現在の吉祥寺GORILLAの状況とプロジェクト意義

吉祥寺GORILLAは2019年に旗揚げした演劇団体です。2020年はコロナ禍によって活動の一時休止を余儀なくされ、2022年の第5回公演「茶の間が水浸し」では第三者による脅迫によって全８ステージ中７ステージを中止するなど大打撃を受けましたが、お客様や関係者の皆様に支えられて活動を継続し、ついに吉祥寺シアターでの公演が決定しました。

劇団の目標の一つを達成できる嬉しさ反面、私たちはこの公演を成功させるための資金力と宣伝力が足りないという難問にぶつかりました。

公演を成功させるということを突き詰めて考えた時、私たちは今回だけでなく今後の公演につなげていくため、「たくさんの若い人たちに見てほしい」と考えました。昨今、コロナによって部活動やサークル活動に制限がかけられ、またチケット代の高騰から、若い人たちが演劇と出会い親しむ機会が激減しています。

私たちは将来の作り手やお客様が増えていくことを願い、[U-22]という料金枠の年齢を今回は[U-25]まで広げ、チケット価格も3,000円から2,500円に引き下げることを決定しました。また、演劇部・サークルの学生に本公演の招待券を100枚送付する予定です。

私たちはこの公演を足掛かりに、年に2回程度の継続した演劇活動を行っていきます。その中で、MITAKA "Next" Selection選出、定期的に吉祥寺シアターでの劇団公演を行える団体を目指します。戯曲賞やコンクールへの応募も行い、好評だった作品を地方で再演するなど武蔵野市を拠点にしながらも全国的な活動へつなげていく予定です。そして、丁寧な脚本と劇団員の個性を活かした演出で堅実なドラマ作りを継続的に行なっていきます。

以上を踏まえ、今回は劇団史上初のクラウドファンディングではありますが、目標金額を100万円とさせていただきました。いつも応援してくださる皆様のお力をお借りして、若い人たちのチケット代補填・公演準備費に充てさせていただきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします！

資金の使い方

・U25のお客様のチケット代補填
・演劇部・サークルの学生向け招待券分のチケット代補填
・ご支援へのお礼のためのグッズ制作費、送料
・舞台美術費用
・宣伝、制作費用
・出演キャストへの謝礼
・CAMPFIRE手数料

吉祥寺GORILLA 第7回公演『お待たせしました』

あらすじ

交通事故にあった根津は、気が付くと空港にいた。
そこは現世とあの世をつなぐ空港。ゲートに引っかかった根津は、鶴見という女性に話しかけられる。やり残したことを解消したときにゲートを越えて、向こう側に行けるらしい。
うまく生きられない人による、うまく生きられない人のためのコメディ。

北海道にある新千歳空港をモチーフに作る完全新作。
吉祥寺GORILLAを観たことある人もない人も楽しめる作品を目指しています。劇団過去最大規模の公演にご期待ください！

吉祥寺GORILLA公式HP

✈CAST
平井泰成(24/7lavo)
山下真帆
一嶋琉衣(yhs)
日下麻彩(常民一座ビッキンダーズ)
長友美聡(：Aqua mode planning：)

以上、吉祥寺GORILLA

榎本悟(シアターキューブリック)
岡野優介(クロムモリブデン)
河村凌(猿博打)
黒沢佳奈(火遊び)
小島あやめ
中野亜美
村松ママンスキー(劇団鋼鉄村松)
渡邉とかげ(クロムモリブデン)

✈日替わりゲスト✈
アンゴラ村長(にゃんこスター)
杏奈(カラスミカ企画)
鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
神野剛志
鳥居志歩
星秀美
魔都
森崎真帆

✈TIME TABLE✈
受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前を予定しております。
6月
2日(金) 19:00(杏奈・魔都)
3日(土) 14:00(アンゴラ村長) ／19:00(鍛治本大樹)
4日(日) 12:00(神野剛志・鳥居志歩)／16:00(星秀美・森崎真帆)

✈TICKET✈
前売・当日共 / 全席指定 / 税込　4/14(金) 20:00 発売開始

一般                               4500円
U-25(要年齢確認)            2500円
高校生以下(要年齢確認)   1000円

 予約フォーム

※ご予約時にGETTISへの会員登録(無料)が必要となります。
※当日券の有無、上演時間は事前に劇団 Twitter にてお知らせいたします。

✈吉祥寺シアター✈

武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅徒歩5分。

劇場への行き方

※車いすでのご観劇を希望の際は事前にkichijojigorilla@gmail.comまでご連絡ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

リターンについて

ご支援くださる方へのお礼として、以下のリターンをご用意しました。

※6000円コースのみ、5/30をもちまして締め切らせていただきました。ご支援いただいた皆様、ありがとうございました！

・「お待たせしました」デザインポストカード
フライヤーと同デザインのポストカードです。

・BANANA NO KAWA特別編
吉祥寺GORILLAのラジオ「BANANA NO KAWA」。初めて劇団員全員で収録したものをお届けします。
吉祥寺GORILLA「BANANA NO KAWA」

