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瀬戸内海の限られた資源を後世に!今までにない邦美丸の『受注漁』を岡山から全国に!

私たちは、岡山県玉野市の胸上という地域で漁師をしている「邦美丸(くにみまる)」と申します。私たちが行なっている「受注漁」とは、注文のあった分だけ魚を獲って、それ以上は獲らない!という珍しい漁のやり方です。瀬戸内海で漁業を営む私達は、地方から漁業界を変えていくきっかけになりたいと思ってます!

現在の支援総額

1,331,500

133%

目標金額は1,000,000円

支援者数

134

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/05/19に募集を開始し、 134人の支援により 1,331,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,331,500

133%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数134

このプロジェクトは、2023/05/19に募集を開始し、 134人の支援により 1,331,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

私たちは、岡山県玉野市の胸上という地域で漁師をしている「邦美丸(くにみまる)」と申します。私たちが行なっている「受注漁」とは、注文のあった分だけ魚を獲って、それ以上は獲らない!という珍しい漁のやり方です。瀬戸内海で漁業を営む私達は、地方から漁業界を変えていくきっかけになりたいと思ってます!

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持続可能 の付いた活動報告

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今日、いよいよクラウドファンディング最終日。たくさんのご支援ありがとうございます5月19日、日経新聞さんの取材で事前に質問を頂いていたのでその回答を嫁とまとめていた。そこで出てきた質問がこれからの新時代への一歩となるのかもしれません。『なぜ受注漁は広がらなかったのか?誰もしようとしてこなかったのか?』この質問に僕たちの中で衝撃が走った。色々と話し合いしてると話は脱線してそこで辿りついた事が受注漁の有効活用だ。——————————————ここからは夫婦の妄想話だ——————————————今までは個人規模の漁師さんの何かのキッカケになればと考えていたが、いや違う、受注漁はそんな次元では収まらない。人数が増えれば増えるほど、規模が大きくなればなるほど、漁師は働きやすくなり、フードロスも抑えられる。そして安定供給ができる。自然界に受注生産を取り入れただけのシステムだか、これが日本の水産業を変える一手になるはず。自然相手の仕事、特有の弱み『安定供給が出来ない』しかし、プロの漁師達が集まれば不安定から安定にかわり、むしろ強みに変わる。個人が変われば、まわりがかわるまわりが変われば、組合がかわる組合がかわれば、組織がかわる組織がかわれば市場もかわる市場が変われば流通がかわるそこまで変われば日本は変わっているはず日本が変われば国が変わる!(妄想おわり)と夫婦で脱線して夢物語で盛り上がってしまいました!この盛り上がった日からクラウドファンディングをスタートしました。あれから42日間、ご支援、ご声援ありがとうございます。もの凄くパワーを頂いてます。ご支援して頂いたかた方が少しでも鼻が高くなるように『えっへん』と言えるように頑張ります。さて質問でもあったようになぜ出来なかったのか?ここについて師匠達に話しを聞きに行きました。『興味はあるけど、(時間的に、体力的に)そこまで出来ない』興味はあるのだけど、今まで獲ることに命をかけてきたから、スマホも触れないくらい、他の事は何も出来ない状態です。そんなの勿体無いですよね⁉︎せっかくの技術があるのだから、受注漁を上手く活用出来れば僕たちより、もっと操業時間が短くなるだろうし。受注が出来ないのなら、そのままで良い。僕達がかわりに売ってあげて少しずつ受注漁に巻き込んでいけたら、、、もう組合ぐるみで変えれるじゃん!、、、、って、また夢物語をついつい語ってしまった笑生産者は獲るプロだけど、僕みたいに言葉にするのが苦手。僕はそんな人達の、声を代弁していこうと思う。代弁が出来たら、きっと救われる人も出てくるはず。僕は日々、こうやって言葉の練習と喋る練習をしている。彼らの築き上げた凄さにまずはスポットが当たって欲しい。受注漁の裏側に彼らの技術力がある!以前までは、そんな先輩方への感謝の気持ちも忘れて『そんな時代が終わった』『そんなのは、もう古い』など、今、思えば、先輩をリスペクトしてない言葉を吐いてきた。しかし僕はそんな事はもう言わない。先輩の漁師さんたちを巻き込んで一緒に新しい時代を築き上げていく。これが邦美丸の描いてるキレイゴトだクラウドファンディング締切6月30日23時59分まで


温故知新
2023/06/27 20:19
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美保です。※写真は、ばぁちゃんと父さん「"見て分からんもんは聞いても分からん"と、じぃさんは漁の仕方なんか教えてくれなんだ。」父さんが話してくれました。海には道がない。それどころか、海の中がどうなっているのか、どこに岩があるのかも見えない。全感覚を総動員して、山の位置と自分の位置を覚え、想像力を働かせながら体で記憶していく。生きるか死ぬか、常に命の危険と隣り合わせだから教えなかったのか。教えられなかったのか。自分で感じろと。(先先代のおじいと、もっと話しておけば良かった)しかけ一つにしても毎日が実験で、それをしなければ漁師としてメシが食えない。だからこそ、技術を磨く事だけを考えて生きてきたと父は言う。次第にたくさん魚が獲れるようになると、母さん、嫁、子供、他の漁師から褒められた。それが唯一の喜びだった。この人達の技術は、思考回路は、宝だ。現にそんな先輩漁師達のおかげで、私たちは今日も船を出せている。今当たり前に目の前にある"それ"だって、先先代が、先代が、必要は発明の母だと、試行錯誤した結果生まれたもの。便利さを与えてくれたから、次の世代から新しい発想が生まれ、進化した文化を作っていける。(これは漁業だけではない)今度は私たちが、今直面している問題について考える番。具体的には、"資源を守る"ということ。次世代に、魚を食い逃げした!と言われないために。先先代が悲しまないように。と同時に、先輩漁師が活躍できる場も考えていきたい。受注漁は、「おめーらじゃけんできる」「そんなん夢物語じゃ」と言われてきた。でも今は、「羨ましい」「わしの魚も売ってくれ」と言われるようになった。先輩が体力の限界で、漁師であることを諦める前に、私たちにはやるべき事がある。次世代には受注漁のノウハウを伝え、先代と協力し、資源を守りながら漁を続けていくこれは、全世界に共通して言えるのではないか。先代と協力し、手を取り合い、発展していくそんな世の中になれば、ちょっと素敵じゃないですか。夢物語だと笑われるかもしれないけど、邦美丸は目指します。クラウドファンディング残り3日!!