプセルをあの校門の右側に埋めたはず。背丈が130cmぐらいオレンジ色、ラグビーボールのような楕円形の形をしたタイムカプセル。すぐに市役所に勤めている同級生 正浩君に連絡しました。
児童会長は正浩君 このタイムカプセルの係は副会長と私。副会長は残念なことに亡くなりました。当時 100年後に掘り起こす!と言う内容で埋めました。100年先では誰もこの事を覚えている人がいなくなってしまいます。今 宮古市長様にご支援のお願いとオープンの許可を得ているところです。なぜこんなに熱い思いを私が持っているか。小学校3年生の時に書いた作文が入っているはず。『将来の夢 私は患者様に優しい歯医者になります』と書いた記憶があります。当時 母は忙しく子供の歯磨きは子供任せ。小さい町ですから歯医者さんは総合病院の中に一軒だけ。しかも私にとってもはとっても怖い先生。泣きながら通ってました。私が歯医者になったらみんなにもっと優しくしてあげようと子供ながらに思っていました。
その作文がタイムカプセルの中に入っている!このクラウドファンディングの原点が入っている!
この絵本が完成したら歯に対する意識が変わり子供ちゃん自ら歯を大切にする習慣を身につけてほしい。健康で元気な歯でいっぱいになりますように。
宮古市長様に思いが届きますように。
酒井暁美の活動報告でした。