・「お待たせしました」ポスター
フライヤーと同デザインのポスターです(3万円コース・10万円コースではキャスト全員のサインが付きます)

・「お待たせしました」設定資料集
作・演出の平井隆也のノートや稽古写真など、「お待たせしました」の裏側を盛り込んだ特別資料です。

・アニマルアクキー
劇団員のモチーフアニマル7匹の集合アクリル製キーホルダーです。デザインは劇団員の山下真帆が担当します。
※下記画像は製作途中のデザインのため、使用やデザインは変更になる場合があります。

・吉祥寺GORILLAステッカー
本クラウドファンディング限定の劇団名ステッカーです。デザイン作者は永谷ちゃづけ(てにをは/poco)さんです。
サイズ：64mm×64mmを予定

・過去公演DVD

旗揚げ公演からの6作品を円盤化！

「くるっていきたい」と「グロサリー」は記録映像のため、画質も悪く、大変見にくいものになっております。ご了承ください。

   旗揚げ公演「くるっていきたい」

　第2回公演「グロサリー」

　第3回公演「誰か決めて」

　第4回公演「溺れるように走る街」

　第5回公演「茶の間が水浸し」

　第6回公演「夜鳴く鳥は朝に泣く」

・過去公演デザインポストカード
過去６作品のデザインポストカードセットです

・レンタルなんかする隆也
平井隆也を半日レンタルできます。お話したりご飯を食べたりしましょう。
※交通費その他レンタル時にかかる費用はご支援者様負担となります、ご了承ください。
※レンタル内容は法律の範囲内でお願いいたします。
※他の劇団員が付き添う場合があります。

スケジュール

6月2日(金)〜4日(日)　「お待たせしました」本番
6月14日(水)　クラウドファンディング終了
9月下旬頃　リターン品発送予定

劇団プロフィール

主宰・平井隆也が成蹊大学劇団円想者の卒業生と一緒に２０１９年６月に結成した演劇団体。現在の劇団員は、平井隆也、平井泰成、中村緋那子、山下真帆、一嶋琉衣、日下麻彩、長友美聡の7名。劇団員の多くが他団体と並行所属をしている。東京・吉祥寺を拠点に活動しているが、公演会場は別の町ばかり。

旗揚げ公演『くるっていきたい』では女子プロレス団体の興亡、
第２回公演『グロサリー』ではスーパーを中心に起きた殺人事件を描いた。
第３回公演『誰か決めて』で太宰治『人間失格』をモチーフに現代の若者を描き、佐藤佐吉賞２０２１優秀脚本賞を受賞。
第４回公演公演『溺れるように走る街』では深夜ラジオをモチーフに初めての群像劇に挑み、
第５回公演『茶の間が水浸し』でキャスト数２０名の過去最大規模の作品に挑戦。

作品の特徴としては、過去と現在の対比を用い、辛い状況にある人間が自意識や真面目さゆえに狂いきれない姿を描く。
また、平井隆也が多くの現場で得た知識と経験を活かし、作品作りを行う。
演劇は、あくまでも俳優と一緒に作るものだと考え、俳優から出たアイデアを積極的に取り入れながら創作を行う。

平井隆也プロフィール

北海道出身。1995年10月5日生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。劇団円想者出身。脚本家、演出家、演出助手。劇団円想者欅祭公演、三年連続演出担当(毎年1ステージながら150名以上を動員)。第3回公演『誰か決めて』佐藤佐吉賞2021優秀脚本賞を受賞。石澤希代子さんと参加したAPOFES2022で『震える私の心の音』が観客賞を受賞。
クロムモリブデンやFunIQ、ＫＰＲ／開幕ペナントレース、すこやかクラブ、劇団競泳水着など多くの団体のスタッフとしても活躍する。
持ち前の顔の大きさと独特な愛嬌で、あらゆる劇場に出現するゴリラである。

最後に

吉祥寺GORILLA主宰・作・演出を担当する平井隆也です。ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
吉祥寺GORILLAは2019年6月に3人で旗揚げしました。もう少しで4年になります。今では劇団員は7人になり、各々の活動の幅も広がってきました。しかし、今まで何度も劇団を辞めようと思いました。もう公演は出来ないのかもしれないと思いました。コロナ禍、公演中止、資金力不足、問題は多くありました。それでも、多くの人の支えがあって、続けられました。感謝の想いでいっぱいです。そして、それを今後も作品でお返し出来たらと考えています。
演劇には多くの関わり方があるのが良いところだと私は思います。キャスト、スタッフだけでなく、お客様がいないと演劇は成り立ちません。さらに今回は支援者という形で皆さんに関わっていただきたいです。過去最大規模の公演を皆さんと一緒に作り上げていきたいと思います。
少しでも応援していただければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。